はじめに

【更新・追記】 02/21[ミシン工房] 02/19[日曜工房] 02/11[お気に入り] 01/23[LC/80] 01/12[つぶやき

240125a_

【今月の画像】 背景を暗黒にして観察試料だけを浮かび上がらせる「暗視野」という観察手法で撮影した[珪藻プレパラート]だが、今回初めて その暗視野の光源制御を行うコンデンサー装置(と言っても、レンズに漆黒のマスキングを施すだけ)を手製で試してみた。ところがこれの写りが想像を超えるすばらしさで、これまでのカメラ撮影の中で最高クラスの出来映えになった。

2024年2月21日 (水)

コンパス:懐かしい文具

06_ 240137_ 生地に円のチャコを引きたい時のコンパスだが、鉛筆用となると小学生用の文具になるようだ。

中学生の時には鉛筆芯のものを、大学生の時には烏口のものを、そして社会人の時にはロットリングのものを使用していたが、どれもどこかへ消えてしまった。

そう、図面はCADの時代になってから、コンパスを使用することがなくなった。現在でも、円の型紙はCAD出力印刷で行うので、生地に直接チャコで円形の線を引くことはないが、この鉛筆用のコンパスがあれば手軽で便利な時もある。ということで、子供の頃を懐かしんで商品を注文した次第だ。

・・・つづく(もどる

2024年2月19日 (月)

エアーブラシ:エアーガンより使い勝手が良い

07_ 240134a_ エアーツールのうち、コンプレッサー、補助タンク、エアーガン等は「アネスト岩田製」のもので揃えているが、エアーガンはよほどのことがない限りあまり使用していない。

一度使用するとエアーガンの洗浄に大量の溶剤を使用するので、その処理のことを考えるとよほどの広い面積でない限り、工具の塗装程度であれば刷毛塗りがほとんどだ。

そこで、刷毛塗りの感覚で使用できる「エアーブラシ」を注文した。標準ノズルの0.3mmのものだと、模型を塗装する際に使用するタミヤ製のものが信頼性
に優れるようだ。何でも、ダブルPhoto_20240220142901 アクションタイプが一般的とのことだが、トリガー方式のエアーガンとは勝手が違うようだ。

これだと、塗料および溶剤に無駄が少なく室内でも比較的安全に塗装ができそうだ。専用ホースとエアーフィルターの必要最小限の付属品で注文してあるが、その他の洗浄用品はエアーガン用のもので兼用できると思う。

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★ ホビーとしての塗装ならばエアーブラシが万能かも
エアーガンによる比較的面積の広い塗装作業を思い出すと、2t仕様のフロアージャッキの全塗装くらいで、微妙なオレンジ色を調合する必要からのもので、それ以外ではほとんど市販のスプレー缶で事足りる。

エアーガンが5cmから10cm幅での散布なのに対して、エアーブラシは1cmから数センチの直径範囲での塗装が可能だ。その分だけ対象物に接近して作業が行えるので塗料の消費効率が格段に高い。つまり、無駄な塗料の噴射量が少ないということだ。

以上のことは使用する前からわかっていたことだが、実際に使ってみるとその違いの大きさには驚く。そして、塗装の失敗が圧倒的に少ないことを始めて知った。

これまでのエアーブラシに対する考え方は、いわゆるグラデーションを多用する筆としてのツールと見なしていたが、無論それは正しいのだが、単一塗装の小規模スプレーガンとしての使い勝手については、実際に使用してみないとわからないことが多かった。

結果として、単一塗装のツールとして、小物の塗装が対象の場合には、ほとんどがこれで対応できるのではないかとさえ思える。と言うか、なぜ今までエアーブラシを試そうとしなかったのかが疑問でならない。

思い返してみると、昭和の時代に流行ったトラックの荷台に奇抜な絵をエアーブラシで描いたものを見た時に、この描画方法に対して生理的な違和感を抱いたことからの偏見があった気がする。

その偏見とは、小学生の頃に銭湯で見かけたみごとな彫りものの背中をついイメージしたからだと思う。そういうことから、筆者はグラデーションというのが性に合わない。

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240136_ ★ エアーフィルターの効果
エアーブラシを使用する場合は、圧縮空気源は小型コンプレッサーなので、それほど大した水分は発生しないかと思っていたら、装着してみるとわずかながら水滴がエアーブラシフィルターに溜まるようだ。

とにかく、吐出空気に水分がわずかでも混入すると塗装が台無しになるので、エアーフィルターは必須のようだ。エアーガンのものに比べるとおもちゃのようで安価なものなので、「家庭用」となっていることからも、ある程度の消耗品のような気もする。

このフィルターをエアーブラシのノズルに装着すると持ち手の安定度が良く、特にダブルアクションのレバー操作がやりやすくなる。おそらくそれを見越して製品設計がなされているのだろうと思う。

・・・つづく(もどる

2024年2月16日 (金)

一時保存(最新3件)

2024.02.16
★ MWSさんのHPで紹介されました
本ブログの「今月の画像」と手作り暗視野コンデンサーによる「珪藻プレパラート」の画像記事のことをMWSさんが紹介してくださいました。おかげで始めて方も含めて本日のブログページビューが一挙に増えて緊張しております。もとより自身の備忘録代わりで、このように沢山の方に読まれることを想定していませんので、難解な記事に出会しても突っ込まないでくださいね。

2024.02.15
★ 「日曜工房」に珍客が現れる
本日も「菜切り包丁の研ぎ直し」を軒先で行っていたら、小学校低学年の男の子が何かと質問してきた。最後に何故そこまで大変なことをするのかと問われたので、思い通りに包丁に造り直せるのが楽しいことなのと、これで気持ちよく調理ができておいしいおかずがいただければ、家族みんながもっと幸せ感を味わえるのだと言うと、素直に「わかった、勉強になった、ありがとう」と言い去っていった。

2024.02.14
★ ブラウザーのキャッシュをクリアー
本ブログのページ表示枚数は多く、過去1年間分くらを一気に閲覧できるようにしている。これは管理人が備忘録代わりに使用していることもあるためで、そのことでブラウザーのキャッシュ消費量が結構大きくなり画像表示が乱れることがある。この時には、キャッシュをクリアーすることでこの現象を回避できることがわかった。閲覧者の方々へ参考になればと思いここに書き添えます。

2024年2月11日 (日)

デメルのチョコレート:今年もこの時期がやってきた

02_早々に届いた息子の嫁からのこの時期恒例のプレゼントだ。細君にはうけるプレゼントの中身のようだが、筆者は食べ物においては素材にはこだわるが、加工物にはあまり興味がないので、「チョコレートは明治」の鈍感世代だ。と言うことで、これらのうちいくつが私の口に入るかが問題だ。240132_昨年の「チョコレート」もそうだが、これらの高級チョコレートを口にできるまでには、発展途上国のカカオ農園での過酷な労働の原産環境が前提になっているわけで、農業の工業化は結局は貧富の格差を助長する結果になっている。

大学の同級生の一人は、晩年には地元の四国へ戻り酒造メーカーの酒米を地域で栽培して、根菜類も自給自足を基本にそれ以上の収穫物を出荷している。日本の農業は太古より時給自足が原点にある。

・・・つづく(もどる

菜切り包丁の研ぎ直し:50年以上経過して錆びがひどい

07_ 240120_ この種の包丁をきれいに修復する動画をユーチューブで見かけるが、筆者は子供のころから古い大工道具をおもちゃ代わりに砥石だけで何日もかけて修復することの楽しみを経験している。

さて、今回は調理棚の引出しに革袋に包んで仕舞われている細君の包丁セットの中の1本で、この菜切り包丁だけが何故か極端に錆びていたので早々に手入れをすることになった。

先日導入した「ベルトグラインダー」を使用すれば、これまでの「20mmエアーベルトサンダー」よりも正確な荒研ぎができそうなので、早々に試してみようと思っている。その後はひたすら砥石との格闘になるが、その時点でなければこの包丁の基本性能がわからない。

もとよりセットものということは、あまり高級品とは思えないが、一応「堺産の手打ち製品」との袋書きがあり、学校で一括注文したものらしいので、まんざら粗悪品ではないとの推測だ。これらの経緯を踏まえて、まずは数時間の作業で切れ味の素質だけを確認してみる。その時点で鋼の性能が悪ければ、それなりの仕上げで元に戻すことにしよう。

もしも、今後とも十分使用に耐えうる製品と見極めがつけば、全体を鏡面風の仕上げまで再生を試みて是非とも日常使いの包丁の1本に加えることにする。その際の研磨工具は各種の品々を取り揃えている[日曜工房]なので、時間さえあれば問題なく目的は達成できる。

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★ 包丁全体の反りを修正して、錆びの深さを確認する
軟鋼の背部分を打ち直して、全体で2mm程度の反りを修正することから作業を開始する。この反りの原因は不明だが、もしかして製品完成時の比較的初期の段階で発生していた可能性もある。背から刃先にかけての断面方向裏側の削ぎ落としも若干甘い気がするが、薄刃なので概ね現状の形で問題ないのかもしれない。

刃渡り17cmの標準の菜切り包丁は細君の手にはやや大きい。そこで、刃渡り15cmに先端をカットして刃付けのやり直しも予定している。その際に、断面方向裏側の削ぎ落としにもう少しメリハリを付けておこうかと考えている。

これまで一度も研いだことにない使用頻度の少ない包丁のようで、その代わり刃こぼれがほとんどないのは、後段の成形研磨作業がかなり楽になる。問題は深い錆びを落とすのにどれだけの研磨が必要かどうかで、そのあたりはやってみないとわからないが、研ぎ代が十分ある形なので思い切って研磨してみようと思う。

反りの修正と、錆落としにベルトサンダー#400による下準備が終わった。ただし、錆びの深さの10倍ほどの平面寸法を削り落とす必要があるので、全体的に刃渡りだけではなく、幅も微妙に細くなっている。つまり、0.1mmの傷を消すために全体を研磨すると、刃先が1mm後退するということだ。

この時点で刃先のある程度の硬度と粘りがわかった。おそらく一般的な鋼の性能と思われるので、次に砥石の荒研ぎで概ね満足できる切れ味の予測ができると思う。今回はこの先の砥石による刃付けを行う前に、最終的には包丁全体を鏡面風の研磨まで対応できるように、#400の研磨面を#600から#2000で筋目が薄くなるまで整えておくことにする。

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★ 刃渡り15cmに先端をカットする
約2cmほと包丁の先端をグラインダーでできるだけ発熱しないように慎重にカットして、先端の刃付け部の研磨も同時に行っておいた。これで概ね包丁の仕上がり姿が整ったわけだが、断面方向裏側の削ぎ落としと同時に表面の錆びによる傷あとをピンポイント的に#400ディスクグラインダーで発熱に気を遣いながら削り落とす。

刃先の曲線を滑らかに修正して、後段の刃付け研ぎの下準備を整えながら、ディスクグラインダーによる研磨の歪みを、手作業で#600耐水ペーパーをかけながら平滑にする。これが極めて根気のいる作業だ。機械による#400と手作業の水研ぎ#600がちょうど同じくらいの研磨仕上がりというか輝き具合のような気がする。本日はこの中途半端な状態で作業を中断してきた。その間、約2時間を要した。

この先#400機械研ぎと#600水研ぎの繰り返しでで全体の歪みを平滑にできれば、あとは#800、#1000、#1500、#2000の水研ぎ重ねることで、鏡面仕上げの下地がほぼ終了する。今回は刃付け砥石の作業の前に、全体の鏡面風の仕上げのためのコンパウンドバフかけまでを先行させておこうと思っている。

上記の作業までを[日曜工房]で済ませておけば、あとの砥石での刃付けは自宅において暇に任せて行えば良い。この際には特別な治具は必要ないので、ひたすら砥石台と根比べを経れば目的の菜切り包丁の修復が完成すると思う。

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★ 昔ながらの腕カバー
24115_ 研磨作業の時には必須の「腕カバー」だが、これまでは使い古しのウインドブレーカーで、袖部分の粉塵汚れと巻き込み事故を予防してきた。しかし、今回のように大量の金属粉塵が舞う作業では、洗車用の「防水エプロン」と「腕カバー」をするのが良いかと思った。ということで、[日曜工房]で定番の腕カバーを注文した。

作業用インナーでいつも利用している「おたふく製」でこの腕カバーを検索してみると、始めて知ったが驚くほど安価だ。まさか片方だけの価格ではと疑うが、そんなことはないだろうと、未だに半信半疑で商品の到着を待っている。

これがおしゃれなポリエステル/ナイロン製のスポーツアームカバーになると、価格は一挙に5倍以上が普通だ。縫製手間は同じなので、スポーツアームカバーは素材とデザインのバラエティーを確保するためだけで、かくも高価になるのだろうか。

・・・つづくもどる

2024年2月 9日 (金)

老松棗(なつめ):風変わりな茶道具を見つけた

02_ 240131_ 棗(なつめ)ということだが、抹茶の風味を閉じ込める構造とはほど遠い簡易なふたで、しかも器の形状が広くて浅い。筆者はお茶のお手前とは無縁なので、別の使い方をしようと思い買い求めた。

開閉式のふたの片方を開けると、人差し指が器の底まで届く具合なので、何か摘まめるようなもの、たとえば豆菓子などを入れても良いかと、いい加減な軽い気持ちで注文した。

もっとも、塗の仕上げが美しいので、使用目的が定まらなくても日々眺めていても楽しい、というずぼらな気持ちも否定できないが、未使用在庫品が思ったよりも安価で販売されていたので、かわいそうになり引き受けた次第だ。

・・・つづくもどる

2024年2月 4日 (日)

立体マスク:今では外出時の必需品

02_ 240127_ 新型コロナ感染が騒がれて国内のマスクが欠乏した頃は、[ミシン工房]で製作してもらった立体マスクで2年間ほどを切り抜けてきた。

細君は今でもこのマスクがお気に入りで、ガーゼ生地の掛け心地のよい紐が伸びきってしまうまで何度も何度も洗濯して再利用していた。

さて、市販マスクの流通が通常にもどった1年前からは、「カウネット」で注文する立体マスクが、今では外出時の必需品になっている。これは口元から外した際に折りたたむような仕舞い方ができるので、その点でも衛生的なところがよい。

冬場ではこのマスクのおかげで顔が暖かいので、本来の目的以外で必需品になっているようだ。と言うことで、本日もまた3箱を注文したところだ。

・・・つづくもどる

2024年1月30日 (火)

手製暗視野コンデンサー:ハネノケコンデンサーをマスキング

07_24002d_
ガラス細工を列べたような画像だが、暗視野コンデンサー装着の顕微鏡で観察した[珪藻2種]と[バルバドス産放散虫]のプレパラートになる。お正月休みの「暇つぶし」にもう何十時間眺めているだろうか。

特に、昨年末にMWSさんより新たに購入した左下の[バルバドス産放散虫]のプレパラートは眺めていていつまでも飽きない。

画像にしてしまうとコントラストの階調がベタになってしまうので、その分だけ感動が薄れる。これらの試料は筆者なりの「お宝」なのだが、当然ながら肉眼では見えないまるで塵のようなものだ。

これらのプレパラートはもともと透明なガラス質の試料なので、顕微鏡の照明操作による光の回折現象が作用してか、想定外の発色を楽しむことができるらしい。筆者はまだそこまでの観察経験を積んでいないので、手持ちの暗視野コンデンサーをあれこれと操作するくらいだ。

ただし、暗視野コンデンサーは光源の何分の一かを制御して試料だけを浮かび上がらせる手法なので、貧弱な光源だとどうしても光量不足を生じるように思う。

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240126_ 今回は、MWSさんの記事に習って、ハネノケコンデンサーのレンズに漆黒マスキングを施し、手製の暗視野コンデンサーを試してみた。

漆黒マスキングは[ミシン工房]のφ16㎜、φ15㎜、φ14㎜皮抜きポンチで、1㎜厚のゴムシートを打ち抜いて制作してあるが、いずれ紛失しそうなのでそれぞれの予備もぬかりない。

ゴムシートをレンズにただ置くだけの暗視野時のコントラストだが、これまでの暗視野コンデンサーよりも良い結果が得られたのは不思議だ。

また、解像度もハネノケの方が上のようで、こうなると変な話だがあえて暗視野コンデンサーを用いることもない気がしてきた。今回は1600×1600の解像度で貼り付けてみたが、当然ながら明視野コンデンサー相当の分解能が感じられるのが心地よい。

全体の色合いも若干の変化が出た。どちらかというと、こちらの方が自然な感じがするのと、色数も多いようだ。そして、この手製暗視野コンデンサーの方がカメラ写りが良い気もする。

240125a_ つまり、目視と拡大画像のギャップが少ない。おそらく、「Nikon 1 V3」で撮影した中で一番満足できる撮影だと思う。最近のカメラ撮影はカメラレンズ(標準18.5mm)のAE/AF機能をフル活用して、目視のフォーカスと同じものが楽に撮影できるようにしているためだ。

「Nikon 1 V3」を使用しているのは、USB経由でPCモニターによるライブビューが可能なニコン製アプリケーションを使用するためだが、ほとんどの撮影はカメラ本体で済む。

従って、その場合には何故か※3台ある「Nikon 1 J4」でも撮影品質はほぼ同等だ。しかし、まだ十分な発色を得るまでには至らないので、試行錯誤は延々と続く。

※Nikon 1 J4は2台までは予備の確保のために準備したのだが、その一台でCマウントリレーレンズ経由のダイレクト撮影時に、マニュアル撮影設定のミスを故障と勘違いして、もう一台確保した結果合計3台になっている。

・・・つづくもどる

2024年1月25日 (木)

デジタルマイクロスコープ(1):Dino-Lite 本体

07_ 240119a_dinolite 昨年の夏に購入した「工業用デジタルマイクロスコープ」だが、間に合わせで用意したスタンドがあまりに貧相で使い勝手が悪かったので、本格的な観察をまだ十分に試していない。とにかく実体顕微鏡のスタンド並みの安定感のあるものを今なお探している。

さて、久々に眺めてみて(PCに接続してみて)ひまをつぶしているが、1280×720の解像度は扱い易い。カメラ本体に内臓されている照明のみの撮影だが、外部照明を併用すればなお美しい画像が得られる。

時計の風防ガラスからの若干の反射があるのと、縁石の透明感が全く再現できていないのは落射照明の特徴のように思う。斜め横からの部分的な透過照明を併用させれば縁石がもっと自然に輝く気がする。とうことで、デジタルマイクロスコープはスタンドを含めてまだ完全に使いこなしていない状況なので、この先もまだまだ試行錯誤が続く。

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★ アオドウガネ
240122_ 集合住宅の集会所にある鉢植えの中に、夏場に侵入した「アオトウガネ」の残骸を見つけた。手に取ると羽根がポロリと落ちたのでこれを持ち帰ってデジタルマイクロスコープで撮影してみたが、凸部分での照明の反射の加減で全体が均一な色合いには写らない。

実体顕微鏡での目視の方が照明反射の具合が自然で立体感があるのは当然だが、その時点で撮影を思いつくと三眼仕様ではないので、カメラの設置等の段取りに切り替えなければならない。

その点では、立体感の被写界深度はまあまあだが、右手でモニターの画質調整を確認しながらの撮影はとにかく手軽でよろしい。これはやはりズーム操作とフォーカス合わせを左手で安定して行える堅牢なスタンドがほしいところだ。

アオドウガネの羽根の輝きもきれいだが、子供の頃に母方の実家で夏休みを過ごした時に、「玉虫」を捕獲したのは感動的だった。夏休み明けの課外活動報告資料にこれを教室の後ろに展示したが、思いのほかだれも興味を示さなかったことを覚えている。

当時は自宅にカメラもなかったので、記録を残すのは写真館での家族写真程度のもので、その分だけ記憶が鮮明に残るのかもしれない。あの「玉虫」はどこへ行ったのだろうか。

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2024.02.04
★ デジタルマイクロスコープのスタンド
理想的にはφ50mmブラケットを持つ工業用デジタルマイクロスコープのスタンドがほしいところだが、その場合でもφ50mm→φ35mmのブラケットの改造が必要になる。何にしても改造の手間が発生するのであれば、実体顕微鏡のスタンドにφ35mmブラケットを取り付ける改造も同じなので、そのことも考慮してスタンドを探している。

しかし、一般的にはφ76mmのブラケットがついた実体顕微鏡のスタンドに、φ35mmブラケットを後付けする改造はかなり困難を極めるのは、ほとんどのスタンドではブラケットの取り付けしろが確保できない。ちょうどこのあたりに、オプション落射照明用の開口があるためで、初期の実体顕微鏡スタンドであれば何とかとも思うが、ボルトのかかり代が微妙な気もする。

240128_ そんな時に、「e-Bay」の商品でリングブラケットではないタイプの実体顕微鏡スタンドを見つけた。この型番をもとに国内でそれに該当するものを探したところ、「e-Bay」での価格の1/5で偶然に購入することができて、現在はその商品の到着を待っている。

オプションの落射照明も付属していて、電源装置が内蔵されたスタンドの寸法は、今年になって入手したニコン製の実体顕微鏡「SMZ-2B」のスタンドとほぼ同じだ。まあ、右のイラストをみれば、[umayakko]さんならばすぐにわかる製品だが、マイクロスコープの本体重量が極めて軽いだけに、スタンドの堅牢さでは国産メーカーのものとは段違いのW=3.6kgとなる。

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★ ブラケットと固定金物の準備
ブラケットは金属パイプ用の樹脂製の工業用製品がみつかった。サイズは30A~35A用ジャストフィットの製品だ。取付金具はブラケット寸法にほぼ近い、5mm厚のアルミ板素材から切り出すことにして、その材料はすでに到着している。

なお、この先でφ50mmの工業用マイクロスコープが手に入った時のことを考えて、それようのブラケット素材も同時に注文しておいて、2種類のブラケットを製作しておく。

取付作業は、スタンド本体のブラケット受け面に、取付ボルトネジが切ってあるので、これにを利用するようなアルミ板の加工を行えば、強度的には問題なく固定できると考えている。この状態だと本スタンドはオリジナル性を維持したままの利用になる。

さて、スタンドは年代ものなので当然ながら駆動部分のメンテナンスと、外装部分のあちこちで化粧直しが必要かと考えているが、照明電球をハロゲンからLEDに交換するかどうかは、内蔵の電気基板を確認してから行うこととする。

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★ 初期型固定倍率 ニコン「SM-5」用のスタンド
240129a_sm5 スタンドだけに注目すればこのタイプのものが最もコンパクトでそこそこ堅牢な造りになる。

ただし、先の記事でも述べたとおり、リングブラケットの先端部を切断加工して、新たなブラケットの取付ネジ穴を削孔する際の、かかり代に不安があるのも事実だ。

おそらく、実体顕微鏡用の卓上スタンドとしては、そのヘビーデューティー度で言えば両極端の2台になると思う。

とにかくすべては推測だけではその先へ進めないので、最良のマッチングを求めることから、こちらのスタンドも併行して購入済みで到着を待っている。

このスタンドを[日曜工房]へ持ち込んで思案するのは今週末頃かと考えているが、先のスタンドには照明装置が付属している点の魅力も捨てがたい。

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★ ブラケットのセンター確認
海外製スタンドでは大きな問題が露呈した。準備しているブラケットの取付はすべてボルトオンで済ませられるのは好都合だが、レンズセンターがアクリル板のセンターと大幅にずれることだ。一方で、ニコン製スタンドではその問題はなく、ほぼセンター位置が確保できたものの、固定用ボルトのかかり代が予想どおり浅すぎる。
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以上のことから、現在準備したブラケットパーツの取付けは不適合と判断して別の製品をくまなく探したが、φ35mmブラケットの特殊性から代替え品を見つけることができなかった。

最終手段として、現在の「簡易スタンド」のブラケット部分を切断して、ニコン製スタンドに無理矢理取り付ける方法を模索することになりそうだ。ところが、これらのパーツの素材はすべてアルミ合金なので、溶接にはTig溶接機材が必要になる。現在[日曜工房]では溶接機は鉄・ステンレス用の半自動溶接機しかない。

従って、ボルト接続ができるようにそれぞれのパーツを加工して、結合金具を自作する必要がある。さて、その構想でスタンド&ブラケットが違和感なく完成するのかどうか、結果は今日明日に出るような簡単な作業ではなさそうなので、本件の続きは当分先になりそうだ。併せて、海外製スタンドは当面行き場を失ったことになる。

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★ スタンドのブラケット移植準備
240130_ ニコン製実体顕微鏡のスタンドに汎用の小型スタンドのブラケット部分を移植するしか方法がないことがこれまでの結論になった。そこで、スタンド本体部分のパーツを全バラでグリスアップを行う一方で、今後の作業は加工しやすいように、ブラケット部分だけを抽出して行う。

ブラッケットは固定金具とボルト2本で、本体アームのリブに挟み込む。この方法にたどり着くまでに、現物合わせの試行錯誤で切断位置のマーキングを行っている。この画像を最後にそれぞれのブラケットは所定位置で切断され合体させることになる。

しかし、いずれのアームもこれを切断すると元にはもどらないし、本体部の片方は使用目的を失ってアルミスクラップになるわけだ。加えて2本のネジによる固定方法もスタンドとしての安定性では完璧とは言えないのも気になる。

と言うことで、アームの切断はいつでもできるので、今一度加工後の姿をあれこれと想像しながら、スタンドの改造目的である操作時の安定性についてもう一度検証し直しているところだ。

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★ 本物のマイクロスコープスタンド
240133_keyence_ さて実体顕微鏡のスタンドを改造してマイクロスコープ用にする発想だが、いささか強引な気もしていたのだが、有名どころの「KEYENCE」の専用スタンドの一つを知った。(とても手を出せるものではないのは承知している)

やはり、スコープ本体側面のフォーカスダイヤルに指を当てる関係から、画像のブレを最小限に抑えるスタンドの構造が見て取れる。さすがに有名どころの製品はそれなりに考えられていることを知って、現在奮闘中のスタンド改造もまんざら的外れではなかったと思う。

つまり、その選択をあきらめた最初の「海外製スタンド」に、上下2段でブラケットを加工してでもセンター合わせをした方が良いのかもしれないという迷いも出てきた。また、「ニコン製スタンド」のアーム部分全体を切り落としてブラケットを付けるという大胆な発想の可能性も考えてみたい。

ただし、後者の場合にはブラケットの軸を90°回転させる、即ち一旦切り落として再び接着するという加工まで必要になるので、構造的にそれが可能かどうかを3D的な画像を想像しながらしばらく思案してみる。

やはり、何でもそうだが「本物」を知って汎用品で納得することの大切さを感じた。画像からの推測だが、スタンドのエレベーションダイヤルは、荒動と微動の分離ダイヤルになっているうように見えるのはさすがだ。

さて、先の画像のブラケットはまだ切断していないので、ここはもうしばらく多方面の情報を整理して、後戻りのできない加工は最終作業として、発想に実現性が確認できる簡単な作業でそのトータルの可能性を模索してみる。

① 90°回転改造ブラケットの製作が成功した場合
「ニコン製スタンド」のリングブラケットを根元から切断して、90°回転ブラケットをボルト止めで固定すれば、マイクロスコープセンターもほぼアクリル板の中央にセットできる。M4ボルト×2本をスタンド本体のフォーカスプレートに取り付けるためのネジ切りを行う。

② 90°回転改造ブラケットの製作に失敗した場合
「ニコン製スタンド」を使用することはあきらめるか、小型スタンドのブラケット部分を移植することを具体化する。もしくは、「海外製スタンド」を含めて、新たなブラケットを探してその取付方法を思案する。この場合は、ほぼ振り出しに戻るのと同じで、最良の結論を得るまでには相応の日数を要する。

ただし、いずれの方法でスタンドを改造するにしても、スタンド本体の一部を切断することには若干の抵抗を捨てきれないのも事実で、本件については、急いで結論を出すことだけは避けた方が良さそうだ。

・・・つづくもどる

2024年1月23日 (火)

棕櫚(しゅろ)ブラシをもう一本

01_ 2 昨年末に購入した[LC/80]アルミホールを清掃するための「棕櫚ブラシ」だが、ナットの溝もきれいに掃除できて満足している。特に気に入ったのは、棕櫚の先端は汚れを掻き落とす割には水分を含むと意外に柔らかく、塗装にやさしいということだ。

ということで、雑巾かけが行き届かないところの洗車用に、一廻り太めで長めの棕櫚ブラシをもう一本注文した。これらの2本を駆使すれば、大抵の目に付く箇所の、たとえばエンジンルーム内の配管廻り等の汚れ落としは可能だと思う。

このタイプの棕櫚ブラシは子供の頃に台所にあったものとほぼ同様だと思う。当時は鍋底のこびり付きや、コップの底の汚れを落としていたような気がする。

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★ 我が家は「石鹸」の消費量が目立つ
いわゆる固形の石鹸を置いている場所は「洗面所、風呂場、台所、日曜工房」になるが、洗濯石鹸と手洗い石鹸を使い分けている。大雑把な勘定だが、洗濯用は3個/月、手洗い用は4個/月を消費する。

従って、パントリーにはいつも最低でも2ダースの備蓄があり、購入の際には4ダース単位で注文している。我々の世代は家庭でも小学校でも、はたまた道端の水道蛇口の傍にも石鹸は必須のアイテムで、公園の水場でも結構見かけた記憶がある。それほど石鹸との付き合いは日常的に当たり前であり、地元には中堅石鹸メーカー(牛乳石鹸)が今なお健在だ。

ちなみに、宿泊を伴う外出や、入院の際には必ず使い慣れた石鹸を持参するわけだが、店舗や施設の水場に備え付けの合成洗剤は一切使用しない。知る人は知ることだが、石鹸は油脂分の分解という基本機能以外に何らかの付加価値を持たせると、時として取り返しのつかない人体へ有害な成分が混入している場合がある。細君もそうだが、最近では筆者も皮膚の過敏反応が見られるので仕方のない自衛手段だ。

・・・つづく(もどる

レッグウォーマーPaet3

02_ 昨年の10月に注文した部屋着用の「レッグウォーマー」は結構気に入っている。おかげで室内の暖房温度を2℃程度下げることができるので、電気代の節約で十分元が取れるというものだ。そして、自転車での外出用に注文した「レッグウォーマーPart2」だが、昨年末になって販売先から一方的にキャンセルされてついに手にすることできなかった。

240117_ ということで、三度目になるが「レッグウォーマーPart3」を注文した次第だ。今度は国内販売店からのなので、先の時のように西の大陸の怪しい業者ではなさそうだ。これならば、自転車での外出および[日曜工房]や[LC/80ガレージ]での作業も寒さが苦にならない。

もっとも、今月末からの本格的な寒さ対策には「スノーパンツ」が2着あるわけで、それを着用すればよいことだが、こちらのレッグウォーマーは車に乗る時などは簡単に脱げる手軽さが良い。

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★ フルーツゼリー
子供の頃に好きだったお菓子というのは生涯その記憶がすり込まれるものだと思う。そのようなお菓子の一つに「ゼリー」がある。この種のお菓子はその昔は香料や増粘剤の加工品がほとんどで、安価なお菓子の代表格だった。

ところが、昨今では天然原料を用いた高級品になっているようで、駄菓子の代表格になっている「グミ」とは全く別路線の贈答品に様変わりしている。

240118_ 筆者はこの「グミ」はあまり好みではないが、「ゼリー」は時々口にする際にはいつもそれなりの感動を覚える。ここで言うところで「ゼリー」とはカップに入った夏菓子ではなく、ざら付いた表面のぷにゅぷにゅ感のある個包装のお菓子のことだ。

いまでは時折細君の気晴らしお買い物である、デパート通いの際に時々買ってきてもらうのだが、贈答品ではない小袋入りの安価な商品があることを知った。とうことで、早々に注文してみたがはたしてお味の方は如何ほどかはまだ確認できていない。

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★ 業務用○○○に弱い筆者
2025年までは使用できる現在のガラケーだが、その次の製品をあれこれ思案しながら停波まで決まらない気もしていた。そのような時に今月末発売予定のビジネスモデルの新製品5Gアンドロイドスマートフォンで目を引くものがあった。

京セラ製の現場用タフネススマートフォンで、何が目を引くかというと、ウォームスワップバッテリーだ。本体が起動している状態で裏面のバッテリー交換ができるというもので、バッテリー専用の充電器もある。

240120_duraforce-ex ようやくバッテリー交換が可能なスマートフォンが世に出てきたという印象だ。使い捨て(交換)の風潮から、本体を長持ちさせるというコンセプトの実用本位の製品というところが気に入った。

筐体デザインから想像する使い勝手は、主に音声通話を優先したものと思うが、つまむような一般のスマートフォンに対して、明らかに握るスマートフォンであることがわかる。ストラップホールが4箇所もあることからケースはほぼ不要だ。

昨年末まではシャープ製かソニー製かを悩んでいたが、現時点ではこの京セラ製が最有力候補になった。あとは製品レビューが出そろう時期にもう一度再確認してみよう。

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★ 袋入りゼリーのお味は
いままで食していたものよりも、果汁の香りが自然で、香料が少ないのが良くわかる。早々に細君に試食してもらうと、「あちこちへ配るから5袋ほど注文しておいて」との返事なので、即ちきっとおいしいということだ。

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2024.01.27
★ レッグウォーマーとは、パンツの両足を裁断したもの
240124_ 室内でも自転車での外出時にもレッグウォーマーを必ず着用している。しかし、よくよく考えてみれば、これまで買い求めてきたレッグウォーマーとは、防寒パンツの両足部分を裁断してゴムを縫い込んだものと結果的には同じだということに気付いた。

防寒パンツならば品数は豊富だしサイズも自由に選べる。裁断後の縫製代を考慮して長い目のものを注文すれば良いわけで、なぜこのことに早く気付かなかったのかと目から鱗の次第だ。

と言うことで、ネイビー迷彩柄の中綿キルト防寒ズボンを注文しておいたので、届いたら[ミシン工房]で仕立て直しをしてもらう予定だ。今さらながらだが、筆者がなぜレッグ部分だけの防寒にこだわるのかというと、それはただ「おなか廻りが苦しい」という一言だ。

・・・つづくもどる

2024年1月12日 (金)

実体顕微鏡の標準性能:3台を比較して意外な結論を得る

07_ 実体顕微鏡を使い出したのは2020年からになるが、1980年代後半の古い1台目オリンパス製「初期型SZ」が唯一の機材なので、これがはたして問題のない性能を有しているのかどうかが長年気になっていた。性能を評価する上で参考にしたのは同軸落射照明装置の金属顕微鏡だが、共通する光源の反射具合からするとコントラストで気になるところがなかったので、特に心配はしていなかった。

しかし、1台目はズームレンズを内包する本体のレンズ群は40年近く経過しているものなので、この先での劣化は間違いなく訪れると考えている。そこで、筐体の造りが比較的堅牢な2000年代の製品を試しに取り寄せたのが2台目オリンパス製「SZ4045」と、3台目ニコン製になる。

「SZ4045」本体の方は昨年末に到着しており、実用レベルの簡単な点検整備を済ませて「初期型SZ」との比較も行ってみた。比較の概要は「前記事」でも触れているが、1台目より20年ほど新しい割には特に目立った感動はなかったのが正直なところである。そして、先日3台目ニコン製「SMZ-2B」がようやく到着したので、そちらの方も同様の点検整備を終えたところだ。

240112_smz2b さて、「SMZ-2B」の方は接眼レンズもニコン純正の非眼鏡対対応だがオリジナルの[10×23]が装着されており、これはこれで広い視野数には十分満足できる仕様だ。2台目よりさらに軽量化が図られており、1台目からすると500gも軽くなって約3.3kgの重量だ。

さて、この「SMZ-2B」については、性能面(レンズの明るさ、解像度、コントラスト等)に関して事前に確認を得ていたので、3台の実体顕微鏡の中で「標準」と判断できる程度の良いものだ。

昨日に3台の実体顕微鏡の各種性能を半日かけて比較してみた。今回は照明装置を点灯させずに室内照明のもとで、特にレンズの明るさにも注目して優劣を付けてみた。

結論から言うと、やはり3台目ニコン製「SMZ-2B」が総合的に一番優れることがわかった。次に、意外にも1台目オリンパス「初期型SZ」がほぼ同等の性能なのには驚いた。

さて、2台目オリンパス製「SZ4045」については接眼レンズとの相性の問題かもしれないが、被写界深度が他の2台に比べて微妙に浅いようで、その分だけ高倍率側での立体感の印象が希薄な気がした。加えて、随所にコスト削減の改良が目立つことから、触って心地良い印象が少ないのが残念だ。

ということで、先の記事にある「10倍/20倍の接眼レンズを使い分ける」には、1台目(20倍仕様)と3台目(10倍仕様)が妥当ということになった。ちなみに、3台目ニコン製「SMZ-2B」 のズーム倍率は、0.8X~5.0Xなのでちょっぴり高倍率化が図られている。なお、2台目の本体は防塵梱包をして空きの木箱に保管しておくことになった。

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★ 始めてのニコン製レンズを試している
数ある生物顕微鏡の本体の中には「Nikon S」が2台あるが、対物レンズおよび接眼レンズはすべてオリンパス製だ。今回初めてニコン製のレンズが装着された実体顕微鏡を試している。一眼レフカメラのニッコールレンズの先入観があるのかもしれないが、オリンパス製に比べてわずかにレンズが明るい気がする。ただし、リング照明を使用すればそれは全くわからないレベルの話で、室内の照明装置だけでの反射光で試料を観察した際のことだ。

まあ、レンズが明るいということはコントラストを発揮するにも有利に働くのと、被写界深度もその分だけ深くとれる。[日曜工房]でのこれらの評価は実際に観察する時の際だった優位性につながるわけではないが、あくまでも気分的に心地良いということだ。

★ 「SMZ-2B」にオリンパス製接眼レンズ[WHSZ10x]を装着してみる
眼鏡対応のオリンパス製接眼レンズをニコン製の本体に装着してみた。本体は5倍ズーム対応だが、接眼レンズは4倍対応時代のものなので、両端のどちらかのズーム側でフォーカスが合わない。この当時の接眼レンズの視野数はオリンパス製の「22」に対して、ニコン製は「23」のワイドになるところもわずかに不自然さが感じられる。

この結果から、当然ながら[WHSZ20x]や[WHSZ30x]も推して知るべしというところだ。実体顕微鏡では対物レンズにズームレンズが組み込まれているため、他社の接眼レンズの互換性は期待しない方が良さそうだ。

ということで、実体顕微鏡の対物補助レンズを用いない素直な使い方で、現在の2台でカバーできる倍率範囲は以下のとおりになる。

    8倍~50倍(Nikon SMZ-2B 10x)
  14倍~80倍(Olympus SZ 20x)

つまり、2台を使い分けることで、8倍~80倍の最新型10倍ズームのガリレオ型(平行光路型)高級実体顕微鏡の性能を確保できている勘定になる。そう考えるとやはり研究用の最新型の性能はすごいに尽きる。いずれにしろ、ひとまず実体顕微鏡の補完機種の確保はできて、[日曜工房]も落ち着いたところだ。

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2024.01.31
★ 3台の実体顕微鏡の1台を整理
オリンパス製名機「初期型SZ」は現状での実力と完成度の高さから生涯手放すことはないと思うが、他の2台は実用本位の比較的新しいコストパフォーマンスが考慮された製品なので、どちらかを整理することにした。当然ながら、整理の対象はオリンパス製「SZ4045」になるのは、ある機能の不備からだ。

筆者もこの歳になると老眼が進行して、特に右目のフォーカスぼやけが著しい。従って、右側の視度調整機能がない「SZ4045」では、接眼レンズの視度調整だけでは完全な左右のフォーカスを得ることが難しい。ということで、オリンパス製「SZ4045」を手放す準備をしていたところ、早々に引受先が見つかりあっけなくドナドナの運びとなった。

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★ ワークデスクの天板に縞鋼板を載せる
240113_ 何かと便利な「木製ワークデスク」は本ブログを始めた2014年に製作したもので、10年が経過してその間にキャスターを強化形に取り替えている。

天板上では必要に応じて16mm鉄板を部分的に敷いてハンマーや溶接作業に使用する場合もあるが、今一つ思い切った使い方に躊躇がある。

一方で、近年のワークデスクにはバイス類や電動ドリル横置き簡易旋盤などの常設機材が増えてきたため、天板余白全体に「縞鋼板」を敷いておいた方が便利かと思ってきた。

さて、既成品の縞鋼板をホームセンターで確認したところ、2枚をつなぎ合わせれば天板寸法にはなるが、3.2mm厚のものまでしか入手できない。そこで、4.5mm厚の450mm×750mm オーダーカットの縞鋼板(13.3kg)を注文することにした。これで、注文品が届けばそのまま天板に載せて、大半の作業は鋼板上で気にせず行えるようになる。

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★ 縞鋼板を設置した天板の枠を製作
縞鋼板の切断はレーザーを使うと仕上がりが美しいそうだが価格もそれなりとのことで、従来形のシャーリング切断でお願いした。従って、バリやダレが若干生じるようで、それをグラインダーで簡単に仕上げた状態で出荷されてくる。

縞鋼板の三方はオープン状態になるので、当て物加工にも使用できるように等辺溝形鋼(25×25×3)で額縁を制作して仕舞いを整える予定だ。この鋼製枠を製作する際に、ディスクカッター、電動ドリル、サンダー、および溶接機を用いることになる。ここで、90度や45度の正確な研磨のために、先日購入した「縦型ベルトサンダー」の出番になるわけだ。

今月の残り週末は一連の顕微鏡整備から開放されて、長年使い慣れた「ワークデスク」のリニューアルに向けての作業が予定されている。やっと、本来の「日曜工房」らしい動きが見られる。

・・・つづくもどる

2024年1月 8日 (月)

ベルト・ディスクサンダーを注文:本来目的のベルトグラインダーの代用品

07_24009a_ 昨年末に注文を思案して先送りした品で、20mm「エアーベルトサンダー」よりも幅広タイプの100mmで、正確な角度の研磨が行える定置式になる。直角のステージが付くので、あとは治具の工夫で刃物の研磨も自在に行える。

研磨対象は金属なので家庭用木工の汎用タイプでは出力が不足するのはやむを得ないところだ。そのあたりが長らく思案していた点で、木材研磨のように、大量の粉塵対策の集塵装置も必要ないとの判断で、今回のオープンタイプを選定してみた。

金属の削りかすは作業後すみやかにダスターで吹き飛ばしておかないと錆びを誘発する原因になる。従って、およそグラインダーと名の付く道具はこのことをいつも気にしている。今回も、目的作業はグラインダーなので、できるだけダスターが効率的に使える構造を選定した。

ステージはサイドのディスクサンダーと兼用なので、それを使用の際には付け替える必要があるが、おそらく写真のように縦ベルトで使用するのがほとんどだと思う。いずれにしても、ベンチグラインダーやディスクグラインダーと違って、正確な平面研磨を可能にするものだ。

工具の基本機能は、切断・削孔・研磨だが、その中で研磨工具は比較的安全な部類のものになるため、その分だけ粗悪品も数多くある。さて、本製品はノンブランド品だが、ベルトカバーだけの構造が極めてシンプルなのでおそらく大丈夫だと思っている。

使用目的と頻度を勘案して手頃な汎用品で最低限度の品質が確保された、耐久性は二の次と考えれば、安価なノンブランド製品でも問題ないとの判断だ。

研磨速度はベンチグラインダーの砥石面と比べて1/2程度で、発熱量が抑えられ研磨効率も1/2になる分だけ精度の高い作業が行えるという予想だが、ステージの固定部分が華奢な感じがするところだけが気がかりだ。ただし、不都合があれば補強改造しても良い。

新しい工具を調達する際にいつも悩むのが保管場所だ。使用頻度に応じて収納場所を決めているが、重さが16~17kg程度であまり高い場所には置けないので、また棚の荷物の配置換えを行う必要がある。おそらく、数ヶ月に1度も使用するかどうかの頻度だが、これまでに何度もこれがあればと思うにつけ、ほしかった工具の一つだ。

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★ フェイスガード
240109_ ベンチグラインダーやディスクサンダーを使用する際には必ず保護メガネをかけている。眼鏡をかけたままでも使用できるので手軽で便利だ。しかし、時々感じるのは顔面全体を覆う保護シールドがあればなお安全だろうということだ。

医療用のフェイスガードが一般化したことで、工業用のフェイスガードがお手頃価格で入手できるようになったので、ベルト・ディスクサンダーの後追いでこれも注文しておいた。

保護メガネよりも開放感があって視野が広い気がする。本来は草刈り時の小石が飛んでくるのを防ぐためのフェイスガードらしい。風防はおそらくポリカーボネイトだと思うが、厚みからしてかなりの強度が期待できそうだ。

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★ 商品が到着したのでまず点検してみる
とにかく国内から発送されてはきたが、紛れもなく外国製なのでまず疑ってみなければならない。荷物を受け取った瞬間に感じたのは堅牢な段ボール箱で、無論傷みもなくこのあたりは国内で検品していることが想像できる。

開封すると発砲スチロール2段にすべてのパーツが整然と配置されており、簡単な工具類も付属しているあたりは日本製品に準じた配慮が感じられる。欠品はないようでひとまず安心感が漂う瞬間だが、サンダーベルトの手前側ガードが安全対策から曲面部分をすべて覆う仕様に変更されていた。

取扱説明書は1枚両面印刷のペーパーが1枚というところは、さすがに各種国内製品の販売イメージとはほど遠く、ようやく海外製品の様相が見えてきた次第だ。サンダーベルトをはずして、すべてのボルトナット部分の締め付け状態をチェックしたら、やはり1箇所閉め忘れ箇所が見つかった。このボルトは横型と縦型の変更時に脱着する2本のうちの1本で、いずれは気付く箇所ではあったがひとまずはチェックの収穫があった。

モーターとドライブシャフトプーリーをつなぐベルトの張り具合は、調整機能がないので2本の固定ボルトで行うようだ。なお、ベルトは背面から張り具合が確認できるので、メンテナンス上の問題はなさそうだ。電気系統の配線は余裕の太さのものが使用されて、電源スイッチのタッチもメリハリがあり、かつてのリョービ製ベンチグラインダーのスイッチが壊れて交換したときよりははるかに安心できる。

あちこちを触っていると気が付いたら指先が油でベトベトなのは良いのか悪いのか、組立時にこぼしたワッシャー1枚も出てきたりして、これ以上構造が複雑な機材はやはり海外製は避けた方が良さそうだ。

とまあ、あまり良くないことばかり列記したが、本体電源スイッチを入れると回転時の振動は極めて少なく、回転音も滑らかな響きなので調べてみると、京セラ製のものよりも静かなようだ。総じて基本性能(モーターおよび回転軸廻りの品質)は問題ない。ダスト排気装置がないシンプルな造りなので点検整備が極めてよろしい。

★ 縦型ベルトへの変更は少し手間取る

取扱説明書には手順の概要のみ箇条書きで示されているだけなので、緩める必要のあるボルトを手繰りながら、完成図を参考にして組み付けを行う。おそらく京セラ製品の取説もそうだが、このあたりの説明は決して十分ではない。結局のところ、製造のおおもとはすべて同じなのかもしれない。

ステージテーブルの取付金具の強度は問題ないので安心した。そして、この使用勝手ではφ150mmの回転ディスクサンダーはほぼ使わないのと、傍らで回転しているのが危険なのでディスクそのものを外して、ドライブシャフトのみにしたが意外と不自然でない。

こうすると、電源スイッチが前面にあることからも、本体は縦型ベルトサンダー専用機のコンパクトな状態に落ち着いた。削りかすの飛び散りも本体の手前に集約できて、モーター側への飛散を若干でも防ぐことで、掃除のメンテナンス性も向上していると思う。

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2024.01.17
★ 交換ベルトをようやく注文
購入したベルトサンダーには#80のベルトおよびディスクが付属しているだけで、これでは木口研磨か錆落としにしか使用できない。サンダーの主目的は金属研磨なので、手持ちのエアーベルトサンダーの時のように、#400、#600、#800の交換ベルトが必要になる。

ところが、交換ベルトはほとんどが10本単位のようで、3種類注文するには多すぎる。と言って、アソートの製品では無駄な番手がほとんどで役に立たない。長らく思案していたが、5本セットで手を打って本日注文したところだ。

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2024.01.18
★ ベルトサンダーのモーター極数
今回の製品を試してまず思ったことは、予想より静かであったことだ。これにはどうも次のカラクリがあったように思う。国産の代表的な京セラ製のベルトサンダーのモーター極数は2ポールで3,400回転/分になるが、手元にあるノンブランド製のものは、モーター極数が4ポールで1,700回転/分のため、ベルトの速度もほぼ1/2になる。消費電力は大まかには同等とすれば、その分だけトルクは2倍になる勘定だ。

以上のことが運転時の騒音の違いにはっきりと現れており、柔らかい木工の場合には低トルク高回転の方が木口がきれいに仕上がる気がするので、この場合には京セラ製の方が理にかなっている。逆に、面的な金属研磨の場合には今回購入した方がマッチングが良さそうで、広い研磨面に強い力をかけてグイグイ削るのが可能ということになる。

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2024.01.29
★ ベルトサンダーの使い心地
先の記事にもあるように、本製品のベルト速度は国産品の約1/2の低回転形になる。加工する素材(金属)を削り落とす速度が単純に1/2になるわけではないが、普通の押し当て状態だとその分だけ研磨の進捗が遅い気がする。

これを能力不足と解するか、慎重な作業ができると解するかは気持ちの問題なのだが、目的の加工を済ませるのに想定外に時間がかかるような印象は全くないので、これはこれで良しとする。それよりも、想像どおり素材を強く押しつけても回転数が変化することのない高トルクはそれはそれで気持ちが良い。

常に削り過ぎに注意しているベンチグラインダーに比べて、安全で失敗の少ない作業が行えることがわかった。素材を切断加工した後には、スイッチオンですぐに使えるように、ワークデスクにクランプで固定したままだが、当分はこの状態が定位置になりそうだ。[日曜工房]のガレージには、カウンターのような固定作業台がないので、この移動式ワークデスクがこれに代わるようになってきた。

・・・つづくもどる

2024年1月 6日 (土)

古い生物プレパラート:研究者の遺品

03_ 24008_ 3年前に譲り受けた初期の生物顕微鏡「オリンパス GC」の中に入っていたプレパラートの包みを開いてみた。ざっと明視野顕微鏡で内容物を確認したところ、カエル・ネズミ・猫等の「卵子、消化器、内臓等」の切片試料が大量に整理されていた。

おそらく、研究所という雰囲気の試料整理ではないようなので、生物知識を持つ方の趣味の品々ではないかと想像している。定番の染色剤を用いて、無造作にカバーガラスを定着させている顕微鏡の技量は初級クラスだが、組織の大量の切片の製作は冷凍でもして行ったのだろうか。

いずれこれらも整理する時がくるのは確実なので、暇な時に画像化しておこうかとも思っている。はたして、筆者の知識でこのプレパラートを楽しむ可能性があるかどうかが問題だ。

・・・つづく(もどる

報道の功罪:印象操作とも言える昨今の報道内容

03_ 24005_ 能登半島地震や航空機の事故など世界を駆け巡るビッグニュースこそ、誤解されない事実のみを中立的に報道することが求められる。

しかし、情報の発信側は注目度を優先するあまり、時としてSNSの無責任な「いいね」狙いに成り下がっている場合もある。

そこまでの報道ではないが、右のように説明抜きの画像だけの場合には、トリミングのテクニックで情報の受け手側に対して、意図的な判断をさせることが可能な例だ。この画像から一般の人々は以下のことを想像すると思うが、事実はどうもそうではない気がする。

  ・車で走行中に地震が発生した
  ・地震で地割れが生じてその裂け目に片輪が落ちた
  ・地割れの幅はこの程度でよかった
  ・ドライバーはともかく、助手席側の乗員は無事だったのだろうか

しかし、あくまでも想像だが事実は次のようなことではないかと思う。

  ・車で走行中に地震に気付いた
  ・車は道路の谷側を走行していた
  ・道路の盛土部分に地震で亀裂が生じてしているを発見した
  ・山側からの落石よりも、谷側への転落の恐怖から、道路センターから山側を「走行していた」
  ・その直後に道路の盛土部分が広範囲に亀裂が走り、もしくは亀裂を見逃して車の片輪が落ちた

つまり、大規模の地震に気付きながらも、なお車を走行させていたのではないかとの疑問がある。道路の亀裂位置からすると、地震直前に谷側車線を普通に走行していれば、直線区間で助手席側が亀裂に落ちるのは不合理だ。もしも、ドライバーが大地震の発生に気付いていたとすれば、その後の行動に何点かのミスを犯している。

  ・余震が収まるまでのしばらくの間は、車を降りて周囲の状況に注視すべきだった
  ・危険を犯してまで車をなお走行させなければならない緊急性が本当にあったのか
  ・山側は落石や対向車との衝突の、谷側走行は地崩れで転落のリスクがあると言う選択判断は論理的に矛盾がある
  ・道路の亀裂をまたいで通過できると判断したのなら、それはどれだけの経験からの判断なのか

筆者がこの画像を見た瞬間に感じた違和感を論理的に解明してみた結果が以上のとおりになる。ただし、あくまでも推測の域を出ないが説明をあえて省いた無責任な記事写真の掲載よりは合理性がある。

・・・つづくもどる

2024年1月 2日 (火)

日本の大気汚染:自国の汚染源がよくわかる

03_ 23189_pm25 元旦・2日と穏やかな風で他国の影響を受けない、自国のみの大気へ放出されている汚染物質の状況がわかる珍しい観測結果だ。これによると、いわゆる海岸沿いの名だたる工業地帯からの汚染物質の排出が無視できないことがわかる。

これまで、PM2.5はそのほとんどが他国から偏西風に乗ってやってきていると思っていたが、どうやらそれだけでもないようだ。そして、偏西風でやってくるのは化学的汚染物質だけではないと筆者は確信している。

しかし、改めて隣国の大気の汚染状況を考えると、およそ生物が健康的に生き続けられる地域ではないことがよくわかる。

・・・つづくもどる

2023年12月28日 (木)

顕微鏡沼の病:実体顕微鏡の10倍/20倍の接眼レンズを使い分けたい

03_ 所持している唯一の実体顕微鏡は「オリンパス製の初期型SZ」で、相当古いものだが状態が非常によい美品なのでこの先も安心して使用できる。何よりも、この時代の製品は総金属製で細部にまで贅を尽くしているので、どこを触っても高品質の感動がある。しかし、せめて接眼レンズだけはと思い、比較的新しい「WHSZ10X/20X/30X」を数年前から装着している。

23184_sz 先日、この「初期型SZ」のヘッドカバーを始めて開けて慎重に埃の具合を確かめたが、結論としては中は不思議なくらいきれいで安心して再びヘッドカバーをそっと閉じた次第だ。

ところで、その際の画像を後で確かめて驚いたのだが、光軸調整済みスタンプの日付が、61.1.になっていることで、当初は1970年代の製品と思っていたが、どうも昭和61年(1986年製)のようで、ちょうど38年前のものだということが判明した。

どうりで、グレーの同系列の製品に比べると造りに若干の改良が加えられて、全体的に完成度が高く実際にレンズ性能に劣化が全く見受けられないのが納得できる。

実体顕微鏡を使い出してはじめて知ったのだが、すべての倍率の接眼レンズで、ズーム中でもフォーカスがずれないように視度調整等をレンズ側で設定を行っておいても、接眼レンズを入れ替えると最大倍率側でフォーカスの微調整だけはその都度行わなければならない。

実はこの作動距離の再設定の作業が、補助対物レンズが装着されているとなおさら煩雑で精神的にあまりよろしくない。できればもう一台本体を備えておいて、10倍用と20倍用くらいの使い分けをしたいと長年思案している。

23183b_sz4045 対物レンズと本体の機能に問題のない、できれば接眼レンズなしの手頃なものがないかと[umayakko]さんとは違うが、「掘り出し物」の実体顕微鏡本体のみがほしいほしい病に、かれこれ1年程度悩んでいた。

一般的に接眼レンズなしの品は往々にして全体的に程度が悪く、見たからに故障品の類いばかりで、本体の程度の良いものがなかなか見つからない。しかも、内部への埃の侵入リスクもあることから、慎重になればなるほど目的のものが見つからない。

ところが先日、2000年製あたりの定番物になる「オリンパス SZ4045」の、希望通り接眼レンズなしで全体として程度の良さそうなものを見つけた。「SZ4045」は大まかに言えば、現在使用している接眼レンズ「WHSZ10X/20X/30X」が装着されている
現行機種「SZ61」の前の型番になる。

ちなみに、この当時のSZシリーズの数字は前半が倍率で後半がヘッドの傾斜角になり、今回の場合には最大4.0倍ズームでヘッド傾斜角が45°の製品になる。これは、手元の「初期型 SZ」と機能的には同じで、ズームダイヤルが水平から鉛直になっただけのことだ。

ただし、初期型より約15年新しい製品なので、対物レンズの特にズームレンズの光学的性能は向上していると期待するところだ。もっとも、研究用で使用するわけでもないので、見た目のコントラストが良くて被写界深度に色ずれのない、ごく普通の性能であれば何ら問題はない。

ということで本製品にどの倍率の接眼レンズを装着するかは、若干の清掃・整備を行ってから、補助対物レンズを含めてそれぞれの特性を最大限発揮できる組合わせを見つけようと思う。ただし、[日曜工房]の評価によると「SZ4045」は横軸ズームダイヤル以外に特記すべき魅力がなく、随所にコスト削減の簡素化が図られているようだ。

[日曜工房]より
本製品は製造業等の工場からの大量処分流出品の一部だと思う。随所の痕跡からして研究や個人での使用ではなく、パーツの検査や組立に長年使用されて、比較的近年にリング照明が追加されたものと見ている。

アルミダイキャスト製の専用スタンドは、背面ランプが付けられる奥行きに余裕のあるタイプでグリスの潤滑程度は問題ないようだ。もとよりフォーカスダイヤルの使用頻度は生物顕微鏡の比ではないのでほぼ固定状態と考えてもよいが、造りは生物顕微鏡と共通した構造だ。底面裏の4箇所にある滑り止めゴムがほとんど傷んでいないのは、本体移動のない使い方のようだ。

本体のヘッドカバーを外してグリスアップを済ませると、フォーカスダイヤルの動きが飛躍的に滑らかになり、微妙な遊びも消えた。このグリス切れの状態で使用していたとすれば、もしかしてほとんどダイヤル操作をしない使用だったのかもしれない。そのことを裏付けるかのように、すべてのダイヤルの溝や印字が新品のよう美しくアーム取付部の接触面も無傷だ。

LEDリング照明本体はオリンパス製の現行品だが電源パーツが欠品していたので、直流安定化電源用のバナナプラグとφ5.5×2.1mm DCプラグをケーブルで接続して対応している。点灯テストを行うと、16V~18Vで50%~100%調光が可能なことがわかった。白色発光ダイオードは定電流素子内蔵型の色温度は5,000Kあたりの美しいものを使用している純正品ならではだが、個人で購入できる価格ではない。

本体を手に持っておやっと思ったのは、「SZ4045」は「初期型SZ」より圧倒的に軽い。外装に樹脂を多用していることによるが、ズーミングギアも樹脂製になっており、この先大丈夫かと若干の不安はあるものの、今のところ目立った摩耗はないようだ。ところでズーム操作は指先だけで完結できる横軸ダイヤルの方がはるかに合理的でこれが実体顕微鏡の完成形だと思う。

肝心の対物レンズ・ズームレンズの具合だが、特記するほどの解像度の向上は感じられない。ただし、凹凸のある試料の影の部分でのコントラストが、ひいき目に見ればわずかに向上しているようにも思える。従って、同程度の性能を有する10倍および20倍(30倍)の同じオリンパス製の新旧製品が揃ったというところだ。

最後に、「SZ4045」のレンズの状態はおそらく目立った劣化や汚れはないと判断しているが、それならばこれより15年前の「初期型SZ」の実力はやはりすごい。大げさだが当時のオリンパスの物造りへのただならぬ意気込みが感じられる。

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2023.12.31
23188_2_3 ★ エアーダスターノズル(細型)
細配管の中に挿入できるエアーダスターノズルを製造販売している国内メーカーを見つけた。φ2mmとφ3mmの2種類類があり、2本まとめて注文しておいた。

年末の大掃除で活躍した「小型コンプレッサー」だが、エアーダスターの標準ノズルだと吐出量が多く、タンクの容量不足を感じる。また、工業用ブローではないので、家庭で使用する埃飛ばしはピンポイントで吐出量もそこまで多くは必要としない。ただし、吐出圧は下げたくないので、細径のノズルを調達した次第だ。

この種の替えノズルは海外製の安価なセットものがあるようだが、耐久性はどうなのかが不明だ。本製品については仕様が明確になっているので、工業使用でも問題ないとの判断だ。吐出量の変化だが、極細径で25%に、細径で64%に減少する勘定になる。

  パイプ径(mm):2.0/3.0
  黄銅棒:C360
  黄銅パイプ:C2700
  表面処理:クロームメッキ
  ノズル口径(mm):1.0/1.6(標準は2.0)
  ノズル長さ(mm):120
  ノズル取付口:G1/8
  質量(g):12.5/14.8

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2024.01.06
★ 本日2本のエアーダスターノズルが到着した
ノズル口径1mmの方はキーボードの埃払いにちょうど良い、スプレー缶の雰囲気で使用できる。この場合、間欠的に噴射して連続使用が可能だ。次に、1.6mm径の方は掃除機のフィルター掃除が可能な吐出量で、満タンの後追い運転でフィルター目詰まりの吹き飛ばしが終了できる。この場合、1mm径では吐出量に不足を感じるので、この2本の使い分けは意味がありそうだ。

標準のノズル口径2mmの方は家庭では吐出量が大きすぎる感がある。いわゆる工業用という雰囲気で、小型コンプレッサーの一般的な能力とは不釣り合いだ。とは言うものの付属品ケースに入れておいて邪魔にはならない。

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2024.01.12
★ [日曜工房]より、2000年代製造の同世代のニコン製実体顕微鏡の整備をしている
先の「オリンパス SZ4045」を入手した際に、この年代の実体顕微鏡の対物・ズームレンズ群の劣化度を確認する意味で、比較的まともなレンズ性能とのお墨付きの「ニコン製実体顕微鏡」を手配していたのが年始に届いて、[日曜工房]に保管されている。レンズ群以外のスタンド駆動部分や外装の手入れを行って、いずれは「オリンパス製初期型 SZ」が10年以内に対物・ズームレンズが寿命を迎える時の入れ替え品になる。

さて、ニコン製実体顕微鏡の対物・ズームレンズとオリンパス製のものを比較して、それぞれに劣化度が確認できるかどうかに興味がある。生物顕微鏡では程度の良いレンズ群を選りすぐってきたため、当面のレンズ劣化の心配はしていないが、実体顕微鏡の場合には解像度やコントラストに違和感はないものの、絶対的な性能評価をするだけの使用経験に乏しい。

週末あたりにはオリンパス製とニコン製の同世代の実体顕微鏡の比較結果が出ると思うので、それをもって必要であれば今後の機材の入れ替え予定を具体化しようと思う。

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本年の整備完了[LC/80]

01_ 10月下旬からあれこれと整備続きの[LC/80]だが、まずガソリンタンクを降ろしての燃料ポンプの交換は、不具合が出てきたからではないが、30年経過していることからの予防措置だった。しかし、不思議なことにアイドリング時のこれまで見逃してきた程度の微振動が完全になくなった。

もとより今では珍しい大排気量の直列6気筒ガソリンエンジンの静粛性は特記すべきものがあるので、これまでの30年間でエンジンの微振動を感じるのはバッテリー劣化時と、ISCVの不具合(内部の汚れと、取付パッキンの劣化時)以外にはまず経験したことがない。ちなみに、フル加速モードで4,000回転時に伝わってくるエンジンの微振動は、細君の「アリオンA20-2,000cc 直列4気筒横置き」よりも「LC/80-4,500cc 直列6気筒縦置き」の方が静粛性が高い。

ISCVのパッキンを交換したのは今年の夏頃なでの、10月以降の整備では燃料ポンプ以外には考えられない。つまり燃料ポンプの交換により、燃圧制御の何らかの不具合が解消された可能性がある。タコメーターはアナログ式なので、10回転くらい落ちていてもわからないが、動作の雰囲気としてはアクセルオフ時の燃料カットオフ制御が鋭敏になった気がするのと関係があるのかもしれない。

バックライトの電球交換」に始まったタングステン電球のLED化については、その過程で予期していなかった「ハイマウントストップランプの補修」にかなり手間取ったが、苦労の甲斐があり純正品の新品時以上の高光度のLEDストップランプに生まれ変わった。これは現在の規格に十分適合する明るさを得ているので、後方の雰囲気はいわゆる旧車のイメージが一掃されている。

本革シートの補修を終えて保護のために「低反発ウレタンシードクッション」をあれこれ試してみたが、結局は座面の高さをパワーシートで調整して、何とか長時間の運転でも問題のないことを本日確認できたので、これはこれで良しとする。これまで純正のシート全カバーを30年間使用してきたが、しばらくはカバーなしで革の手入れを定期的に行ってみようと思う。年末の慌ただしい最中だが、ひとまずは本年最後の出庫で、帰り道でガソリンを満タン(80L)にして戻ってきた。

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2023.12.30
23186_ ★ 運転席だけのシートカバー
本革シートの手入れのために純正の全カバーを外して、しばらくはミンクオイルを頻繁に補給しながら革の手入れをしようと思う。そこで劣化が目立つ運転席だけは、サービス工場でよく見かける保護カバーのようなものを付けようと思い、素材となるものとしてエプロンを注文してあったのが昨日の晩に届いた。

生地はリネン90%の少しだけ腰のある風合いで、薄くても丈夫そうだ。リネンは汚れが落ちやすいということなので、エプロンにはよく用いられるらしい。これの紐を付け直して運転席の背もたれから座席の半分程度までを覆うようにしたい。

到着したエプロンを[ミシン工房]へ渡して、数時間でシートカバーになって戻ってきた。早々に装着してみたが、想像以上にフィット感がある。

[ミシン工房]より
23187_ 安価な海外製の商品なので縫製の品質があまりよくない。紐を含めてすべてのミシンかけ部分にもう一度ミシンを走らせる必要がある。

ポケットは必要ないので、丁寧に解いて生地全体にアイロンがけを行い、運転者の座高を参考に結び紐の位置決めを行う。

結び紐は3箇所5本仕様にして、結び方で張りの調整を行えるように適当な長さと位置変更の仕立て直しをおこなった。これにより、シートの採寸を行わなくても、装着時の調整でうまくフィットするはずだ。

あと、降車時の背中部分が寂しいので、「Pirelli」のロゴワッペンを縫い付けておいた。仕上がりの雰囲気は、高級タイヤショップの作業用カバーのようになった。(と思っている)



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24004_ ★ ホイールの洗車用ブラシ
大きな歯ブラシのようなホイール洗車用ブラシはどうも今一つしっくりとこないのは、毛の根元の樹脂部分がホイールのあちこちにコツコツと当たる。

ナット廻りの溝付近もあまりきれいにならないのもあるが、昔ながらの鍋掃除用の「しゅろたわし」を使ってみることにした。まず、やさしくしかもきれいに汚れが落ちる。そして、ブラシの動きに無駄がないのと手首が疲れない。使ったあとは風通しのよい場所に置いて、乾燥させるようにすればきっと長持ちすると思う。

材料の「しゅろ」は海外製だが、加工は国内企業でステンレス製の針金で縛ってある。筆者が子供の頃、祖父が日常的に使っていた記憶がある。というか、昔は「たわし」も「ブラシ」も「ほうき」もすべて「しゅろ」に決まっていた。

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★ テールレンズが曇っているように思ったがこういう仕様のようだ
テールライト類の特に「ブレーキランプ」のアクリルレンズがどうもぼやけているように思えるので、ランプユニットの内部を確認してみたが特に問題はないようで、参考までに新品パーツの画像を探してきて再確認を行った。

24010_ まず、アクリルレンズのつぶつぶが比較的細かなタイプで、もともとレンズの輝きを強調するようなタイプではなく、均一に拡散させるような構造だとわかった。すべてのレンズは磨りガラス風の処理がなされているので、ぼやけて見えて当然だ。

レンズ自体の鮮やかさも新品画像から目立って劣るようなこともないので、これはこれで良しとして、レンズを交換するまでもはいことがわかった。昨今はクリアーレンズが主流のようで、特に橙色のレンズは極めて少なくなった。

今回のテールライト電球交換で、それぞれのLEDバルブの発光色は「橙・白・赤」になっているので、流行のクリアーレンズに交換も可能だが、オリジナルの三色テールレンズがシルバーの[LC/80]には似合っている気がする。

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2023年12月27日 (水)

プレパラート標本:選別されたバルバドス産放散虫

02_ 23185_j731 MWS(ミクロワールドサービス)さんの作品「Jシリーズ2023_J731」を注文した。暗視野で楽しむ珪藻の標本はいくらか手元にあるが、図鑑の写真のように完全な形状の放散虫群を、一気に観察できるように設えたまさに力技のなせる作品だ。

あれこれと説明はいらないと思う。要するに裸眼で観察したものだけが味わえる感動なので、画像はあくまでも紹介に過ぎないと考えている。

というように、これの購入を思い切るまでには、それ相応の観察年月を経る必要がある。少なくとも、支払いの妥当性を細君に説明するのは不可能だ。

そろそろ、手持ちのプレパラート群を安全にかつ合理的に保管する方法を具体化しようかと思っている。

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2024.01.06
★ 国産最高峰ブランデーらしい
24006_suntoryxo 製品として市場にでるまでにはそれなりの年月を要する洋酒のことだから、出来映えを確認しながら造ることができないリスクの高い商品だ。

特に、「XO」クラスになると混ぜ物が少ないことから、品質の調整がそれだけ難しいわけで、ある意味では酒造りの姿勢と技術力を真に問われる。

国産品の洋酒を購入するのは30年ぶりくらいになると思うが、それなりの手間暇をかけているのだろうが、原料の生育風土の違いというか、所詮はまねごとの域を脱しきれないと見切ってからは、欧州産の「VSOP」で長らく味覚を養ってきた。

ところが、昨今の円安傾向だけの要因ではないと思うが、愛用の3種類の洋酒のうち、2種類の継続購入をやめざるを得ないくらい価格が高騰してしまった。ということで、本当に久しぶりに国産洋酒を試しに1本だけ買い求めた。

さて、そのお味のほどはそのうちに報告するとして、年始にあたって今年もお酒をたしなめるように、日々の健康管理に抜かりのないように気を引き締めたところだ。

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24007_ ★ 冬季限定の「ラミーチョコ」
チョコレートは「明治」か「グリコ」に決まったものだがこれだけは例外だ。この時期にしか買えないので毎年欠かさず楽しんでいる。

どうも出荷量が計画的なようで、スーパーで数枚買い占めるとしばらくは在庫切れになる。問題は最終出荷時期の見極めで、あまり買い置きすると風味も落ちるので困ったものだ。

溶けないように冷蔵庫に入れるよりも、窓際の冷気を感じる棚の上に保管しておくのがちょうどよい。かろうじてカリッと割れるくらいの状態でいただくのが一番おいしい。

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2024.01.31
★ 国産ブランデーXOをようやく試飲
30年ぶりに国産の洋酒を買い求めて、その出来映えを確認してみた。結論から言うと30年前から変わっておらず、やはりこれは失敗だった。確かに雑味はない。しかし芳醇な香りとまろやかさもない。最近ではその品質の低下の疑念がある欧州産の「VSOP」だが、それでもほろ酔いの品格が全く異なる。

今回の教訓で金輪際になるが国産洋酒を買い求めることも、いただくこともあり得ないと思う。日本人ならば、先人のまねごとをしても、それを超越する心意気のないメーカーは存続の意味がない。というか、この会社も洋酒製造に関しては30年前にすでに終わっていたとも言える。

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2023年12月14日 (木)

ハンダ付け道具:今さらコテ台と作業台を購入

07_ 23176_ [LC/80]のハイマウントストップランプの補修でハンダ付け作業に自信を得た[日曜工房]だが、子供の頃からハンダコテを持ち慣れているものの、今さらながらコテ台と作業台を揃えることにした。

と言うのも、これまではハンダ付けであまり精密作業を行う機会がなかったこともある。直近でそこそこの作業量になるハンダ付け作業といえば、ガレージ移転時の「接地(アース)棒」の工事くらいで、もとより室内での電気工作があまりなかった。

つまり、かなり大雑把なハンダ付け作業が主だったので、コテ台や作業台といったものにあまり興味がなかったのが本音だ。だからコテ先がつぶれかけていても気にもせずこれまで過ごしてきたわけだが、今回の一件で手元に自信が付いてきたので、コテ先のメンテナンスにも気を遣おうかというところだ。

こんな道具を揃えると、いかにも電気(電子)工作に手慣れているようで気恥ずかしいが、安全で便利にハンダ付けが行えることは間違いないので装備しておくことにした。

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2023年12月 9日 (土)

信州のりんご園から到着した「サンふじ」

02_ 23171__a10 リンゴには色んな品種がありそれぞれの風味もよいものだが、毎日食して飽きないのが昔からの「サンふじ」だ。

子供の頃にに一度だけいわゆるリンゴ箱でおがくずに埋もれたリンゴが送られてきた記憶がある。何でも、子供はこのリンゴ箱を机代わりにして勉強したものだとの昔話を聞いて、一度は真似をしてみたが、結局はどうなったかを忘れた。

そして、夏場は清涼飲料水やジュースが木箱の中に藁を詰め込んだ状態でお米やさんから配達されていたことも思い出した。

さて、このようにして送られてきたリンゴを見ると、年末になればみかんやリンゴはスーパーで必要分だけを補充するのではなく、やはり箱単位で備蓄されているのが似合う。

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★ 純銅の打ち物風コースター
電熱コンロでヒバオイルを燻らす際に用いる銅製のコースターだが、これくらいの大きさがちょうど良い。洋風の銅合金製削り出しコースターは6枚セットが手元にあるが、このような打ち物風を長年探していたがようやく見つかった。
23179_
半端ものの残りを1枚入手したが、定形外郵便程度の価格だったので非常に満足している。このてのものは昔はどこにでもあったが、昨今はどうも絶滅危惧種のようだ。もう少し高級なものになると銀鍍金が施された銘々皿と競合するようで、いずれも定番物だった。

実際には打ち模様の型抜きだと思うのは、裏側が完全に平坦になっていることからもわかる。現在ではこのような金型が新たに製作されることはないのだろうか。形状だけだと、実験器具のステンレス製蒸発皿と同じ構造に見える。

経年の汚れがあるようなので、届いたら手入れをして製作当時の雰囲気を蘇られでみようかと思う。陶磁器と違って金属製品は使い続けている限り、手入れを怠らなければ割れたり、欠けたりすることがないので、ほぼ永久に楽しめる。

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★ 防寒ベストを試す
合成綿の防寒ベストだが、とにかく軽くで暖かいとのことで「LLサイズ」があったので試して23180_ みることにした。スケートの際に肘プロテクターの装着に邪魔にならないので、色んなシーンで使用できるとの判断だ。

しかも丸洗いができるらしいが、はたして耐久性はどうだろうか。と言うよりも、ベストでは比較的珍しいカラーの組合わせが気に入ったので欲しくなったのが本音だ。

このようなお気に入りは大抵予備を購入するのが常なので、今回も当然ながらそれに従った次第だ。確かにうたい文句どおりの性能で納得しているが、高価なダウンでなくてもそれなりの防寒性能を有していることに驚いている。

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★ 小抽斗付き銘々皿
23177_ お正月らしく朱色の小抽斗に納まった、1辺が約10cmの銘々皿のセットになる。おせち料理をいただく際に、卓上ですぐに取り出せて邪魔にならない大きさで、しかも上下で使い分けができるのがよろしい。

あらかじめ小皿を積み上げてある中華料理のテーブルとは趣が違う、これはやはり和食や茶菓子を取り分ける際によく似合う日本人の感性がうかがえる。


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2023年12月 4日 (月)

アリオンにアナログ時計を装着

01_ 23163_ 細君が乗る「アリオン A20」の車内時計は空調パネルのデジタル液晶と、ナビ画面内の同じくデジタル表示だがいずれも走行中のドライバーにとっては極めて見にくい存在でないに均しい。

そこで、何らか怪しいトヨタロゴの付いた海外製の車内アナログ時計を探してきた。取り付ける位置を工夫すれば、見た目は違和感なくダッシュボードの何処かに納まりそうだ。

[LC/80]にも同じようなもう少し高級感のあるアナログ時計を貼り付けているが、以前は小型のトラベルウォッチを2個ほど試した経緯がある。やはり、車を運転しながら時間を気にする際には、アナログ時計でないとその役目が発揮できない。

一般的な話だが、アナログ時計には運針部分に機械パーツが必須なので、車の振動に晒されるとどうしても経年劣化で交換が必要になる確率がデジタル時計よりも高い。従って、メーカーもそのパーツストックを維持する必要があるのと、交換できるアナログ時計をインパネに配置するデザイン性とコストのことのを考えると、どうしても高級車御用達になる傾向がある。

もっとも、デジタル時計が世に出る前は時計はすべてアナログだったわけで、車載アナログ時計のノウハウは完成されたはずで、その気になればコストパフォーマンスの優れた耐久性のある製品を創出できると思うのだが。

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2023.12.20
★ 忘れた頃に商品が到着した
エアコン吹き出し口用とダッシュボード用の取付(貼り付け)付属品と予備のコイン電池が付いていた。質感は価格以上で風防ガラスも美しい。出荷時に日本時刻に合わせていたとすれば、今のところ約3週間で目立った狂いはない。実際の装着はセンターインパネの上に貼り付けて、助手席側からも視認しやすい位置にしている。

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2023年12月 2日 (土)

実体顕微鏡用の0.75倍対物レンズ

02_ オリンパス製実体顕微鏡 SZ 用の対物レンズは2年前に「1.5倍」を入手したが、その時の記事にも記載したとおり、対物レンズで倍率を拡大すると被写界深度に違和感を感じることから、長らくオプション対物レンズなしの「1.0倍」で運用することが常であった。

23166_075 ところが、意図せずして当時ものの比較的程度の良い「0.75倍」の対物レンズが舞い込んできたので、早々に試してみたところ、作動距離は当然ながら1.3倍以上伸びるのと、被写界深度の具合が極めてよろしい。

ただし、先端側にφ48mmの雌ねじが切られていないので、リング照明装置のマウントアダプターが取付けられない。(前後を逆にすれば良いだけだが)そこで、マウントアダプターなしで三点ネジをこの対物レンズのギザ部に当てたところ、割合にしっかりと固定されたので、これはこれですっきりとして良いかもと思っている。

この手の薄形対物レンズは今では見られないので、大切にしようと考えているが、レンズ合わせ部のバルサムの劣化が見方によっては感じられるようで、今のところ写りには全く問題ないが、いずれは買い換えの時期がくることも覚悟している。

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★ 0.75倍の補助対物レンズの再考
1.5倍や2.0倍よりも圧倒的に知名度が高いのが補助対物レンズの0.75倍(Nikon製では0.7倍)のようだ。製品の中には標準でこれが装着されているものもあるくらいで、その理由についてはこれまで単に作動距離が1.3倍になって手元の作業性が向上するくらいしか思いつかなかった。しかし、今回のお試しで被写界深度への影響が見逃せない理由だとわかった。

つまり、それだけより「実体」を感じさせるレンズ効果があるということで、このレンズを再評価した次第だ。半世紀前の古い製品なのでレンズ構成は2枚1群のシンプルな造りだが、昨今の製品ではもっと改良されてその性能も向上しているかもしれない。機会があれば新しい0.75倍の補助対物レンズを入手したいものだ。

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★ 0.75倍の補助対物レンズの再考(2)
確かに作動距離を稼げるのはメリットだと思うが、レンズの下で何か作業を行うのでなけれは、このメリットはあまり意味がない。被写界深度が深くなることはよいのだが、最近になってどうもその分だけ解像度が落ちるような気がしてきた。

久々に補助対物レンズなして10倍/20倍の観察を行ってみると、やはりこちらの方が明らかに鮮明な気がする。具体的には影の部分のコントラストが良いのだ。単に観察だけを目的とする場合には、余計な2枚1群のレンズを省くのが正解ではないかと最近思うようになってきた。もしくはこの補助対物レンズの経年劣化が原因なのかもしれない。

例えが難しいが、メガネレンズでいうところの、境目のない遠近両用プラスチックレンズと単焦点ガラスレンズとの違いのような気がするのだ。と言うことで、新しい実体顕微鏡「SZ4045」を含めて、現在では補助対物レンズは装着していない。いやはや、観察を繰り返してみないとなかなか美しい被写体を求めることはできないようだ。

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★ 生物顕微鏡(BH-2)の変倍装置の妥当性
Lc80559__20240101231701 前述のように、対物補助レンズで倍率を操作すると被写界深度や解像度に微妙な変化が現れるようだが、生物顕微鏡(BH-2)の「接眼補助レンズ」は同じような影響が出るのだろうか。正しい呼び名は「変倍装置」というが、1.0/1.25/1.5倍のターレー構造でレンズの切替が行える。

こちらもレンズ口径は十分な明るさがあり、表面コーティングの無反射性能はしっかりとしている。これまで、この変倍装置を介していることで、解像度・コントラスト・被写界深度等に不具合を感じたことはないので、先の対物補助レンズとは別物と考えて良さそうだ。確かに製造コストが桁違いなので、それだけの配慮がなされていると解釈している。

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★ 実体顕微鏡(グリノー型)の留意点
23190_ 汎用の安価なグリノー型(内斜型)の実体顕微鏡の場合、入射角の傾きと左右のレンズのそれが対応しているため、対物レンズの先端部に保護用のカバーレンズや補助レンズを装着すると、本来の像の入射角に少なからず影響を与えるようだ。これが研究用のガリレオ型(平行光路型)であれば、その問題はないのかもしれない。

従って、補助対物レンズを装着した際の立体感の減少はやはり上記のことが影響している気がする。カメラ撮影が最終目的であれば、出来上がったものに上記2つの方式に大差はない気がするが、光路の途中に他のシステムを挿入できる後者の方がより高度な観察が可能なのだろう。

一方で、観察時の試料の立体感という点では、肉眼をそのまま延長させたような前者の方が被写界深度をよりリアルに感じ取れるような気がする。ということで、観察の実体感(解像度および立体感)を優先するのであれば、グリノー型の場合には接眼レンズの倍率変更にとどめておくことが肝要だ。

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2023年12月 1日 (金)

薬研:古くは生薬を粉末にする道具

02_ 23165_ 日本国内の製薬会社の記念品で、かつての実用品を一廻り小さくしたものだ。しかし、鋳鉄と真鍮を素材にして実際のものを忠実に再現しているのがわかる。

さて、何を摺り潰すために入手したかというと、香木(正確には焼香用の純お香)を専用の小型コーヒーミルで粉砕して昇華しやすく加工しているのだが、そのミル代わりに用いてみようかと考えている。

2枚の臼歯で摺り潰すミルに比べて、こちらの薬研では粉砕の均一性ははるかに劣ると思うが、香木を加熱して昇華させる際の粒子の均等係数のことを考えると、意外な結果が得られる可能性があるような気がした。

なお、ミルを使用する以前に乳鉢を用いたこともあったが、これは作業効率が極めて悪いので数回でやめてしまった。とにかく摺り潰すという一手間は、薬効成分を抽出する際には必須の作業になるのだが、歴史のある薬研という道具の実力はさて如何ほどか。そのあたりは商品が到着してみてからのことだが、そのような期待を込めて購入したものだ。

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2023.12.02
★ 香木がいきなり粉砕されて粉になる
円盤の直径が57mmなので本当におもちゃのようなレプリカだが、舟形の底の香木はいきなり細かな「粉」になる。つまり、1/2直径や1/4直径に粉砕されると同時に、円盤の先に捉えられると見事に抹茶のようになる。これが想像していた全体の粒度分布がS字カーブを描くような、均等係数の良い結果が得られる。

つまり、この「薬研」で少しだけ一手間をかけると、火付きのよい焼香香木が出来上がるわけで、火種のいらない焚き方が可能になるということだ。問題はその際の香りだが、これに関してはやはり燻らすよりも、電熱ヒータ上で煙が出る手前の温度で加熱する方が優れるようだ。ということで、その時の気分でこの「薬研」もたまには使用してみようかと思っている。

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2023年11月28日 (火)

ハイマウントストップランプの補修

01_ 23162_ [LC/80]の外装ランプ類のLED化の過程で見つかった、ハイマウントストップランプの劣化(玉切れと全体的に極めて暗い)だが、どうも交換部品が手に入らないらしい。

80オーナーの情報検索では、程度の良い中古品を探して交換したり、LEDテープを貼り付けて補修するなどで対応しているのが現状のようだ。

トヨペット店での話でも、重要保安部品であるにもかかわらず部品供給が途絶えていることに、営業所では納得ができないとのことだが、メーカーにないものは仕方がない。一方で、かつてまだ赤色発光ダイオードが高価であった数十年前の補修対応として、一粒づつ赤色発光ダイオードのハンダを付け替える作業(打ち替えというらしい)を電子工房に依頼する手段があったことを知った。

ただし、現在では量産ベースのこの種の赤色発光ダイオードの打ち替えができるのかどうか、製品を分解してみないことには何とも言えないとのことで、ひとまずは対策を先送りするが、次回の車検(2024年4月)までに最良の方法で対処する旨の相談を交わしてきた。

23161a_led_12v まず、LEDテープの貼り付けで対応する場合は、比較的簡単にストップランプとしての性能をそれなりに発揮できる気がするが、全体としての光量の不足と、発光部の特性としては拡散型の無指向性という点が気になる。

一方で、赤色発光ダイオードを一粒づつ打ち替えることが技術的に可能であれば、ストップランプとしての機能性(光量および指向性)は問題ないものの、加工の可否を決める本体構造と、12V駆動の発光ダイオード(76粒前後)の有無の確認が必要だが、電子部品専門店でそれらしいものをまずは試しに手配してみようかと思う。

いずれの方法を選択しても材料費は2000円未満なので、まずは「赤色発光ダイオードの打ち替え」を自前でハンダごて片手に試してみることにして、それがうまく出来なかった場合には「LEDテープの貼り付け」で対処しようと思う。

と言うことで、週末に[LC/80]のハイマウントストップライトを取り外して、その構造確認にタイミングを合わせて、赤色発光ダイオードが到着するように手配を行った。

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★ 試用の赤色発光ダイオード

秋葉原の有名電子パーツ店で今回使用できそうな赤色発光ダイオードの仕様を確認した。問題は76粒程度を並列で接続するために、定電圧で駆動する(内部抵抗付等)タイプのものでなければならない。そして、発光半値角が30°から45°程度あって、ブレーキランプとして必要な光度を備えて省電力であること。加えて安価であればなおよろしい。

23164_   [主な仕様]
    ・型式:5mm赤色発光ダイオード
    ・電流制御:定電流素子内蔵型(制御用抵抗不要)
    ・電源:DC5.5~20V
    ・順電流:標準16mA
    ・光度:標準7000mcd
    ・波長:620~630nm
    ・半値角:標準30度

カタログの発光イメージから想像すると、ダイオードの一粒ずつが明瞭に視認できるタイプだと思うので、現在のオリジナルにほぼ近いような気がする。この赤色発光ダイオードを76粒並列で接続すると、トータル電流は1.2A程度で出力は14.6W程度になる。

上記のような出力なので、他の照明用LED電球×1個並みというところだが、念のために配線端部に10Aのヒューズを挿入しておけば不測の事態でも安心かと思っている。

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2023.12.03
23167_ ★ 残りの外装電球類が到着した
ブレーキ電球とウインカー電球がようやく到着した。特に、ウインカー電球はハイフラッシュ対策の抵抗入りということだが、何故かうまく作動しないので今回は見送った。ストップのLED電球は元のタングステン球の数倍の光度があるので、レンズ色が白飛びしないように、赤色の発光ダイオードにしている。

しかし、先の「5mm赤色発光ダイオード」もそうだが、点灯前は透明(白色)なのに通電すると赤色に発光するダイオード素子は不思議な気がする。これらを装着して外装の電球交換は一段落したので、あとはハイマウントストップランプの補修に専念できそうだ。

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★ ハイマウントストップランプユニットを持ち帰る
取り外しには内装用樹脂ピンを外す専用工具が必要だ。そして、電源コードのカプラーも外しにくい位置で苦労した。

しかし、本当の苦労は持ち帰った後の分解作業で、はめ込みの赤色レンズ板の取り外しには数10分を要し、その間は力のいれ具合がわからないので実にひやひやものだった。

23168_

赤色発光ダイオードの基板まで分解してわかったことだが、この基板を流用することはできないようだ。8個程度のダイオードをグループ化して、そのグループを10ユニットで直列配線するプリント基板になっており、定電流用の抵抗とグループの抵抗がそれぞれに咬まされた回路になっている。おそらく30年前だから、一般的な1.2V~1.5Vの赤色発光ダイオードを10ユニット直列で使用しているとすれば、新品時でも発光量もそれなりのように思う。

今回準備した赤色発光ダイオードは、すべてを12V並列でそのまま接続できるもので、しかも定電流用の抵抗が不要なタイプなので、もっとシンプルな「+」と「-」の帯状銅箔の基板を自作した方が無難だ。無論ホールピッチも汎用とは異なるので、オリジナルのダイオードの頭の並びに合わせた穴開けが必要になる。

ということで、電源コードのみハンダ部から外して新しい基板で発光ダイオードを最初から配列しようと思う。問題は基板の長さが50cmあり、ここに76個の赤色発光ダイオードをハンダで固定できる基盤の素材探しだが、これもほぼ目星がついている。

なお、直流安定化電源でハイマウントストップランプのLED基板に通電したところ、0.36Aの電流値で4.3Wになっている。さすがにこれは暗すぎる。おそらく定電流用の抵抗が劣化している可能性があるが、正規の値がわからないのと、発光ダイオードの仕様が不明なので手の施しようがない。ここはやはり新しい基板と発光ダイオードで造り替えるのが得策かと思う。

ちなみに、同じ単品の5mm赤色発光ダイオードだが、正面側からの明るさは、古いものと比較すると約3倍程度明るく見えるのは、新しい赤色発光ダイオードのトータル出力が14.0W程度との推測値を勘案すると相応の結果だと思う。それと、玉切れと思っていた箇所は、ユニット直列部の区間電圧のばらつきの結果のようだった。

さて、ここから先は[日曜工房]へパーツ一式を手渡して補修の完了を待つのみだ。仕上がりまで念のために[LC/80]はガレージから動かさない方が良いようで、そうなると、今月半ばくらいまでには作業を終えてもらいたいものだ。その頃には残るウインカーランプのLEDバルブも到着すると思うので、一連の修繕作業が終わる。

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[日曜工房]より
2023.12.06
★ 基板の素材に極細のドリルで穴開けを行う
23170_ あとは赤色発光ダイオードを配置する基板の素材が到着するのを待つのみだが、ダイオードの足を通す穴開け用に、極細ドリルを注文しておいた。装着先はルーターになるが、その高速回転に耐えられるかどうかが心配だ。

とにかくダイオード76個-152本の足の数だけ正確に穴開けを行う必要があるので、まさか手動でキリを揉むこともできないので、回転精度が高いルーターに頼るのが妥当だ。

ちなみに、足の太さは0.5mmなので、0.5mmか、0.6mmのドリルを用いることになる。ドリルは安価なノンブランドよりも、強度の信頼性が期待できるものを買った方が結局は「お徳」だと思っている。

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[日曜工房]より
★ 穴開けの型紙も準備ができた

分解した基板の寸法をもとに、赤色発光ダイオードの足を差す穴開け位置を定めるために、あらかじめ図面を作成して、実寸で型紙をおこしておいた。剥離紙で型紙を印刷してあるので、基板素材が到着すれば貼り付けた型紙を目印に、ひたすら152箇所の穴開けを行えば良い。

実際のところ、穴の幅がB=2.6mmで、割り付けたピッチがC=6.6133・・・mmなので、基板にペンで印を付けることができない。ここはやはり型紙に頼るのが妥当だろう。今週末に新しい基盤の製作が終えられれば良いのだが、実際のところ何が起こるかわからないので若干の不安はある。

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2023.12.11
★ 赤色発光ダイオードの「打ち替え」を終えてパーツが戻ってきた
[日曜工房]では先週末に作業を終えてパーツが戻ってくる予定であったが、他の雑用がたて込んでいたようで、ついつい遅れ気味になり本日ようやく赤色発光ダイオード×76個の「打ち替え」作業が完了して、ハイマウントストップランプユニットが戻ってきた。ヒューズも追加されて配線の収まりも問題ない。

直流安定化電源から12Vで給電テストをしてみると、補修前の4.3Wから14.0Wに光量がアップしているのは一目瞭然で、世間一般のハイマウントストップランプのイメージになっている。後日、[LC/80]に戻して夕暮れ時に点灯状態を撮影してみようと思う。その結果をみれば光量アップの実態が一番よくわかる。

23172_led

ハイマウントストップランプの装着が義務化されたのは2006年からなので、この製品が製造された1993年頃には自主装着の類いで、およそお飾り的な要素の方が強かった。従って、法制化された後の製品と比べると性能的にはかなり劣るのは仕方がないのと、だからと言って車検時に問題になることもないそうだ。

もとより[LC/80]のテールライト類は必要最小限の大きさで設計されているので、現在の感覚ではハイマウントストップランプは必須であり、その性能も現行製品と同等であるのが理にかなっている。そのような考え方に基づいて今回の「補修」を思いついた次第だが、これで安心してブレーキが踏めるというものだ。

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[日曜工房]より
★ 赤色発光ダイオードを76個もハンダ付けを行うとちょっとした熟練の雰囲気だ
23174_これまでのハンダ付けというと、配線の繋ぎや端子の接続の数カ所程度がせいぜいだが、今回のように整然と並んだ発光ダイオードの足の152本を一気に作業するのははじめてだ。

10年以上前のハンダごてなので、先端もつぶれかかっており、思い切ってヤスリで研いでハンダコーティングした状態で何とかハンダ付けを終えられたのは、今回から使用し始めた「フラックス」によるところが大きい。

銅箔を貼った基板上でダイオードの足先を必要最小限度のハンダで溶かすように固定し、同じパターンで盛るには、この「フラックス」が必須だ。ハンダ自体にもフラックス成分が含まれているようにも書かれているが、別途これを使用すると相手方の銅箔へのハンダの付きが非常に良い。

今回のハンダ付け作業で、ハンダコテの先端銅棒の品質とメンテナンスにも留意するようになったついでに、先端部のみ3本を注文しておいた。やはり、新品の先端銅棒は2層メッキ仕上げの先細形状が独特なのが、実際にハンダ付けの数をこなしてみて、その意味がようやく理解出来た次第だ。

23173a_

使用しているハンダごては安価な日本製の40Wの汎用品だが、同メーカーの「純正ハンダごて先」も送料無料の330円/3本というのはうれしい。また、余分なハンダを吸い取る細い銅線で編んだ「ハンダ吸い取り線」のおかげで下手な仕上りを修正できる。そんなこんなで、そろそろハンダ付けも手慣れてきたところだ。

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2023.12.13
★ ハイマウントストップランプの更新完了
23175a_ 事の始まりは「バックライト」の暗さを解消することからで、ついでにストップランプやウインカーランプの交換の過程で、ハイマウントストップランプの劣化に気付いた。

その騒動も一段落したので日陰でハイマウントストップランプの点灯の様子を撮影してきた。高光度赤色LEDのブレーキランプに適正絞り露出を定めて後方全体を写したが、ハイマウント部が若干の露出オーバーで白飛びしかけている。

つまり、それほど一粒7000mcdの5mm赤色発光ダイオードの光量とレンズ性能が優れているので、遠目には粒の並びを感じさせない、まるでLEDテープのようにも見えるのが想定外だった。

[LC/80]は構造変更を行っており、1ナンバーの貨物なのでハイマウントストップランプの重要性はことさらだ。最近では珍しい横幅のある細い一文字のデザインは、高光度化と相まってむしろ新鮮な感じがする。

リアウインドウのロゴ入り純正ハーフミラーフィルムとのマッチングもよく考えられているので満足している。これで、ほぼすべてのランプ類をLEDに交換できたわけで、点灯時のいわゆるキレが良くなったことから、夕暮れ時以降での年式の古さを一掃できた。

しかし、本日の最終取付作業では文面にできない細部の組み付けのノウハウが必要だ。いわゆる樹脂パーツのはめ込み箇所が多いので、破損させないための適切な力加減と、「一発」で決める必要のある差込み箇所には毎度ひやひやする。仮に[LC/80]オーナーから、ハイマウントストップランプのLED打ち替えの相談を受けたとしても、安易にその手順をお知らせするのは出し惜しみではなく躊躇してしまう。

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★ 最大積載量シールの貼り替え
23178_ これを貼っておかなければ車検に通らない。シールがやや小さくて見にくいので、一廻り大きく作り直した。構造変更後の[LC/80]は、新車時より1ナンバーの車種よりも積載量が少ないと思う。

これはおそらく、7人乗りワゴンが5人乗りになって、後部座席も荷物室とした場合に、5人分の重量(50×5=250kg)が貨物対象になるという考え方で、サスペンション強度を変更していない、ワゴンのままでの乗り心地だからと思う。

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★ H3Cフォグランプのバルブ
Lc80610_h3c 現在装着しているフォルランのバルブは、当初の小糸製の純正品から2019年11月に2回目に交換した「H3C高光度ハロゲン」になる。この時点でおそらく絶版になることが予想されたので予備を同時に購入してあり、あと1セットが残っている。

純正品に比べてやはり1.2倍くらい明るい印象を受けるので、それなりに満足している。その前のものはさらに明るかったが、その分だけ寿命が短かった記憶がある。

さて、このフォグランプをLEDに交換することの是非についてだが、どうも高光度ハロゲンを上廻る「H3C LED」は、ヘッドライトと同様にファン付きの高出力形になるようで、バルブソケット部の防水ゴムブーツが納まらないことがわかった。

ということで、フォグランプについては予備の高光度ハロゲンバルブを使い切るまで、このままにしておくのが得策という結論になった。やはりあの時に予備を購入しておいて良かった。

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★ 革製シートの手入れ
23181_ エナメル塗料2色でグレーの革製シートのひび割れを補修しようと思っているが、年内になかなか時間をとれない。今年の秋頃からシートの純正フルカバーを外してその準備をしているのだが、優先順位が低いのでどうしても後回しになっていた。

一方で、最近の寒さではカバーなしで冷たい座席につくのが苦痛でもあるので、せめて座面だけでもしばらくの間は座布団を敷くことにした。

座面高が変わらないように、厚みの薄い低反発ウレタンで同色の座布団を2枚注文しておいた。いかにも暖かそうな表生地だったので、座り心地よりもこの肌触りを優先して決めた。

使用してみて凹凸の止め縫いが必要になれば、位置合わせを行っておいて[ミシン工房]に仕立て直しをお願いしようと思う。

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★ 低反発ウレタンの感触にやや戸惑う
40cm×40cm×4cm W=460g の高密度低反発ウレタンの座布団は、それなりの重みがあり風で飛ぶようなものではない国内製造品だ。宣伝文句は「もちもちシートクッション」ということで、座った瞬間は厚みを感じるものの、しばらくすると太股と臀部の形状に変形して低反発状態を維持している。

シートの凹み部分にちょうど納まる大きさなので、左右の揺れへのホールディングにどの程度影響がでるのかが不明だ。そして、長時間の運転時の違和感の有無についても、少し座っただけでは判断できない。暖かさと肌触りについては、当初の予想どおり問題ないとして、運転中の座り心地に関しての吉凶判定は今後のことになる。

★ 小さい、ただそれだけ
23182_ シートの凹みにすっぽり収まる大きさは、座り心地をあれこれと試してみて、どう考えても筆者の体型では小さい。ということで、2枚の座布団は後部座席へ移動させて、運転席および助手席はやはり車用として販売されている一般的な低反発ウレタンクッションにすることに改めた。

最初からこれにしておけば良かったようなものだが、当初からこれには一つだけ大きな懸念がある。それは厚みなのだが、見た目ではどう考えても座面高が変化することは間違いない。パワーシートの調整で高さ問題は解決しそうに思えるが、実はランバーサポートの位置がずれるのでそのことが大いに気がかりだ。

商品はすでに手元に届いているが、予想どおり結構な厚みがある。明日にでも装着してみて再度座り心地の確認を行うことにするが、これで納得できるように工夫するしかないのが結論だ。

運良くシートになじめば、先日本革のひび割れを修復したあとの保護にもなるので、是非ともフィットしてほしいところだ。うまく装着できれば、前面下の前掛け部分にポケットが2つあって、緊急メモなどの保管に便利そうだ。万が一、[LC/80]の車内から救出されるような事故の際に、第三者に発見してもらいやすい工夫をしたメモ入れだ。

・・・つづくもどる

2023年11月26日 (日)

コンプレッサー:可搬式エアータンク並みの軽量コンパクトタイプ

07_
23159a__cp100n [日曜工房]の倉庫にあるコンプレッサーは10Lのブロー用の日立ベビコンと、78L(39L+39L)のインパクトレンチ用のアネスト岩田製の2台が稼働している。そして、これらのコンプレッサーで一般的なほとんどのエアー工具が問題なく使用できる。

ところが、自宅へ戻ると掃除機のフィルターブローや、電子機器の埃払い等、なにをブローするにもエアーダスタースプレー缶に頼るしか手がない。従って、これまでどれだけのスプレー缶を消費したかと思うのと、連続噴射が数秒から十秒程度しか行えない不便さを考えるにつけ、空気タンクを備えた可搬式の小型コンプレッサーを長年思案していた。

そこで、ガソリンスタンドにある丸い可搬式エアータンクのような使い勝手で、なお圧縮機が搭載された軽量コンパクトなコンプレッサーを探して求めて、スプレー缶のゴミから開放される運びになった。

 ・電源、電流 :100V-2.2A
 ・吐出量   :30L/分
 ・設定圧力  :0.68MPa
 ・タンク容量 :6L
 ・寸法    :W340×D190×H385
 ・重量    :約7kg

クローゼットの隅にでも収納できそうな大きさで、7kgで取っ手付きだから片手で持ち運びに苦がない。我が家の普段乗り自転車はすべて米式バルブなので、これを満タンにして持ち運べば、空気入れ作業でぎっくり腰になる心配もない。コンピュータミシンの、ジグザク縫い専用の「NJ-725」と、刺しゅう専用の「SECIO 9600」の中間くらいの重さだ。

23160_ とりあえず、「スパイラルエアホース」、「ボールバルブ」、「エアーチャック」、「エアーダスター」を併せて注文したところなので今月中には一式が揃いそうだ。そして、12月になればあちこちの大掃除でも活躍できるので、とにかく安価な消耗品として使い倒す予定だ。

一応、国内メーカーの品で、アフターサービスの体制も整っているようなので、安価とは言え安全性と耐久性面でとんでもないまがい物ではなさそうだ。ただし、定格連続使用時間が15分ということで、いわゆる業務用としては使用できないと考えるべきだ。

エアースプレーガンや研磨工具等を使用しない限り、6Lのタンクを抱えているのでエアーブローと空気入れくらならば、連続運転としての15分はほとんど問題のない能力だと思っている。そして、このクラスのミニコンプレッサーでは、設定圧力が0.68MPaとやや高めなのが魅力的だ。

実際に使用する圧力はおそらくレギュレーター調整で0.4MPaで十分なのだが、タンク圧力としての設定値が0.68MPaであるところのタンク内空気のトータル容量としての余裕が、タンクを抱えることの合理的な設定だと思う。

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2023.12.06
23169_ ★ 付属品一式をケースに収納
5mのエアーホースをコイル式にして、カプラーの接続はバルブを挟んで上向きに配したことで、横幅を行儀良くして付属品一式を適当なケースにすべて収納できた。

本体とケースを結束バンドで一体化してことで、エアーを満タンにして持ち運びがスマートになる。念のために上向きカプラーに防塵用キャップも付けておいたので、蜘蛛の巣が張られることもない。

なお、圧縮機本体カバー部にロゴシールを、タンク部には仕様一覧と反射ラインテープを貼り付けて、オリジナルの無味乾燥な外観を一新させてみた。

反射テープはストロボ発光の加減で水色に映っているが、エアーホースと同色のブルーで揃えている。

・・・つづくもどる

2023年11月24日 (金)

冬用保湿アイテム:市販のスキンクリームとグリセリン溶液

02_ 23157_ 風呂上がりの保湿クリームは、これまで細君が使用する高級化粧品から市販の汎用品(スキンクリームやハンドクリーム)までいろいろ試してきた。

また、精製水+エタノール溶剤で油脂類の数々も試してきたが、今年の冬で5年の歳月を経て「ニベアスキンミルク」と「グリセリン溶液」の併用が一番肌になじむことに確証を得た。

と言うことで、それぞれの保湿アイテムを使い勝手が良く、また鮮度を保つように100mLの遮光瓶に小分けして使用することにしている。グリセリン溶液の濃度と溶剤成分は、人それぞれの相性があるようなので、ここではあえて記さないでおく。

ちなみに、子供の頃を思い出すと、年中手のひらが乾燥するなどはあり得なかった。従って、子供の手は非常に不潔で、とにかく家に戻ると「まず手を洗いなさい」が耳にこびり付いているのがなるほどと納得する。

たとえば、そろばん塾で「伝票集計」などの受講の際にも、伝票をめくる指先が滑ることが全くないのは、手の平ががいつも湿っていたためだと思う。自宅の三面鏡などは子供の頃は絶対に触らせてもらえず、いつも布カバーが被せてあったのも、子供の手はとにかくべとべとだったようだ。

子供の肌がみずみずしいのはやはりこの保湿の度合いが大人とは全く違うところにあるようで、その意味ではこの歳になると肌の乾燥を意識してしかるべきという考え方で過ごしている。

・・・つづくもどる

2023年11月17日 (金)

緊急時寝具:封筒型寝袋の入れ替え

01_ 日常生活時の緊急事態(津波避難等)用の寝具としての寝袋は、独身時代から手入れしながら保管している「みの虫型」のものと、数年前に追加した細君用の「封筒型」の2種類を[LC/80]の荷物室に常備している。というのは、車での出先で何がおこるかわからないので、その時の備えとして保管場所がほぼ車内ということになっている。

冬の初めにこれらの寝袋を自宅へ持ち帰って、虫干しを兼ねて空気の入れ換えを行っているが、「封筒型」の方がどうも保管中に臭気を発することがわかった。そもそも「封筒型」の寝袋はノンブランドの安価なものが主流なので、これもおそらくは西の大陸製だったような気がする。23151_

そこで、いざという時のために、この「封筒型」を一応名の通った製品に買い換えることにした。古い方はこの時点でお払い箱になったわけだが、肌身に触れる衣料品はその素材の安全性について、表示タグだけでは判断できない「闇」が疑われれば、無条件に捨てるべきだと考えている。

昨今は「車中泊」ブームで嵩張る「封筒型」の寝袋が主流だ。だから、携行性に優れた本格的な寝袋は一部の登山愛好家の高額商品のカテゴリーになったようなので、もうひとつの昔ながらの「みの虫型」の寝袋は今後も大切にメンテナンスしようと思う。

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★ 封筒型寝袋の収納袋を[ミシン工房]で製作依頼
本製品には専用の円筒形で締め付け用のジッパーが備わった品質の良い収納袋が付属している。このあたりは有名メーカー品の気配りが感じられる。

しかし、携行用の「みの虫型寝袋」ならいざ知らず、封筒型をこれでもかというくらいに堅巻きをして紐で固定したあと、窮屈な専用袋にねじ込んで、最後に締め付けジッパーを閉じるという手間をかけてまで、コンパクトにする必要性がどうしても理解できない。

23152_ まず、車載を前提とすればここまでコンパクトにするメリットよりも、通気の衛生上からも四ツ折り程度でふわっと収納できる袋に仕舞うのがあらゆる面で合理的だと思っている。と言うことで、薄くて軽くて強度があり通気性の良い、しかも粉塵を遮断できるナイロン製の裏地用生地で収納袋の製作を[ミシン工房]へ依頼した。

「封筒型寝袋」の四ツ折り寸法を勘案して、底だけマチを付けた寸胴収納袋が約1時間ほどで出来上がったきた。実際に収納してみると。扱いが楽で寝袋が行儀良く納まる使い勝手に満足している。言わば寸胴型枕カバーの大型版というところで、車内収納時に口が開かないように、プラホックで数カ所とめてある。

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★ 収納袋の縫製に「NJ-725」のかがり縫いを試す
薄手の生地なのでジグザグ縫い専用のもっとも非力なコンピュータミシン「NJ-725」でも全く問題ない。光沢で滑りの良い裏地生地だが、布送りも問題なく行えて思い通りの仕上がりを得ることができた。

職業用直線縫いミシン「EP9600」からすれば、「SUPER SECIO PC 9600」はデジタル編集が可能な刺しゅう機能を除けば、これまではどうしてもサブ機としての位置付けだった。

しかし、「NJ-725」のジグザグ縫い基本性能の品質の良さからすれば、3台ともそれぞれの機能優先で立派なメイン機になっている。筆者は道具というものは、何でもできる1台よりも、なにかが得意な1台が常日頃から好みなので、結局はそういう形態になったようだ。

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★ カーサンバイザーを注文してみた
23153_ 自宅からの遠出の際には、ほとんどが早朝に東向きで、夕刻に西向きで高速道路を利用するパターンが多い。つまり、朝日に向かい夕日を追いかけるという眩しいドライブを強いられるわけで、サングラスは必須で時には日除けのバイザーを降ろすこともしばしばだ。

そこで、バス等に装備されているフロントガラスのサンバイザーを探してきた。パネルは偏光仕様なので、乱反射光を遮る効果が期待できそうで商品の到着が楽しみだ。

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2023.11.23
★ 内外装ランプ類のLED化を完結させる
これまでランプ類のLED化はその明るさから必要と思われる箇所をその都度行ってきた。
 ・ヘッドライト
 ・ルームライト
 ・テールライト(特バックライトが暗かったことから、ついでにユニット内のブレーキランプも交換)
今回は、フロントポジション兼コーナーライトと、最後にナンバープレートライトを交換して、内外装のランプ類のLED化を終了するために、必要なLED電球を注文したところだ。

唯一ハロゲン電球が残っているのはフォグライトのH3Cバルブだが、こちらは高光度のものを使用していて、特別に暗さを感じることはないので、予備のH3Cバルブを使い切るまでこのままにしておく。

LED電球の選定で考慮すべきは、色温度と指向性だ。指向性は基本的に拡散型で問題ないのだが、バックライトとコーナーライトは指向性があった方が明るさを効率よく発揮できる。ナンバープレートライトは拡散型で、あまり明るくない方が自然だ。

室内は元からの電球色を保持させることから、色温度は3000k~3500k程度で、その他は5500k~6000kあたりが上品だ。白色は6500kを超えると冷たい青白さが目立つ。従って、透明(白色)レンズの場合はより自然に発光させる意味でも低温度側の「白色」にこだわった方が良い。

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2023.11.25
★ ナンバープレートライトとポジション兼コーナーライトをLED化して作業を終了
車体に搭載されているウインカー用の純正リレーを温存するために、ハイフラ防止抵抗入りのウインカーライトのみがまだ到着していないので、当面はタングステン球のままで、その他のライト類のLED化が本日終了した。バックライトの高光度化もそうだが、コーナーライトがこれまでのタングステン球の2倍の明るさを感じるのと、ヘッドライトの色温度との調和の意味でもスタイリッシュで実用的な性能向上を確認できた。

ナンバープレートライトは、T10白色LED電球の透明樹脂部分をレジンコーティングで乳白色に加工して減光と拡散を図ったことで、如何にも取って付けたようなLED電球という雰囲気を一掃して、目立たず落ち着いた仕上がりになっている。

今回のように、外装ライト類をこと細かに点検してみると、偶然にもリアゲート上部の「ハイマウント一文字赤色LEDブレーキランプ」がかなり劣化しているのを発見した。豆粒LED素子が所々切れているのと、全体的に光度がかなり低下している。この純正LEDランプはすでに30年が経過しているのと、点灯頻度が最も高いランプになるので、来週にでもトヨペットでパーツが出るかどうかの確認をしてもらう予定だ。

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★ ブレーキランプとウインカーランプはレンズ色のLED電球を用いた方が良い
もとよりレンズがそれぞれ着色されているブレーキランプとウインカーランプだが、強烈な白色LED電球を用いると、電球の光度が勝ってレンズの着色が薄く感じられる。従って、着色レンズの場合でもLED電球はそれぞれの色の発光素子のものを使用した方が違和感がない。

ちなみに、これらのランプ類のレンズカバーを透明(白色)に交換するのが昨今の流行のようだが、筆者はあまり興味がないのでオリジナルのままで運用している。

・・・つづくもどる

2023年10月22日 (日)

そろそろ冬支度:今期も新しい暖房アイテムを試す

02_ 23145_ 今年の1月に仕事部屋での暖房着として「スノーパンツ」を試してみた。これのおかげで暖房費が目に見えて節約できたので、今シーズンは早い時期からまずは足もとの保温として「レッグウォーマー」を試してみる。

というのも、仕事部屋のデスクはウインドエアコンを設置してある窓際に位置することから、冬場はどうしてもすきま風を感じる。部屋の温度はパソコンが24時間電源が入っているので冬場はそれなりに暖かめだと思うが、冷気はどうしても足もとに漂うようで、サーキュレーターの風もそこまでは届かない。

ということで、見栄えはともかく部屋着として機能優先の暖房グッズを試してみようと思う。スノーパンツを履くまでもない年末くらいまでの間をこれで切り抜けられるかどうか、電気料金への挑戦というところだ。

というのも、春先のもっとも電気料金が安い時期に比べると、冬場の1月・2月は優に3倍にもなるので、料金節減効果が認められればこのようなグッズはお安いものだ。

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2023.10.24
★ 到着した商品を早速試してみる
ボア生地は期待通りに暖かい。スケートをやり出して気付いたことだが、足の裏は結構汗をかく。従って、よほどの寒さでない限りくるぶしから下の足は出しておいた方が良い。頭寒足熱の効用を期待しながらヨガパンツにこれを付けてしばらくは室内で使い心地を検証してみようと思う。

部屋着で割り切れば防寒グッズとしては効果的な気がするのは、何だかエスキモーのパンツのようで、また氷の上で動かずじっとしているアイスホッケーのゴールキーパーの防具を連想する。

★ 仕事部屋で細君に「レッグウォ-マー」を見つけられた
第一声はおそらく「またアマ○○で無駄使いをして・・・」だろうと覚悟はしていた。ところが、予想に反して「もう一組注文しておいて」とのことで、目が点になった次第だ。

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2023.10.25
★ マイ爪ヤスリ
23149_ 手の爪の手入れはもっぱら「ヤスリ」派なのは、学生時代にギターを少し習っていた時からの習慣だ。ドラッグストアーにあるような一般的な爪ヤスリから、工業用の目立てヤスリや、ネイルサロン用の大ぶりのものまで数々の爪ヤスリを試してきた。

ところが、ここ数年はこれらの爪ヤスリをほとんど使用していない。というのは、ヤスリ目が摩耗してくると番手の不具合が生じるなど、必ずといって長持ちしないからだ。

それならば耐水ペーパーヤスリの#320あたりを使い捨てる方がどれだけ心地良いかということに気付いたからだ。問題は「高剛性」でしかも「薄く」て「軽い」素材を当て物にしないと、ペーパーヤスリを正確に爪先へ当てられないことだ。

そこで思いついた「当て物」が顕微鏡用のプレパラートガラスだ。この「サイズ」と「究極的な剛性」と「軽さ」が絶妙の使い心地を生み出す。無論、裏表に#320を両面テープで貼り付けてあるので結構長持ちする。時々水洗いをすれば研ぎ心地も回復して今ではこれに代わるものが思い浮かばない。裏表で番手を変えることも試したが、結局は#320両面が一番便利だと思う。

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2023.11.22
★ レッグウォーマー Part2
23155_2 前述の室内用のレッグウォーマーがことのほか心地良かったので、自転車での外出時用として同種の定番物をさらに注文した。合成綿入りの軽量ロング仕様で、足首から股の付け根までをカバーする70cmタイプだ。

表生地の強度はなさそうなので、引っ掛けたり擦ったりしないように、丁寧に扱えば2シーズンは十分に使用に耐えられそうな素材だ。早朝に公園へインラインスケートの練習に出かける際にも、ウインドブレーカー代わりに使えそうで、これまでの「スノーパンツ」に比べて着脱が簡単だ。

2着あるスノーパンツの1着は[LC/80]の荷物室に常備している、防水防寒ジャンパーとセットで保管しておくことにして、今シーズンも冬対策に抜かりはないと思っている。

・・・つづくもどる

ランプペン:透過性塗料

07_ 23144_顕微鏡用の白色LED電球の話だが、ものによっては緑成分が気になるような場合がある。この時には補色関係からバイオレット系のフィルターを付ければ理論的には美しい白色になる。ただし、バイオレットの赤みと青みの配合バランスが難しく、加えてその濃さを探るのも結構大変だ。

ところで、LED電球そのものをバイオレットに着色できる塗料(ランプペン)があることを最近知った。商品が届いたら薄め液に何が適合するかを試してみて、これでLED電球の緑成分を除去してみようと思う。ただし、あくまでも電球タイプで、素子が露出しているタイプは当然ながら使えない。

具体的には実体顕微鏡のリングランプのつぶつぶLED電球が、このランプペンで緑成分を除去できれば好都合だと思っている。その他に、ミシン用に準備しているLED電球もわずかに緑成分が気になるので、こちらにも使用してみる予定だ。いずれにしても、濃淡を自由に調整する適合溶剤を先に見つけ出さねばならない。

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2023.10.24
★ ランプペンの溶剤はラッカーシンナーでよい
原液のままでは濃すぎるので、数倍に薄めて小筆で使用するのが良い。試しにミシン用交換LED電球×2個を着色してみたが、緑成分が完全に除去できて暖かな白色を得ることができた。しかし、使用した塗料の量がほんの一滴だった。週末には実体顕微鏡のリングランプのつぶつぶLED電球をこまめに着色してみようかと思う。

ちなみに、薄めて使用しているためなのか光量の低下はほとんど感じられなかった。このことは予想していたとおりなので、リングランプの場合には好都合だが、ミシン用のLED電球では明るすぎることへの別途対策を施す必要がある。

23148_ もとより、ミシン電球はハロゲン光源では12V 5W程度が一般的で、これをLED電球に付け替えると汎用品では12V 1.5W~3W程度が最小光量になる。つまり、ハロゲン光源の最低でも3倍の明るさになる勘定なので、何らかの減光対策が好ましい。そこで、半透明乳白色のフィルターをかけることにして、その種の塗料として、半透明乳白色のネイルカラーを同時に注文してある。

色温度の調整は今回のランプペンで思い通りに成功したので、ネイルカラーの塗布で光量の微調整を行って完成というところだ。乳白色ネイルカラーでの拡散効果も得られれば陰影のトーンが柔らかくなり蛍光灯風の自然光になる。さて、その結果は週末の楽しみにしておこう。

ちなみに、昨今のネイルカラーはUV硬化タイプなのでUVライトを30秒ほど照射すれば固まるようだ。ガラス板に試し塗りをしてみたが、本当にそのとおりで不思議な印象だ。

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★ ミシン電球のネイルカラーによる減光は失敗
23150_secio-pc-9600 LED電球の表面に凹凸があるタイプなので、半透明乳白色の塗料を均一に塗布することができない。どうしても厚塗りの溜まり部ができてしまい濃淡差が生じてしまう。そこで、少々明るすぎる感はあるけれども、薄紫のフィルター処理だけで使用することにした。

以前の[SECIO 9090]と違って、入れ替えた[SECIO PC 9600]では運針部と懐部の2灯式になっており、これで手暗がりになることはまずない。照明にかかる消費電力は1/3以下に、そして明るさは約3倍になっている勘定だが、拡散型電球なので強烈な反射のイメージがない。

減光しない状態でも蛍光灯風のナチュラル感があってほっとしている。そして、何よりも電球部の発熱が激減しているのが良い。特に懐側の電球は埋め込み型なので、ハロゲン電球での熱のこもりは相当なものだった気がする。

このミシンのアタッチメントは見てのとおり、デフォルトで刺しゅう用になっており、今後もこれ専用で手入れを怠らずに長持ちさせようと思っている。近所のミシン修理工房の店長も、このシリーズは名機だから自分の持ち物のように、何かと面倒をみてくれるそうだ。

しかし、もっとも新しいジグザク縫い専用の[NJ-725]を使ったあとに、この[SECIO]を棚から取り出すと、重量が2倍以上あるために異常に重く感じられる。逆に、職業用ミシンの[Excim-pro 9600]の14.5kgを出し入れした後だと意外と軽いと思うのは、人の感覚とはことのほかいい加減なものだと驚く。

・・・つづくもどる

2023年10月21日 (土)

コンピュータミシンのサブ機:ジグザグ縫い専用に「NJ-725」を設置

06_23141_nj725先日入れ替えたコンピュータミシン「SUPER SECIO PC 9600」だが、このミシンを刺しゅう専用にして、ジグザグ縫い用(主にかがり縫い)にもう一台手軽なコンピュータミシンを備えることで、「SECIO」の延命を図ろうと思う。

ということで、小型の「NJ-725」をミシンの点検代程度の出費で探してきた。本製品はジャノメOEMのミシン販売店仕様の品だ。このコンピュータミシンはボビンケース(内釜)は当然ながら「SECIO」とは異なる仕様だが、ボビンそのものは供用できるので糸準備に無駄はない。無論、フットコントロールも供用できる。

商品は2022年製の型遅れ在庫品で普通に使用する限り、今後の寿命には古さにおいて心配事が少ない。モータ出力は職業用ミシン(90W 14.5kg)や刺しゅうミシン(55W 11kg)に比べるとかなり小さめ(35W 5.6kg)で華奢な造りなので薄地や普通地専用の汎用品と思った方がよい。

おそらく、操作パネルの見やすさやLED照明など、コストのかからないところの真新しさがが目立つが、修理調整を繰り返して長く使用するタイプの製品ではない気がする。しかし、機能が極めてシンプルなので、そこは[JANOME]ブランドの基本性能に期待するところだ。

これらのシリーズに自動糸切りや文字入れ機能および巻き取りコードなどが追加されると価格設定が2倍近くになるようなので、シリーズの基本コンセプトを理解して、付加機能の要否をしっかりと判断できれば、ベーシックモデルの型遅れ製品はもっともお得だと勝手に思っている。

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★ 通常のジグザグ縫いに不満はない
コンピュータミシンとしてのジグザグ縫いに不満ははい。ただし、アルミフレームの軽量構造なので、経年の機械駆動部分の精度の狂いは否定できないと思う。つまり、注油を怠ったり内釜を傷つけるようなことを繰り返したり、厚物でモーターへ異常負荷をかけると釜ずれをおこした場合には、修理調整は簡単ではないタイプだ。

運針の音と雰囲気は極めて軽快で、いわゆる「シュルシュル」という感触が漂っている。このミシンには薄物用ニット針を装着して、運針負荷をかけない使い方が寿命を延ばす良い方法かもしれない。ただし、#9は糸通しが通らないので#11くらいが妥当なところだ。そして、早々に予備のボビンケース(内釜)も注文しておいた。ということでコンピュータミシン2台を含めて3台体制の「ミシン工房」になった。

本来は3台もミシンがあれば、1台は必ずロックミシンがあってしかるべきところだが、こればかりは程度の極めてよい物でないと話にならないので、現在の「ミシン工房」の仕事量とそれにかける設備コストのバランスからは実現が難しいところだ。ちなみに、思いつきで購入した今回のコンピュータミシンの発売時の実勢販売価格は、刺しゅうミシン「SUPER SECIO PC 9600」の1/10程度になる。

家庭用コンピュータミシンに共通することだが、直線縫いの縫い目の美しさという点では、やはり職業用ミシンに軍配が揚がる。といっても、ステッチが生地から浮き出るような色違いの糸を使用しない限り、ぱっと目にはほとんどその違いはわからないので、一般的にはこれが問題になることはほぼないのだろう。

上糸の糸調子はコンピュータミシンでもいろいろと工夫がなされて、いわゆる[AUTO]モードなどはすこぶる便利なのだろう。しかし、生地の厚みに応じて下糸もをボビンケースで糸調子をとれるのは縦型ボビンの職業用・工業用ミシンに限定される。つまり、上糸と下糸の絡み位置を生地の厚さのどこにするかというレベルの糸調子でなければ「コバステッチ」のような美しいミシン目をえることができない。

極端なことを言えば、家庭用コンピュータミシンの直線縫いは、上糸と下糸の絡み位置はどこでも良いレベルの精度(ほとんどは生地の裏側寄り)でしか糸調子をとることができない。これがほとんど問題にならないのがジグザク縫いと刺しゅう縫いということになる。特に刺しゅう縫いの場合には下糸は絶対に表生地面に顔を出してはいけない。

だから直線縫いミシンはどうしても専用が1台必要になるわけで、そのことを知ったのは街のミシン店ではなく、ジャノメ大阪支店を訪れた際に、営業課長からの実機による正直な説明を聞いた時だったのを思い出した。そう言えば、あの時に何故ジャノメ製の職業用ミシンが他社に比べて耐久性に優れるのかという、製造過程レベルでの工夫を熱心に語っておられらた。これがきっかけで本[ミシン工房]では今日までミシンと言えば「ジャノメ」というこだわりが続いている。

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★ 小学校5年生の家庭科授業で「ミシン」を教わるらしい
筆者はこの頃には母のシンガー足踏みミシンをほぼ使いこなしていたが、小学校の家庭科では「手縫い」で雑巾を縫い上げる授業だった。その時の運針の出来を必死に手直ししていたことを覚えているのは、ベースにミシン目の経験があったからだ。

現在でもミシンが使用できない縫製(たとえばインラインスケートのプロテクター内張の修繕等)では手縫いが基本で「まつり縫い」を多用している。この手縫いの目幅が揃った時の満足感はミシン縫製とは別な意味で心地良いものだ。手縫いの極地はおそらくは和裁だと思うが、現役の頃の同僚の奥様がその方面で独立して高級着物の縫製を請け負っておられたことを思いだした。

仕事部屋には家族のだれも絶対に立ち入らせない厳重な品質管理のもとで、その仕事だけで普通に家族を養えるだけの収益があるそうだ。もっとも、縫製は子供の頃から教わって育ったと聞くので、いわゆるその道のプロフェッショナルということになる。このような方には「ミシン」なる機械は邪道の象徴だと思うが、日本文化の継承のために後継者を育ててほしいものだ。

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★ 職業用ミシンのために「糸通し」を注文してみた
23146_ これまでこの職業用ミシンの糸通しはアルミ板にワイヤーが取り付けられている、百均でも売っている昔ながらの縫い針用糸通しを使い続けてきた。今のところこれで何不自由はないのだが、両面テープでミシン本体にいつも貼り付けているその収まりどころの悪さだけが気になる。

コンピュータミシンの糸通しは自動や半自動など、針穴にフックワイヤーが通る仕掛けが大抵付属しているので、これのおかげで糸通しはまず不要だ。この仕組みを手動で行う糸通しがあるのは知っていたが、たかが糸通しに工業用ミシン糸が一巻き(1,000m)も買える費用がばからしくて敬遠していた。

ただし、前述の縫い針用糸通しはワイヤーが伸びきったりして、ある程度の消耗品なので予備の分も9年目して底をついてきた。そこで思い切って(というほどの価格ではないが)ミシン用糸通しを注文した。これのよいところは、端部が磁石になっており工夫次第で本体フレームのどこにでもくっつけておけることだ。

これで、いつもべたべたと両面テープで貼り付けていたワイヤー糸通しともお別れだ。ただし、数秒のことだが一発できまれば、本当に早いのは従来型の糸通しのような気もする。世間では職業用ミシンの糸通しはどうしているのだろう。

筆者の場合は「左手人差し指の腹を針穴側面裏に当てて」-「右から糸通し器のワイヤーの先端を指腹に添わせて針穴付近へ向かわせる」-「運が良ければ一発でワイヤーが針穴に入る」-「右手手のひらと親指で持っていた上糸をワイヤーの輪っかに入れる」-「右手でワイヤーを引き抜き糸先を解く」-「右手指先で糸端を引っぱって糸通しが完了」という手順だ。

子供の頃は当然ながら糸切り挟みで糸先を整えて目視で通していた。しかし、現在ではウーリー糸などは糸通しがなければ目視ではほぼ不可能だ。

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2023.10.24
★ 「NJ-725」の内釜(ボビンケース)と針通しが到着
23147_ジャノメの支店から担当員が直接届けてくれた消耗品の「内釜」と本体の「針通し」だが、先の記事で触れたように、内釜の価格が「SECIO」用のものと比較して、数年まえの2倍程度になっていた。

一方で、針通しの方は、タバコ代程度の価格で大したことはないが、それでもかつての1.5倍だ。なんだかんだで駆動部分の消耗品の備えも整ったので一安心だ。

また、上の記事のミシン針の汎用糸通しも到着して一連のミシン入れ替えおよび追加の作業が完了した。ちなみに、コンピュータミシンの#9ミシン針は、本体の糸通しが通らないので、その場合には職業用ミシン用の糸通しが必須になる。

全国で数店に統合された直営支店からのいつもの担当員と数年ぶりに再会したが、ミシン販売の今後の展開もこの先が不透明だとこぼしていた。

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2023.11.21
★ フットコントローラー(FC80-00)を注文
23154_ 「NJ-725」のフットコントローラーはオプション品として、弁当箱式の踏み込み板で縦長のスリムなタイプが用意されている。ただし、すでにある「SECIO」用の幅広巻き取りタイプが使用できることを確認しているので、どちらかと言うとこれの方が踏みやすいので同じものを注文しておいた。

「FC80-00」弁当箱式と違って下駄の歯が稼働するタイプなので、当初は滑らかさに劣るのではないかと思っていたが、踏み心地に違和感は全くない。しいて言えば、縫いはじめの初期速度の応答が鋭敏なので、その際の気遣いが身につくまで少し慣れが必要だ。

おそらく、この種のコンパクトタイプのフットコントローラーではもっとも幅広の好みの形状なのと、巻き取りバネが壊れた時には「SECIO」と兼用で接続認識するので、予備としての役割が明確だ。


・・・つづくもどる

2023年10月20日 (金)

ウイスキーデキャンタとフラン瓶

02_ 23142_ 卓上の700~800mLのウイスキーデキャンタをグラスに注ぐとついつい入れすぎてしまう。日本酒の一升瓶で杯に注ぐほどでもないが、「お銚子」の代わりになるものを探していた。

開けやすい密閉瓶ふたのガラス製ということで、ちょうど良い実験器具メーカーのフラン瓶を見つけた。自称「リケジョ」という方から、なんでも花瓶に使用するつもりが、ガラスの栓を外すと絵にならないということで、長らく保管してあったらしい。

そういうことで、3本セットを送料程度で入手できたわけだが、瓶表面の容量表記が如何にも薬品容器という雰囲気で、今回はそれを逆手にとってウイスキーボトルからの「お銚子」に仕立ててみた。

実際に使ってみると、微妙な量を意識せずにグラスに注ぐことができて満足している。ただし、アルコール類に興味のない細君は、薬品容器を食卓に置くことにまず抵抗があるらしくノーコメントだ。

23143_ ウイスキーデキャンタもそうだが、フラン瓶のガラス栓が非常に扱い易い。さすがに実験室用としてよく考えられていると思う。

画像を客観的に改めてみると、客人にこのフラン瓶でウイスキーを勧めるのはさすがに失礼な気もする。まるで毒でも盛られているようなシーンを連想するからだ。だが、筆者もそろそろアルコール類についても毒瓶から液体を注ぐくらいの意識を持った方が良いかもしれない。

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2023年10月13日 (金)

バックライトの電球交換:はたして明るくなるのか

01_23134a_ [LC/80]のバックライトタングステン電球は「S25シングル 12V 21W」だが、お世辞にも明るいとは言えない。ミッションがリバースに入ったことのメッセージ程度なので、実際にバックエリアを照らす明るさをLED電球に期待してみようと思う。

この種のLED電球は昨今では安価になってきたので、ダメもとで一度試しに注文してみた。電球の仕様は「6500K 16W 2000 lm/1個」といううたい文句なので、話半分としてもハロゲン50W相当の明るさになる勘定だ。いやはやどこまで信用してよいものか際限がない。

まるでヘッドライトのような点灯写真が掲載されているのももっともらしいが、車検規格では75W以下ということで、ヘッドライト級でも別段問題はないようだ。実際に装着してみて、画像のような雰囲気であれば文句はないが、現段階では何とも言えない。

ただし、この種のLED電球は顕微鏡の光源に色々なものを試した経験があるが、16Wの消費電力が本当であればかなり明るいはずだ。バックモニターを装着していないので、初めての地での夜間のリバース操作に少しでも安心感が得られればと期待している。

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2023.10.15
★ 商品が到着したので室内で点灯させてみた
直流安定化電源でこのバルブを点灯させて、その明るさと色合いを確かめてみた。出力16Wはうたい文句どおりで、色合いの6500Kも間違いない。近日中に[LC/80]に装着してみるが、広告の画像はまんざらでもないようで、長年のバックライトの暗さの不満が一挙に解消されると思う。それにしても、LED電球は本当に電球における歴史的革命だといつも思う。

ターニングランプや室内ランプおよび足もとランプは残照効果などハロゲン電球の良さがまだ評価されるところもあるが、ヘッドライトやバックライトはLED電球の良さを十二分に発揮できる。ちなみに、ブレーキランプのハイマウント部は新車時から横一線の赤色LED仕様だ。おそらく、この頃は赤色LEDランプ以外がまだ製品化されていなかった時代だったと思う。

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2023.11.20
★ リアランプユニットすべての電球をLED化
前述のバックライトのLED電球を交換するのは簡単なことだが、その結果を夜間に暗黒環境にて確認することを考えながら未だに実装していない。そうこうしているうちに、ブレーキライトについても、走行・運転に不自由はないものの、ついでと言えばそれまでだが同時に交換しておこうかと考えはじめた。

ちなみに、ウインカーライトについては、タングステン球の電流値で点滅リレーの作動が制御されているので、これをLED電球に交換するとリレーも取り替える必要があることのことで、今回はそのままにしておく。ということで、S25ダブル1セットを追加注文してそれらが到着するのを待っている状況だ。ところでリアランプユニットの点灯状態を後部に立って直接確認する方法としては、特にブレーキランプについては、ブレーキペダルにウエイトを置くのが最も簡単で確実かとの結論になった。

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23158_ 2023.11.24
★ まずバックライトを先の高光度LED電球に交換してみた
室内で試しに点灯させてみた印象のとおり、実装してみるとその明るさは従来の21Wタングステン球の2倍ほど明るい。夜間は後方地面を照らすことができる後退確認用の明るさだ。

夕暮れ時の撮影なのでその明るさの実感が伝わりにくいが、この後の夜に目視で確認したところ、前述のカタログ写真の8割程度の明るさの印象を受ける。まずまずうたい文句はでまかせではなかったようだ。

日常的には、車庫入れの際にはガレージ内のセンサーライトと相まって、後方空間の様子が昼間のように良くわかる。長年のバックライトの暗さの不満がようやく解決できたわけで、その他のランプ類のLED化は、これに比べるとヘッドライトを除いて単なる印象の刷新のようなもので、所詮はついでのことに過ぎない。

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2023年10月 6日 (金)

コンピュータミシンの入れ替え:「SECIO 9090」から「SUPER SECIO PC 9600」へ

06_23131_ [ミシン工房]のミシンはメインの職業用ミシンの「Excim-pro」とコンピュータ刺繍ミシンの「SECIO 9090」2台体制だが、刺繍ミシンの現行品は極めて高額なので、当時で12年経過したものを探してきて長らく使用していた。

ところで、昨年あたりから液晶パネルのコントラストが薄くなりだして、近くの修理工房で交換整備の相談に行こうかと思案していたところだった。そうこうしていると、半月前から急に液晶画面の中央部が暗くなって反応が少し鈍くなってきた。

液晶パネルやバックライト等の交換部品の手配も供給品としてはあまり期待できないようなので、思い切って同型式 85Xシリーズの上位機種になる「SUPER SECIO PC 9600」に入れ替えることにした。本製品が SUPER SECIO 9500 を経由してのシリーズ完成形になる。

23133_ こちらは操作パネルがカラーに変更されているだけで、機能は「SECIO 9090」とほぼ同じだ。出荷台数においても、こちらの方がメジャーで、刺繍編集のソフトウエアー&データやオプション品もすべて使用できる。

おそらくだが、この先での液晶パネル等の修理は本製品の場合には対応が当分可能らしく、安心度も格段に向上するの。このあたりが後期形の強みだと思う。

ちなみに、世代型式850グループは「SUPER SECIO 9500/9600」で、型式853が「SECIO 9090」と「SOFIAC601」であり、この2グループはボビンケース(水平内釜)がともにレバー付「832-517-112」で共通になる。

これは何を意味しているかというと、本体外釜の制御方式が同じ年代で4機種が発表されたということだ。これまでは、そのうちの1台(SECIO 9090)だったので、予備のボビンケース等の有効利用もあるが、コンピュータ制御方式の共通性から、「SUPER SECIO PC 9600」であれば、既存の刺しゅうデータが問題なく使用できるだろうという判断だ。

縦型パネルになって情報量が少しだけ増えたが、操作性はこちらの方が違和感がない。シリーズの型式では、一般的に初期型よりマイナーチェンジ後の方が完成度が高い場合が多い。今回の場合もその例かもしれないが耐久性の結果は今後のことになる。

故障で思うことだが、家庭用ではミシンの機械部分は通常の使用ではめったに交換が必要になることはないが、電子部品が真っ先に寿命を迎える気がする。特に、液晶ディスプレイは長期使用中に間違いなく寿命を迎える。

その意味では、直線縫い専用の職業用ミシン「Excim-pro」は堅牢で安定しているのは当たり前かもしれない。こちらのメンテナンスはひたすら注油だけだが、それ以外に心配をしたことがない。現行の工業用ミシンも当然ながら液晶ディスプレイを備えているが、おそらく交換部品が供給されていると思う。

今回の一件で、ミシンの機械的整備は近所の工房で対応が可能なので、おそらく当[ミシン工房]ではこれらの2台体制が今後も変わることはない気がする。ちなみに、「SUPER SECIO PC 9600」は当初発売から最も古いものは今年で19年が経過している勘定になる。

本製品の現時点での経過年数は不明だが、ケースの変色具合から推定すると、手元の「SECIO 9090」よりも3年以上は新しい気がするので、おそらく15年~17年前の製品かと思う。家庭用ミシンという家電製品は日々使用するものではないが、比較的長寿命を前提に造られているようで、この程度の経過年数は問題ない。無論、駆動部分の消耗品は今でもメーカーから供給されている。

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2023.10.08
★ 本製品は年式の割にはかなり程度の良い製品の気がする
製品が到着した日に釜廻りと駆動部分の清掃を行った。すると、釜周辺から相当な綿埃が見つかったので、ブローせずに綿棒に埃を絡めて丁寧に除去したのには少々驚いた。しかし、ミシン油分に汚れはなかったので、過度の使用頻度による綿埃ではないような気がした。しかも、釜廻りの周囲で普段は手入れしない隙間に積もる綿埃の状態も同程度(埃の密度)であるのが解せない。

一方で、樹脂製のボビンの爪部分にスレやキズがないので、この綿埃によるトラブルは発生していないとすると、短期の一過性の汚れのようにも思えるが、それにしても綿埃の均一性がこれまでに経験したことのないものだ。そして何よりも針板をとめる皿ネジが、一度も緩めたことがないような締め加減というか、半固着気味なのがますます想像を混乱させる。

とにかく一通りの清掃と注油を終えて下糸と上糸の準備をし始める前に、自動糸通し針穴位置の確認のために一旦普通針を緩めてふたたび締めてみた時のネジの堅さについても、おそらく針交換は一度もされていない雰囲気が感じられる。それでいて後ほど確認できたが、実際の運針で針先の摩耗は一切感じられなかった。

さて、標準モードの直線縫いを試してみたが、インバーター制御のモーター音はことのほか静かで、主軸のメタル音も「シュルシュル」という感じで新品時の雰囲気がまだまだ感じられる。以上のことから本製品の程度に関する情報整理と好意的な結論は以下のとおりだ。

  ○ 購入時から釜廻りでボビンを外しての清掃が一度も行われていない
  ○ 追加の注油(本来はあまり必要ない)も全く行われていない
  ○ ボビンケースに損傷を与えるような運針トラブルが一切ない
  ○ 布送り歯には綿埃が一切絡んでいない
  ○ フットコンコントローラーが付属していない

本製品の使用目的はおそらく「刺繍縫い」で、直線およびジグザク縫いはほとんど使用していない。しかも、一度も釜廻りの掃除をしていないとすれば、「刺繍縫い」の運針時間も数十時間程度のあと、10年以上押し入れの中に放置されていた可能性が高い。つまり、かなり程度の良い保管品の「お宝」を偶然入手できたことになる。それは液晶パネルのコントラストがカタログ写真と全く同じである点からも合点が行く。

9年前に新品で購入した職業用ミシン「Excim-pro」の型番は「EP 9600」で、現行製品も同型で現役だ。偶然にも、このシリーズでの最終型番の「SECIO」も「PC 9600」で何か因縁を感じる。おそらく、それぞれの製品の完成度と健全性の程度は、[日曜工房]の使用頻度においてバランスがとれているような気がする。災害転じて福となすではないが、想定外の出費にも納得できる結果を得た。

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★ 家庭用の道具としてこの先もミシンは存続するか
母は生涯に5台のミシンを使用していた。それは娘時代の欧州製シンガーミシンに始まり、晩年には国産高級コンピュータミシンに至るまで、一生を通じて使い慣れた唯一の機械道具だ。そのミシンをメンテナンスする者は家族の中にはいなかったので、いつも出入りのミシン屋さんの言うなりで、結構な無駄使いもしていたようだが、趣味としてはそれほどお金のかかるものではない。

その影響を受けて筆者が[ミシン工房]に目覚めたのが10数年前になるが、もとより、古いシンガーミシンを小学生の頃からいじっていたので運針の基本は身についていたし、釜とボビンケースの構造と手入れが60年以上変わらないことが逆に驚きでもあった。当然ながら、注油と糸調子の具合を調整する手間はどうしても避けられない。

昨今の自動車と同様に、ミシンも5年未満であれば誤操作をしない限り特別なメンテナンスはほぼ不要と言えるようだ。しかし、生涯を通じての道具として高性能な製品を使い続けるとなると、どうしても街のミシン屋さんのお世話になる必要がある。その際の煩わしさを考えると、ある程度の整備も楽しみとして自前で行う意識がない限り、ミシンを持ち続ける魅力を感じることは困難かと想像する。

先の記事にある「SUPER SECIO PC 9600」も特別な整備が緊急的に必要な状態ではなかったが、掃除や注油もせず思い立った時だけ使用するという使い方では、5年もすれば何かのエラーメッセージが出て、それを解決するのがおっくうになり、押し入れに放置しっぱなしというもったいない「お宝」が結構あると思う。

そういう家庭用ミシンも出荷量の絶対数がかなり減少しているように思える一方で、工業用ミシンが用途別に細分化・高性能化されて、メーカーはそちらの方に重きを置き、販売戦略の大転換を行っているふしがあるので、家庭用の高級コンピュータミシンの先行きはますます不透明だ。

・・・つづくもどる

2023年9月27日 (水)

実体顕微鏡の照明装置:2台目はHOZAN製で組み付けてみる

07_23121_led-l711実体顕微鏡の照明装置は「リング+スポット2本」のLED光源を用いているが、工業用のリング照明装置(HOZAN製)の訳あり品が見つかったので、これを[日曜工房]で整備(電源プラグの接触不良を修理)してもらい試してみることにした。

このリング照明装置は白色発光ダイオードが12個配置された 12V 8.5W(光量調整可)の高出力仕様で、一般的なLED電球が並んだタイプとは根本的に構造が異なる。というか、Maxにすると必要以上に明るいのが気になる。

そこで、本製品のメーカー仕様を確認してみると、ライトおよびレンズに偏光フィルターを装着して、反射光の完全除去が可能なように設計されているようだ。これで「8.5W」という出力性能の意味が理解出来た。

どうやら、電子基板のハンダ付けを検査するための偏光照明仕様にできるらしい。このあたりが「工業用」の特色がよく現れており、使用目的に妥協を許さない姿勢がさすがだと思う。

当然ながら、オプションのリング型の偏光フィルターを取り寄せたのは言うまでもないが、光源部とレンズ部で偏光フィルターの位置合わせを行うと、理論的には乱反射光を極限まで除去できるということだ。そして、本体対物レンズ部のφ48mm偏光フィルターの方はカメラレンズ用を同時に注文してある。

さて、偏光フィルターの使用方法の説明書が添付されているので、装着準備が出来次第その新たな性能を確認してみようと思う。本照明装置の性能特性が好みに合えば、最後に色合い調整用のカラーフィルターを[日曜工房]で製作してもらう。こちらの方は手持ちのリング照明ですでに実績があるので、補色関係表から数種類のものを出力するだけで良い。

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2023.10.03
23129_ ★ マイクケーブルの変換プラグを交換
リビングにあるインターフォン装置の呼び出し音を、「有線マイク」で拾って仕事部屋の「スピーカー内蔵アンプ」で聞けるようにしている。設置して3年数ヶ月が経過したが、時々マイクの断線症状がでる。

プラグ接続箇所をマイク側から一つずつ確認しながら、ようやく怪しい箇所を特定できた。マイクから最も遠い「変換プラグ」が接触不良をおこしており、構造的に判断するとどうも当初からの不良品だったような気がする。

中学校の放送部にいる頃から、この種のプラグの扱いと接続時の感触には十分な経験を有しているので、差込時のカチッと終わる瞬間の雰囲気が若干甘いのがわかる。

しかし、ミニや標準のプラグで接触不良の経験はこれまでのおよそ半世紀ではじめてのことだ。とにかく海外製品はどこまでも安心出来ないのは益々顕著になってきたと思う。

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★ 今さらながら「丸ノコガイド」を注文
23130_ これまで丸ノコで正確な裁断を行うのは主にパネルか長尺ものだったので、その際のガイドはアルミ製で自作してある。小物の裁断時に便利なというか、必須の丸ノコガイドをようやく注文した。

軽量アルミ合金製で使い勝手の評価が高いそうで、しかも安価な国内メーカー品だ。気候も良くなり、[日曜工房]での作業も苦にならない時期になったので、すぐさま出番が来そうだ。

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2023.10.13
★ リューターを1年ぶりに使ってみる
これまでおもに「研磨」で使用することが多かった[京セラリョービ ホビールーター]だが、プラスチックの精密な「切削成型」を卓上で試してみた。

このルーターは8000rpm~23000rpmの100W仕様なので、素材により適正な回転数を試行錯誤できるところが良い。ただし、室内では細かな粉塵が舞うので、すぐに作業を中断して週末にでも[日曜工房]へ拠点を移動させることになった。

本製品はチャックがφ2.4㎜とφ3.0㎜の交換が可能で、ほとんどの先端ビットに対応している。ホビーという商号だが、比較的重量のあるパワータイプで、これまで過熱のトラブルもなく安心して使用できているところは業務用と言ってよいくらいだ。

23137_ ところが、本製品は現在では販売されていないようで、一般的な製品は回転数が15000rpm程度の固定で出力も抑えめのようだ。確かに、彫刻のような作業であれば、機能的に問題なければ小さく軽い方が使い勝手がよいのだろう。

しかし、筆者のように研磨主体の使い方ではどうしても回転数とある程度のパワーが必須になる。そして、高速回転時の軸受けの精度の良さが実に心地良い。ということで、本ルーターはこの先も大切にしようと思う。

ところで、この種の工具は工具本体よりも付属品の方が嵩張るので、立派なハードケースは結局使わずじまいになってしまう。それは他の先端回転系の工具全般に言えることで、結局はコンテナケースに移し替える必要がある。

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2023.10.15
★ 砥石台(シンクの上で使用できる便利品)
23139__ 設置時の安定性および耐食性においてもほとんど問題のない安価な便利グッズで気に入っている。しかし、ステンレスの型板を打ち抜きプレスで穴開け・曲げ加工をした際の切断面のバリがそのままの状態の製品で、組立時に指をケガしてしまった。

このあたりが西の大陸製のそれらしいところで、切断面の研磨加工などは購入後にそれを覚悟しておくのがほぼ常識かと思っている。ということで、早速前述の[京セラリョービ ホビールーター]の出番となり、2枚の本体プレートと4枚の固定金具のすべての仕上げ処理を行う。

といっても、10分もあればすべての切断面を滑らかにすることができるのは、さすがにこの工具をおいて他にない。この一手間を行うことで製品の品質が格段に向上するのに、全くもって彼らの生産者意識は理解に苦しむ。そして、足の片方はヘアライン仕上げの保護シールが貼ってある方を裏にして曲げ加工をおこなっている。

つまり、製品の品質管理という概念そのものが存在しないようで、これが結局は国民性において発展途上国からいつまで経っても脱しきれない本質なのだろうと思う。だから海外製品は基本的に購入しないが、本製品については他の選択肢がなかったためだが、やはり結果はいつも同じだ。

・・・つづくもどる

2023年9月23日 (土)

純銀製の菓子器:ボンボニエールとかヤンポと言われる皇室ゆかりの品

02_ 23124_ 純銀製の香・茶道具は絶対に手を出してはいけない。というのは香道のかつての師匠の話だが、要するに志野流では銀製品は基本的に使用しない。純銀の香炉の火屋なども本流派では無縁だ。

この教えを守り続けて、純銀製の小物というと茶菓子を頂く際の「楊子」程度にとどめてきたが、どうしても欲しかったものに、携行用の菓子器(ボンボニエール)がある。

今回入手した商品は直径8.7cmで、重さが85.5gだから、最近の銀の地金相場で換算すると材料原価は1万円そこそこだが、金工製品になると銘によりとんでもなく高価な贅沢品の極みだ。もっとも、これを持ち歩くわけではないが、手にして眺めて時には手入れを行い身の回りに置きたい逸品だ。

これら純銀製品が海外製のSilver925や950のような銀合金と一線を画すのは、江戸時代からの日本文化の純銀継承の賜物で、だからこそボンボニエールは皇室御用達の蓋物というイメージが強い。本製品は茶道具店扱いの量産品で、付加価値の要素は少なく比較的実用品レベルのものになる。

商品が到着したら経年の銀肌のくすみを手入れしてみようと思う。ちなみにこのくすみの風合いが純銀の趣とみるふしもあるが、まずは本来の姿を再現してみて金工師の思いを確認してみたい。

★ 何度も箱から出して眺めているが、なかなか普段使いができない
23128_ こういうところに貧乏性が出るのだが、商品の到着後に[日曜工房]で銀肌の手入れをしてもらったが、その輝きを眺めているとお菓子を入れるのをついつい躊躇してしまう。

手入れ時の仕上げは、指先の皮脂分をアルコールで脱脂してある状態なので、現状はことのほか美しく、おそらく製品製作時の雰囲気をそのまま表現していると思う。

この先、手入れを重ねるたびに銀肌が微妙に消耗しそうに思うのは、これまで黄銅製の銀仕上げ製品しか所有したことがなかったためで、あの鍍金が剥げたような劣化をついつい心配してしまうからだ。

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★ 銀製品茶道具の頂点である「湯沸かし」はやはり手を出してはいけないことを知る
なにもかつての香道の師匠の受け売りではないが、湯沸かしについては「鋳鉄製/銅製/錫製/ステンレス製」を長らく使用してみて表題の結論に至ったのだが、それには大きな勘違いがあったようだ。

茶道における湯沸かしの王道は間違いなく「鋳鉄製」だ。その理由は一般的には鉄分によるお湯のまろやかさと言われているが、筆者が求めるものは雑味のないお湯ということでは、どの素材も大した差はないと思っている。

それよりも熱源のお湯への効率的な伝導の違いがポイントではないかと思う。そしてこの熱伝導の善し悪しを比較する際の指標が金属の熱伝導率であるところまでは疑いの余地はない。この指標だけに着目すれば、[銀-銅-鋳鉄-錫-ステンレス]の順になり、平鍋のような器でお湯を沸かせばこの順番で早く沸くということが予測できる。

ところが、ほぼ球体形状の湯沸かしでは、銀製品を除いて(持ちあわせがない)その他の金属では湯沸かしの効率はそれほどの差が出ない。つまり、どの湯沸かしも沸騰までの時間に大差がないということだ。これはどういうことかと考えてみると、熱伝導率の高い素材はそれだけお湯への熱エネルギーの伝導が効率よく行える反面、外気への放熱量も一番多くなるからではないかと推測している。

お湯は湯沸かしの中で循環しているので、最も熱伝導率の低いステンレス鋼の場合には、底面を主体にお湯を沸かすようなイメージで、側面からの放熱ロスが一番少ないということだ。結果として、熱伝導率が最も高い銅製の湯沸かしでお湯を沸かす場合と、沸騰までの時間に大差がないということになる。

一方で、地金での耐食性に着目すれば[ステンレス-錫-鋳鉄-銅-銀]と言う具合に逆転するところが興味深い。これらの推測結果を総合すると、「純銀製の湯沸かし」というのは、お湯を沸かすという道具としては著しく合理性に乏しいことがわかる。つまり、道具の所有欲を一番そそる存在として位置付けられている気がするのだ。

理屈では以上のとおりだが、純銀の風合いへの魅力というものはこれらの合理性を超越したものがあるのも事実だ。つまり、この種の魅力にコストパフォーマンスを求めること自体が無意味であるということだ。

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2023.10.06
★ 三五度硯その2
23132_ これまで使用していた小筆用の小さな三五度硯はいわゆる教育文具の類いで極めて安価な実用品だ。それだけに、何の変哲もない量産品という雰囲気なので、すこし風情のあるものを探してきた。

展示品か長期保存品のようで箱が傷んでいたが、中身は問題のない国産品だ。もっとも、ほとんど墨汁池代わりに使用しているので硯にこだわる意味もないのだが、それでもこちらの方が気持ちが良い。

書道具というのはどこのスーパーの文具売り場にも必ず置いてあり、しかも極めて安価だ。絵の具と一緒で小学校の授業に必須の文具なのだろう。この文化は今後も残してほしいものだ。

これまでに書道具に付加価値を求めたことはないが、今回の硯だけはちょっとした贅沢品だ。と言っても数千円のものだが、別に筆が達者なわけでもないのでこういうところに贅沢をするのが少しだけ気がとがめる。

・・・つづく(もどる

2023年9月18日 (月)

20年ぶりにカードケースを更新

02_ 23118_ 金融系カードを除き、ポイントカードや診察券などの日常的に出し入れが頻繁なカードケースがくたびれてきたので新しいものに入れ替えた。

一枚革のシンプルな表装だが、ビニールフォルダーが13枚内装されており、最大で26枚のカードが収納できる国産品だ。ベルトの余裕代はそのためのものだ。

小銭入れもそうだが、こういう小物はカバンの中で識別しやすい色のものが良い。ブラックやネイビーに比べると、カバンの内ポケットで探す一手間が省けるのと、バックスキンの手触りですぐにそれとわかる。

今回もそうだが、透明のビニールフォルダーの傷みが先行して買い換えになる気がするので、カードの出し入れを丁寧に行うようにしたい。このカードケースの姿をみていると、同じくキャメル革の卓上にある「Bindex製 システム手帳」のミニ版という雰囲気で気に入っている。

今ではシステム手帳を持ち歩くことはないが、大切な発想メモは必ずこれに書き留めるようにしている。ちなみに、普段持ち歩くメモ帳はかれこれ35年前から「ツバメH30S A5版ノート」に決まっている。

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★ 全くの余談だが、もしも買い換えならスマホはこれかも
23119_xperia-10v 国産品で電池持ちがよく基本性能のバランスが良い国産モデルというと、このあたりかという気がする。しかしながら、ガラケー一筋30年(初期は自動車電話)の筆者としては、機器の価格が驚きだ。

個人的には本来の業務環境を含めて、今後も電話とショートメッセージ専用のガラケーでも差し支えないが、自治会会長と関連組織との関係が続く限り、実務的にスマートフォンの方が圧倒的に便利なことは間違いない。

従って、結局のところはガラケー並みの価格というところで、割り切って「らくらくフォン」あたりが妥当な気もする。

ただし、問題が一つある。細君のAndroid高級スマホも6年を過ぎているので、ちょうど交換の時期を迎える。細君としては操作のつまずき時には、筆者に解決を求めるのに便利なように、同じ機種を2台購入することを希望してる。(現在は、docomoに聞けと、いちいち対応していない)

前述の国産モデルを2台同時に購入するのはさすがに躊躇するが、6年間二人が無事に使用し続けられるのであればそれはそれで選択肢としてはまんざらでもない気もしている。

ちなみに、安価な「らくらくスマホ」を2台揃えるという案はどうかと細君に尋ねると、プライドが許さないという不可解な回答で一蹴りされたので、誰の何のためのスマートフォン選びかがわからなくなってきた。

★ 後日、この時期にスマホの2台同時更新は細君から拒否
現在細君が使用中のミッキー仕様のスマホがことのほかお気に入りで何の問題もないことから、今年度の2台同時のスマホ買い換え案は却下された。来年の7月頃からの新製品の頃に再度考え直すことにする。いずれにしても、2026年3月末の停波までの3年6ヶ月は手持ちのガラケーは使用できる。

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★ 卓上ガラスケース
腕時計は細君のものを含めて3個が太陽光発電タイプのもので、これらはカメラ庫に入れると充電されないので棚に放り出している。それがどうも気になるところだ。

23120_防塵のことを考えると何らかのケースに収めるのが良いかと、ガラスのキャンディケースに入れたりもしたが、ちょうど良いものが見つかった。完全な防塵効果は期待できないが、取り出しやすさと収納容量から、品質次第ではコストパフォーマンスは優れものだと思う。

この種のものは例によって西の大陸から直送されてくるようだが、W=1.2kgで高さが25cmもある荷物が、はたして無事に到着するかどうかが課題だ。ただでさえ配達まで2週間以上も要するのに、返品交換手続きが必要になればいつになれば手にできるのかというリスクが大きい。

フレームは真鍮素材だがすべてガラス製という華奢なケースで、さて鑞付けの品質が如何様かも楽しみなところだ。鑞付けが外れたら樹脂で固めるか、2液接着剤でとめる程度の覚悟が必要な価格なので、満足できる品質であれば儲けものという程度だ。

★ 商品が奇跡的なことに無傷で届いた
二重の発砲スチロール板で段ボール箱も二重にして外装は惨めな傷み具合で、というか発送時点ですでに使い回しの箱だったような気配がする状態で届いた。

とにかく、無事に到着したことだけでこのようにうれしいのがおかしい。さて、溶接の品質はまずまずと言うところで、ガラスもキズや汚れもなく一安心しているところだ。さて、腕時計を5~6個入れてみて、今回の買い物は確かに儲けものだと実感した。

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2023.09.27
★ クリップオン偏光サングラス
23126_ この手のサングラスはメガネ全体が嵩張るのでもとより好みではない。しかし、先日パソコン作業用と外出用の2種類のバルラックスメガネを造り替えたのだが、外出用の方にこのクリップオン偏光サングラスを試しに装着してみようと思った。試しにというのは、度付きサングラスを一度体験してみたかったことと、その程度の価格だったためだ。

サングラスと言えばはじめて装着したのは高校2年生の頃だ。進学校でありながら、当時は水泳部に所属しており、もっとも[小学校-中学校-高校-大学]と運動クラブは水泳部一筋だったわけだが、クラブ活動に必要だからと母に頼んで偏光サングラスを買ってもらった時のうれしさを思い出す。

それはちょうどその年の夏にアポロ11号が月面着陸を達成したという人類史上のビッグニュースとともに、強烈な記憶として残っているからだ。プールサイドで準備や後片付けの際に、このサングラスをかけた時の、なにかかっこ良さにしみじみとしていたものだ。

現在では20年前頃から、加齢による目の病気の予防のために、外出時は極力サングラスをかけるようにしている。おかげで、眼鏡装着時の矯正視力は1.0~1.2程度を維持できている。

2023.09.28
★ フレーム仕様の製品だった
23127_ プラスチックレンズの上部を固定したほぼフレームレスの構造かと思っていたが、届いた製品の内側を見るとフレームにレンズを貼り付けた堅牢な構造で好感が持てる。

ぎりぎりでメガネレンズ全体をカバーできる大きさと形状だったので一安心だ。偏光特性は使い慣れたいつもの指向性で問題ない。想像よりも品質が良くデザインもお誂え向きだ。無論、しっかりとした生地のクロスも付属しており申し分ない。

そもそも、このクリップオンサングラスを思い立ったのは、車の運転時にナビ画面の見る際のことからだ。ナビ画面の細かな文字はどうしても外出用のバリラックスメガネが必要になるので、これまでは2本のメガネを使い分けていた。

今回の製品でおそらくこの煩わしさがほぼ解消されると思うが、運転時以外ではそれぞれの専用メガネの方が身軽な気がする。そして完全屋外での直射日光の遮りに漏れがないのは、やはり専用の RayBan サングラスだ。何と言ってもレンズの曲面率が全く違うところによるものだと思う。

・・・つづくもどる

2023年9月11日 (月)

コードレススピーカー:知人の依頼で製品を届けてみる

07_ テレビのダイニングテーブルとの距離があるため、ニュースなどの音声は手元で小声で聞きたいとの知人の依頼で、適当な商品を選定して近々に設置に出かける予定だ。

ワイヤレススピーカーはBluetooth接続の高級なものも多いが、目的は会話音声を小声で聞き取ることと、充電や電池交換などの手間がいらず、しかも自動的に電源がOFFになるような(送信機のみ)、横着ものが喜ぶ商品を探してきた。

23115_ 音声転送は赤外線方式で、約7mの距離までワイヤレス受信が可能なようだ。送信および受信側の双方にACアダプターが付属しており、受信側は単三電池×4本での駆動も可能なのはよく考えられている。

スピーカーの構造・材質からしてオーディオのような音質を期待できるものではないが、明瞭な会話音を再生することに特化したものと割り切れば良い。

さて、比較的安価な製品だけに、長時間の聴音に耐えられるとは思えないが、テレビ本体の音声出力とは独立した接続になるので、使い方を工夫すれば効果的だと思う。

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2023.09.13
★ 本日設置完了
コンセントとオーディオケーブルを接続するだけのことなので、赤外線の発信方向エリアを確かめながら10分ほどの作業で完了した。スピーカーの音質は想像よりも上品で、声質がクリアーでこもらないのが良い。と言ってキンキン声でもなく、ソフトなトーンもそれなりに再生できているのは心地良い。なによりもノイズが全く聞こえないのは意外だった。

・・・つづく(もどる

2023年9月 7日 (木)

多目的広場が新設された:自転車との接触が回避できて良好

05_ 23114_ インラインスケートのホームグラウンドとして利用させてもらっている自宅隣の都市公園だが、大規模リニューアルも終えて老朽化した未使用の施設などが撤去整理された跡地に、アスファルト舗装の多目的広場ができた。

行き止まりのエリアで密粒度アスファルト舗装なので、スケートボード等の利用を前提にしたようで直径30m近い円が描ける。ここならば、念願の高速コーナーのフォワードクロスの練習も可能だ。

これまで、幅員8mで約500mの直線場内道路がインラインスケートの主な練習場だったが、自転車の往来との接触の危険が多かった。従って、直線滑走以外はほとんど練習にならないのが問題だったが、この多目的広場のおかげで安全にのびのびと滑走が可能になったわけだ。

これまで、この種の多目的広場を利用するには、車で30分ほどの隣町の都市公園まで出かける必要があったので、最後に利用したのはかれこれ2年前になる。インラインスケートやスケートボードのショップが、講習会等の催しを行うのも可能な気がするので、健康的な利用を期待するところだ。

公園内のメインストリートに面している目の届くエリアだけに、防犯上の安全も期待できそうで脱いだシューズを鍵付きのバッグにいちいち収納する必要もなさそうに思える。来週あたりに試走してみようと思っているが、向かいの水辺エリアに結構多くのギャラリーが居るのでどうも気恥ずかしい迷いもある。

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2023.09.15
★ 木々に囲まれたこのエリアは「蚊」が異常に多い
23117_ ステップを踏んでいても両足に「蚊」がたかる。アルコールスプレーをポケットに入れながらの滑走はさすがに参った。

そこで、ブーツの履き替え時に使用する虫除け線香を、腰に付けられる携行用の線香ホルダーで用いることにした。

使用する虫除け線香は屋外専用の森林香(赤箱)だがこれの効果はやはり抜群で、昨日は全く蚊に刺されることがなかったのは驚く。

森林香もストックがなくなってきたので、線香フォルダーの予備も同時に注文しておいたが、当分の間はこれを手放せないと思う。インラインスケートにはおよそ似つかわしくない恰好だが、虫刺されのことを思う自衛の結果だ。

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2023.09.17
★ ゆるやかな「UP DOWN」が新鮮だ
このエリアは路面排水のために、アスファルト舗装の仕上げが縦断方向は入り口側の方へ向かって、横断方向は左右へ下り勾配が付いている。最初はこれには少し戸惑った。なにも考えずに停止すると、その姿勢でじわじわと動き始めるからだ。

この勾配がコーナーでの加速を増大させる効果があり、今までにない新鮮な感覚を体感できる。しかも密粒アスファルトのローラー仕上げが非常に美しく、路面の滑らかさは公園内でピカイチだ。何と言っても、管理用車輌が通行しないエリアなので、路面に小石の散らばりが一切ないのが安全だ。

かつての老朽施設を取り壊した約2,500㎡の跡地だが、不陸整正と舗装工事だけでも2千万円程度はかかると見積もっているが、近所でこのような場所が利用できることの偶然に感謝している。

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2023.09.21
★ プロテクターを注文
23123a_skate-gear-3-pack 現在使用しているプロテクターはかれこれ4年くらい経過している。その間に縫製の補修を4・5回繰り返して、実用上では何ら問題はないが、かなり使い込んだ様相を呈している。

無論予備のプロテクターはあるにはあるが、「SEBA製」の超高級品で、これがすでに絶版になっていることから、アイススケート用として希に使用しているが、インラインスケートで使用する予定は今のところない。。

そこで、汎用の「ROLLER BLADE製」の最新版を2セット注文しておいた。おそらく、1セットで最低でも3年は使用できるので、「SEBA製」は今から7年後のそろそろインラインスケートを引退する頃に最後のプロテクターとして使用するつもりだ。

この種のインラインスケート用品を検索していて最近思うことだが、滑りはじめた9年前から大人のユーザー数は徐々に減っているような気がする。それは、「SEBA製」、「ROLLER BLADE製」の商品は専門のショップでも入荷数とバリエーションが少なくなってきているからだ。

おそらく、このスポーツが急に花咲くようなブームは今後とも起こらないのは確実で、その意味ではよい時期にインラインスケートを経験することができて良かったと感じている。

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2023.09.25
★ 手元ものから3回目の改定バージョンのプロテクターが届いた
今回は初めて「ヒマラヤ」から購入したが、ジュニア用より大人用の値引き率が大きく、約3割引きで購入することができた。耐久性の面で随所に改良が加えられており、このメーカーの製品には好感がもてる。フィット感と軽量化にも工夫がなされているので、早々にこの新しいものへ移行しようと思う。

・・・つづく(もどる

2023年9月 4日 (月)

古いおみくじ筒

07_ 23111_古いおみくじ筒、あるいは占い棒のようなものを入手した。青銅の素材で造られており、構造はいたって簡単な鑞付け細工のようだ。

中の真鍮棒は意外ときれいで腐食の気配もないが、10本では少なく思えるのは、もしかして、多くが紛失しているのかもしれな。そうであれば、同径の素材を探してきてせめて30本くらいにしてみようと考えている。

さて、筒表面の劣化を修復すべきかどうかに迷っている。このままでも十分に風情があるのは承知しているが、ピンポイントのキズが少し気になるところなので、全体に磨きをかけて地金を露出させた後に、自然な表面劣化を待つ方が良いのではとも思う。

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★ もしかして香道具の類いかもしれない
少しだけ磨いてみてわかったが、本体筒とくじ棒ともに真鍮製であった。古銅のような雰囲気は風情を出すために表面を薬品処理しているかもしれないので、全面的に地金を磨き出すのはやめた方が良いと判断した。

23112_ そこで、上下の蓋部分とくじ棒のみ研磨して、胴部分は汚れを落とす程度にとどめることで、できるだけオリジナルの雰囲気を残すことにした。そしてくじ棒に刻まれた印をみてわかったのだが、1から10まできざみが入っていて、どうやらこれは数字を振り出すための小道具だとわかった。

座敷での何らかのお遊びの際に、順番を決めるためのくじ棒らしいので、この造りの趣から察すると、何処かの流派の香道具のような気もしてきた。いずれにしても、大吉や当たりを求めるようなくじ棒ではないようで、それが10本というのは欠品なく揃っていることになる。

・・・つづくもどる

2023年9月 1日 (金)

くじ引きガラポン抽選器:300玉付きの本格的なもの

02_
年に何回かこのくじ引きガラポン抽選器を回すことがある。運だめしの代表格であるこのくじ引きは、神社のおみくじとは趣向がことなるどきどき物だ。人生は時として努力と熟考ですべてがきまるものではないことをいやでも思い知らされる憎いやつだ。

気分転換にこの騒がしい抽選器を回して運だめしを行うのも一考かと思い、日々受験勉強に勤しむ孫への誕生日プレゼントとして送ることにした。

23110_

さてこのユーモアを解するだけの余裕があるのかどうか、後日の反応を楽しみにしておく。ただし、かえって大人の方が喜ぶ場合もあるような気もするので、家族の反応も併せて待ち遠しい。

・・・つづくもどる

2023年8月28日 (月)

φ25mm×4穴レボルバー:Neo SPlanレンズ用の追加分だが、全穴が埋まることはない

07_ 23109_25mm4 標準セットのNeo SPlanレンズは、5x/10x/20x/50x/100x の5本だが、レボルバーは4穴なので100xレンズはいつもケースに入ったままで、偶に使用する場合には装着されているレンズを外して付け替えなければならない。

このNeo SPlanレンズは結構な重さがあり、レンズ交換の際に落としそうでいつも気を遣う。しかも、外して付け替えるという作業は無駄な動作が多いのでどうも納得できなかった。

そこで、予備のφ25mm×4穴レボルバーを長らく探していたのは、100xレンズを使用する際にはこのレボルバーに差し替える方が安全だとの判断からだ。

BH2標準の5穴レボルバーにφ25mmアダプターを介してNeo SPlanレンズを装着する方法も良いが、観察倍率がわずかに変化する点が完璧ではない。ところが先日、解体バーツのジャンク品の中に薄汚れたこのレボルバーをかれこれ2年越しで見つけた。

早々に取り寄せて手入れをしてみたところ、状態は良好で予備のレボルバーとして何ら問題なく使用できて一安心している。このレンズ・レボルバーセットはなかなか稀少だが、残りの3穴を埋めるNeo SPlanレンズの派生品は今のところその予定はない。

・・・つづくもどる

2023年8月24日 (木)

「アクセルとブレーキを踏み間違えた」は間違い

03_ 警察発表の記事によると、店舗敷地内の駐車場で前向きに駐車しようとした際、「アクセルとブレーキを踏み間違えて 車止めを乗り越えて店のガラス壁に衝突した」と話しているという。この種の事故報道は数限りなく報道されており、今や珍しくもないのでコンビニで動いている車の傍には近づかないのが賢明だ。

しかし、よくよく考えてみてほしい。この事故を起こしたドライバーは、徐行前進で停車しようとしていたわけだ。その際に結果として右足はアクセルペダルの上にある状態から何ら移動はないのに、本人の「意識」はアクセルペダルからブレーキペダルへ右足を移動して、そのブレーキペダル(実際はアクセルペダル)を力強く踏んだと思い込んでいる。

つまり、アクセルとブレーキのどちらのペダルを踏もうかと考えて「踏み間違えた」のではなく、踏んだままのアクセルペダルをブレーキペダルに踏み換えたと思い込んでいる「認知の間違え」なのだ。

自転車に乗っていてブレーキレバーの操作とペダルを踏む動作を間違えることはまずない。これを間違えるようでは自転車に乗れない。これはそれぞれの動作が全く別物なのでこれの「認知の間違え」を起こすようでは通常の生活すら困難になると考えてよい。

筆者はこの種の不可解な記事を突っついて批判するのが目的ではない。記事の内容に数十年間まったく変化がないのと、これらの事故を回避するのは、車の安全対策機能が不足しているのが原因であるかのような風潮が主流になっていることが不満なだけだ。

余談だが、[LC/80]でモーグル的な悪路走破時の、アクセルとブレーキペダルおよび左手でのサイドブレーキレバーの操作に加えて、左脚のフットレストと右手片手のステアリング操作に近いようなレベルの、障害物乗り越え走行を免許更新時の実地試験に採用してほしい。現在の縁石をただ乗り越えるだけの試験では、「認知の間違え」を自覚することはおそらく無理だろう。

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★ 現実には「認知の間違え」を犯すドライバーと共存するしかない
現実には前述のような「認知の間違え」を自覚させるような実地試験を行って、不適格なドライバーを排斥することはできない。それは、自動車の製造・販売が国の経済を担っていることから、不適格なドライバーとも共存して自動車の販売を継続させることで、個々人への経済的恩恵があるからだ。

従って、車を見かけたら被害者になるリスクがあることの再認識と、車に乗ればもしくは運転すれば自身の安全確保が最大限になるような車種環境を理解することが唯一の自衛手段となる。早い話が「認知の間違え」事故の統計をとれば、運転者の年齢と車種に明確な相関があることは保険会社各社が承知しているはずだから。

【参考記事】
車同士の衝突事故時の終局安全性の理解(1) エネルギー保存則
車同士の衝突事故時の終局安全性の理解(2) 運動エネルギー
車同士の衝突事故時の終局安全性の理解(3) ひずみエネルギー
車同士の衝突事故時の終局安全性の理解(4) 軽量化と剛性の変遷
車同士の衝突事故時の終局安全性の理解(5) 結論
ブレーキとアクセルを踏み間違う事故の原因についての一考察

と言うことで、この種の[つぶやき]記事については、今回でそろそろ締めくくりにしようと思う。

・・・つづくもどる

2023年8月22日 (火)

ボンタンアメ:国産原材料で歴史のあるお菓子

03_ 23106_ 現在のパッケージデザインは1970年頃かららしいが、製品そのものは戦前からあるという昭和生まれの人ならば一度は口にしたことのあるお菓子だ。

筆者も大人になってからこれを食した記憶がほとんどないが、たまたまスーパーに並ぶこの懐かしいパッケージにひかれて食してみた。

別に新たな感動がある味ではないものの、丁寧にオブラートで包まれた一粒を手にして頂いてみて懐かしさと同時に、原材料の素朴さが伝わってきた。

昨今のソフトキャンディの類いにある、得体の知れない増粘剤や香料製品と違って、すべてに経験ある食感であるところが安心できる。

何でも、デンプンで造られているオブラートをわざわざ剥がして食べる人がいるらしく、その必要性がないことをメーカーがお知らせしているのがおもしろい。確かに、昔はオブラートに包まれたお菓子は日常的に普通だったが、現在ではこの商品くらいなのではとも思う。

・・・つづくもどる

2023年8月17日 (木)

デジタルマイクロスコープ(工業用・業務用の言葉に弱い筆者)

07_ 23104a_ 実体顕微鏡や落射照明明顕微鏡で厚みのある立体試料を観察する場合には、その倍率は50倍~150倍程度のできるだけ被写界深度の深いレンズ構成で、作動距離が稼げるタイプのものが好ましい。

一方で、観察方法については接眼レンズによる目視観察がもっともリアルなのは良いが、手軽にモニターに接続できるUSB/HDMI出力のデジタルマイクロスコープも気になるところだ。

いわゆる工業用マイクロスコープだが、その性能の真価については製品の価格帯にあまりの幅があるため、これまではどうも懐疑的な不安を払拭できずにいた。

そのような折に、偏光板を備えた工業用デジタルマイクロスコープの旧型製品の在庫処分品を見つけたので、汎用の携帯スタンドを準備してにわか仕立てのセット物にしてみる。ただし、HDMI出力なのでこのままでは画像を保存することができない。

従って、キャプチャーボードを介してPC接続して画像および映像データを保存しようと考えている。本製品に限ってはキャプチャーボードの遅延はそれほど問題ではないので、とりあえず低価格の汎用品で試してみることにする。

映像出力アプリケーションをどうするかは、接続状況を確認してから手持ちのもので何とかやってみようかと、全くの思いつきで本体を注文したが、HDMI出力方式なのでトータルでもその程度の投資額というところだ。

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23105_dino-lite ★ 本製品の機能には色々な意味で不安要素がある
本製品の倍率は20倍~230倍で、カバーなしの状態での作動距離は5mm~60mmになる。このことから、実体顕微鏡と落射照明顕微鏡との中間的な使い勝手であることが想像できる。

不安要素の一つ目は、画質が1280×720なので、高画質という領域には及ばない130万画素になる。そのため視野数は光学顕微鏡ほど広くはない気がする。

一昔前のCマウントCCDカメラの類いと考えて良い。これでもって対象試料の全容を確認するのは若干不合理な作業だ。

一方で、本製品は工業用なので電子基板の検査が主な用途と思われるが、本体にLED照明装置を内蔵しているので、生物顕微鏡のステージの下に逆向きで装着すれば、倒立型顕微鏡のような使い方も可能だ。

つまり、シャーレの底からの観察もできる。というように、高性能ではないが多用途に対応できて、モニター観察でデジタルデータを生成できるところが良い。

二つ目の不安要素は、モニター観察に慣れてしまうと接眼レンズ越しの落射照明顕微鏡の目視野観察の出番が少なくなることだ。

BH2ベースの落射照明装置の大きさと重さとをこれと比較してのことだが、本体92gとスタンド300gの合計が約400gなので、Neo SPlan レンズ4本組みレボルバーの半分以下という軽さは驚異的だ。

無論、観察倍率と解像度の究極性能は比較にならないまでも、試料をまず観察してみるという段階ではデジタルマイクロスコープは圧倒的に便利で使い勝手がよろしい。

本体セットにはAC-DC電源 5V 2.0A と mini HDMI-DVI ケーブルが付属していた。このままディスプレイに接続すれば映し出しは可能だが、数日後にキャプチャーボードと mini HDMI-HDMI ケーブルが到着するのでそれまで接続は待つことにする。

工業用製品だけに、事前に開封した中身がわかる情報を提供してくれる方が全く見つからなかった。国内の販売代理店のカタログでも、これらの中身をおよそ想像できる記述があるものの、具体的な画像等が一切なかった。

23107_ しかしながら、実際に本体製品を手にしてみると、まだ映像出力を確認していないものの、造りの完成度は高く付属品の品質も良い。

LED照明はおよそ3~4W程度の雰囲気で色合いも良く、照明スイッチはタッチセンサーが搭載されるなど、完成度においては数千円の汎用スタンドとは雲泥の違いだ。しかし、スタンドに関しては実用本位ということでこれはこれで満足している。

今回、本製品が旧型のセール品で破格の値段で入手できた理由が何となくわかる気がしてきた。

電源および映像出力ケーブルの取り回しを考えると、使用環境はあくまでもデスク上に常設されて長時間の固定使用が前提になっている企業ユースの製品だ。特に、HDMI出力はモニタリング検査用のもので、画像データの保存を目的としていない。

昨今の個人ユースの製品だと、Wi-Fi や充電式電源等の使い勝手を優先したものが多い中で、スマートフォンとの相性という点ではこの製品の評価は低い。しかも、企業ユースでは旧製品をあえて購入する必然性がないので、この在庫品は行き場を失っていた可能性が高い。

ということで、国内代理店の取引先を通じて、在庫品が当方に舞い込んできたというところだ。

それは、商品代金の支払いが後払い制になっている点でも、販売先が個人を対象にしていない雰囲気がうかがえる。その分だけ、製品の総合性能において、信頼性は高いのではないかと勝手に想像しているところだ。

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★ Windows画面での映り具合
23108_ HDMI出力ケーブルの途中でUSB変換を経由してPCに接続する。Windows環境下の画像/映像ビューはWEBカメラ用のアプリケーションで、1280×720の固定解像度になる。

ただし、データ出力段階でのゲイン・ホワイト調整はできないので、明るさ・色合い・コントラストで調整して、なお調整不足がある場合は出力後の編集が必要になる。

本体一体型のLED照明の照射範囲は狭いが、50倍以上の倍率であれば問題ない。試料の凹凸の陰影の具合を、乱反射光の偏光フィルターで調整することができる。結果として総じて美しい映りだと思う。

一方で、500円硬貨表面の観察の雰囲気は、落射照明金属顕微鏡の解像度には到底及ばないのも事実だ。これはおそらく落射照明装置の平行光とレンズが優れているためだと思う。しかしながら、40倍実体顕微鏡のリング照明のような陰影あるのは、反射光をカットする偏光板仕様のためかと思う。

また、最大倍率が230倍なので実体顕微鏡の上限をはるかに上廻る性能だが、フォーカスを維持しながらのズーミングができないので、このあたりは実体顕微鏡の光学レンズ機能には敵わない。「軽量/(高)倍率固定/モニター観察/デジタル出力」という特性だ。

スタンドの完成度が良くないのと、本体のフォーカス調整ダイヤルの精度も荒いので、固定倍率(100倍程度:右画像中央)での目視観察を主体にして、時にはカメラ撮影という使い方が合理的な気がする。

観察倍率をあれこれと変えながら使用するものではないのと、試料の移動を指先で行うためのある程度の作動距離を残しておく必要がある。

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★ 一体型のデジタルマイクロスコープの限界
光学顕微鏡並みの使い勝手と高精度の映りを求めるのであれば、やはりCCDカメラ部分とズームレンズを個別に組合わせる据置型のタイプが王道のような気がする。

HDMI/USBの両方の出力を備えたCマウントカメラと産業用ズームレンズを組合わせて、実体顕微鏡用のリングタイプのLED照明を装着すれば、倍率200倍までの落射照明観察ではもっとも使い勝手のよい高性能なものが仕上がると思う。

実際のところ、上記の組合わせが製造業における産業用デジタルマイクロスコープの王道のようだ。従って、今回の一体型デジタルマイクロスコープは、ある意味では手持ちの観察をも可能にした便利グッズとして評価すればそれなりの位置付けのような気がする。

・・・つづくもどる

2023年8月14日 (月)

夏用スパッツ:涼しくて肌触りが良くて丈夫

05_ 23103_ 表題にあるように、三拍子揃ったスパッツはなかなかお目にかかれない。本製品は春先に試しに1着注文したものを、夏になってようやく試着したのだが、コストパフォーマンスに優れるので3ヶ月後に改めて2着を追加注文した。

派手なカラーリングだが、これくらいの方が安全性を考慮するとちょうど良い。膝部分はプロテクターがあるため意外と生地の傷みは少ない。むしろサイドと後部(臀部)が一番先にすり減るのだが、生地織りの丈夫さはロードバイク用のスパッツに良く似ている。

しかも、ブランド品のロードバイク用スパッツの1/3くらいの価格で入手できたので、これはもうリピートしない手はない。ただし、注文から到着まで11日を要するのは、西の大陸から直送されてくるからだ。しかも、使い古しのようなビニール袋がガムテープで包装されて海を渡ってくる点は我慢しなければならない。

念のため、商品の個別パッケージは一応普通なのでその点はまだ安心出来る。スパッツの種類としては「コンプレッション」とあるが、通常より一廻り大きな「3XL」サイズであまり圧着させずに着用している。ちなみに、サイズバリエーションが沢山あるワールド規格の方が圧倒的に動きやすい。

・・・つづくもどる

2023年7月31日 (月)

防災無線:市の危機管理課から貸与されたもの

03_ 23100_ 8月1日は当地区が防災無線による緊急連絡訓練に応答する番だ。無線機そのものの性能は双方向通話が可能なのだが、割り当て周波数の数が2~3バンドなので、混信をさけるために順番制で訓練を実施しているとのこどだ。

この状態でいざ本番という時に大丈夫なのかどうか若干の不安があるものの、先月は他局の地域との交信がきれいに確認できたので、この感度であれば大丈夫なのかと勝手に納得している。

5階建ての住まいは災害時の一時避難場所にも指定されているので、筆者が自治会役員とマンションの理事を兼務している立場だと、この防災無線の設置意義がひときわ目立つ。

普段は充電器に設置したままで、自動的に満充電の状態を維持している。気になる充電電池の寿命だが、定期的な交換も実施されているようなのでひとまずは安心だ。

・・・つづくもどる

2023年7月22日 (土)

ボトル式シェービングフォーム:お風呂場でのこの安定感が良い

02_ 23098_ ガス式のシェービングフォームと言えば、円筒形のアルミ缶にキャップが付いたものが長年定番だっと記憶する。

筆者はこのキャップが邪魔なので、新品をおろした時点で樹脂製のおわん型キャップは必ず捨てる。これは良いとして、この円筒形の容器というのはどうも安定感が悪いのと、噴射口廻りと底に汚れが付着するのが気になっていた。

シェービングフォームは在庫がなくなると、いつも細君がスーパーのレジ横にあるものを買い置きしてくれている。しかし、シャンプーやリンスのような容器のシェービングフォームがないものかと、自ら探してみたらそれらしい製品が簡単に見つかった。

従来のアルミ缶と同じくLPガス内圧式のボトルだが、泡の出方がゆっくりと大きな塊が出てくる。こんな調子で最後まできれいに噴射できるのかどうか心配だが、国内大手メーカーの製品なのでそれはあり得ないと考えておく。

想像どおり安定感が抜群で、宣伝文句の濃厚泡の滑りの良さも良好だ。50年以上使い続けているシェービングフォームの中でトップクラスの品質だと思う。

ただし、あとで価格を確認して思ったのは、従来型のセール品に比べると割高感は否めないが、この使い心地の良さには十分納得できる。

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2023年7月17日 (月)

電撃殺虫器:本当のところの殺虫効果が良くわからない

07_ 23096_ 商品の仕様書には、「UV光源(近紫外線)とCO2発生剤(生物の呼吸を疑似)で蚊や虫を誘引し、高電圧で駆除」とあり、これだと一見すると納得の性能のように思える。

「日曜工房」の入口はビニールカーテンだけなので、この時期には蚊や虫が舞い込んでくるのが煩わしい。殺虫剤の散布を多用すると棚の備品類に悪い影響が及ぶ気がするので、蚊取り線香を焚いたりしているが、これも火の用心のためには若干の不安もある。

そこで、照明の電源に連動して稼働させるように、昔ながらの[電撃殺虫器]を注文してみた。これだと、消灯と同時に電源が切れるので消し忘れもなく安心だ。ただし、問題は本当のところ、蚊を引き寄せて高電圧で感電死させることが可能なのか、どうも長年のレビューをみていると怪しさ満載の、お決まりの季節グッズのような気がしてならない。

何年も前から一度試してみたかったが、ついついその機会を逸してしまっているので、お試しの思い切りというところだ。特に、「CO2発生剤」というのがダイレクトに怪しい。数千円の商品でこれだけの機能が完備されていること自体がおかしいと考えるべきだが、毎年この時期になると新製品が続々と売り出されるので、覚悟して釣られてみようかと思った次第だ。

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★ 少しだけ期待はしている
本体の発光部分には、補虫器用光源の小型蛍光管「FL4BL」が使用されている。本蛍光管は、光化学作用と蛍光作用のある近紫外線(ピーク波長352mm)を効率よく放射するランプで、わずかに可視光も放射している。多くの夜行性昆虫は近紫外線に敏感なため、補虫器用光源として定番のものらしい。

本製品の消耗品である小型蛍光管「FL4BL」は現在も数百円で販売されていることから、蚊や虫の誘因効果はまず期待できそうだ。問題は小型&省エネ故の900V電撃効果が果たして殺虫に値するかどうかであり、このあたりは製品を使用してみてのお楽しみというところだ。

23097_

もうひとつ、本製品に期待しているのは、製造が電工ドラムを主製品とする国内メーカーで、本製品の位置付けが各種感染症対策の殺菌灯の製品グループに属していることだ。一応、メーカーカタログを確認したところ、まんざら誇大広告でもなさそうに思えた。

ただし、CO2発生剤(生物の呼吸を疑似)なるものは、メーカーカタログに一切の記述がない。このあたりは、ネット通販側の不適切な表示かもしれないが、よくあることなので別段気にもしない。なお、実売価格は標準価格の70%くらいだったが、小型蛍光管「FL4BL」の寿命は結構短く、ひとシーズンくらいとの情報もある。

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★ 今晩から就寝時に付けてみる
仕事場や寝室あたりでは、日中には蚊を見かけることはほとんどないが、日が暮れてくるとどこからともなく1匹、2匹の蚊が出没する。このために部屋や廊下に蚊取り線香を燻す日々が続くのもさすがにうんざりだ。

今回購入した「電撃殺虫器」が夜の間に蚊を1匹でも捕獲してくれれば、それだけで我が家での使命は達成されたことになる。ということで、今晩からまずは仕事場でこの秘密兵器を出動させてみる。少し気が早いが、交換用の小型蛍光管「FL4BL」を2本注文しておいた。

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2023.07.27
★ 蚊の捕虫作戦は続く

23099_電撃殺虫器を設置して、就寝時だけ稼働させているがまだ一匹の蚊も捕獲できていない。もっとも、この1週間ほどは消灯後に蚊の気配を感じたことがないので、それはそれで安眠できているのは幸いだ。

ただし、玄関出入りの際の朝夕に1匹か2匹くらいの蚊が室内に舞い込んできている気配はあるので、蚊を見つけた時の対策として「捕虫網」を手元に置いておくことにした。

父が生前に畑仕事や倉庫での作業時に、いつも腰に差していた伸縮しない簡易な捕虫網のことを思い出したからだ。殺虫剤や蚊取り線香を持ち歩くよりも、これが一番確実で手間いらずだと言っていた。ということで、先人の言葉を信じて室内で捕虫網を振りましてみようと思う。

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★ 捕虫網を懐かしく思う
小学生の頃の夏休みは必ず母の実家で数週間遊び惚けていたものだが、おじさんが毎年新しい蝉取り網を作ってくれていた。

竹棒の先に針金の輪っかをくくりつけたもので、網はきまっておじさんの「ステテコ」をミシンかけしたもので、ステテコ1着で2本の蝉取り網ができる。それを持っていとこと蝉取りに出かけるのだ。

田舎では近所の何でも屋に置いている網はすべて魚すくい網で、蝉取り用の網は誰もが自作するのが普通だった。このやや小ぶりの輪っかで長い布袋が付いた自作捕虫網は蝉取りにもってこいで、幹の分かれ目にとまっている蝉でも容易に捕獲することができる優れものだった。

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2023.08.03
★ 蚊取り線香の気になる煙のヤニ
23101_120mm 常時ではないが、室内へ侵入した蚊の気配を感じたら蚊取り線香を焚くのだが、ファンを備える電子機器がある部屋ではあの煙のヤニが気になっている。定期的に安全蓋の裏に付着したヤニを洗浄しているが、もっと効果的にヤニを除去して楽に洗浄できるように、φ120mmのステンレス製の目皿を探してきた。

これをガラスウール上の巻線香に被せれば、かなり効果的にヤニを除去できると思う。無論、洗浄の回数は増えるが、空気の汚染軽減のことを考えればその手間は何と言うことはない。蚊取り線香の缶に付属する皿蓋と違って耐久性は半永久的だ。

・・・つづくもどる

2023年7月15日 (土)

ジャンプスターター:リン酸鉄リチウム電池

01_ 23094_ 昨年の冬にバッテリー交換を終えたばかりの[LC/80]なので、出先でのバッテリー上がりの心配はここ数年はまずないと思う。

ただし、待機電力の負荷対象の、「AV機器、バイパーセキュリティ、時計、その他」のいずれも突然の故障によるで異常電流で、駐車中にバッテリー上がりの事態にならないとも限らない。

そこで、転ばぬ先の杖ということで、必要最小限の容量でかつ寿命の長く安全な「リン酸鉄リチウム電池」のジャンプスターターを車載しておくことにした。ポータブル電源で言うところの容量換算だと約200Wh程度になる。

インバーター等を装備しない単なるDC12V蓄電池ということで、出力端子が12V/5Vのいわゆるモバイルバッテリーと考えてよいと思う。この種の製品のほとんどは西の大陸製だが、万一の場合には、修理等の対応が可能な安心出来るいつものことながら「日本製」を使用することにした。

機能的に真新しいものはないが、出力側はワニ口メインケーブルの他に、シガーソケット端子とUSB端子が、充電側はシガーソケットでの走行充電ケーブルと100V ACアダプターが付属し、誤操作の安全装置が働くごく一般的な仕様になっている。USB充電機器の非常時用として車を離れても使用できるので便利だ。

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2023.10.12
★ いわゆるポータブル電源の利便性と信頼性
車載のポータブル電源はDC12V/AC100V の充電ができるタイプがほとんどなので、インバーターを内蔵していれば何かと便利そうに思える。しかし、エンジンスターター用の大電流負荷をかけるタイプではないので、いざというときの安心感はこちらの「ジャンプスターター」の方が勝るように思う。

加えて一般論だが、ポータブル電源で100Vの大出力負荷をかけた場合、インバーターの故障リスクが結構高いようだ。大電流時のリチウム/リン酸鉄のユニットを保護する回路を含めて、急激な電流変化時のFETの耐久性にまだまだ改良の余地がありそうだし、直流バッテリーから交流100Vでそこそこの負荷をかける電源の使い方が、今後ポータブル変電設備として確固とした位置付けになるのかも怪しいと思っている。

もっとも、便利さを優先して多少の故障リスクには目を伏せるとしても、ポータブル電源装置の価格はまだまだとんでもなく高価だ。そしてその耐久性と信頼性も現行の鉛蓄電池なみになれば、その時には改めて再考してみる。

・・・つづくもどる

2023年7月11日 (火)

デジカメ:SONY DSC-WX170 が壊れる

02_ 23093_dscwx170 表題の型番のデジカメは、細君用と筆者とのホワイト2台を所有していたが、ある時期に筆者の方の電池蓋の爪がとれて、テープで留めたまま数年は使用していると思う。

このデジカメはとにかくコストパフォーマンスでは抜群だと勝手に思っているので、筆者用の予備としてブラックの比較的程度の良い新しいものを準備して保管してあった。

そしてついに本日、ホワイトのタッチパネルの上1/6程度が反応しなくなり、一部の操作が不能に陥ったため、ブラックと入れ替えることにした。本製品は2012年製なので11年間使用できた勘定になる。

そして、予備機のブラックの方はおそらく発売から数年後の最終ロットの改良版のような気がするのは、タッチパネルの反応が明らかに俊敏で快適なのだ。ようやく予備機を使用するきっかけができたわけで、おかげで使い心地が良い。

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2023.07.13
★ Nikon COOLPIX990+MDCレンズセット
Nikon-coolpix990 SONY DSC-WX170 が壊れたからではないが、古い[Nikon COOLPIX]の程度の良い物を探してきた。といっても、コンパクトデジカメの代替えではなく、純正のCマウントリレーレンズ(MDC)がセットになった2000年4月27日発表、23年前の[COOLPIX990]だ。

このシリーズでは最終型の1年前のモデルになるが、950以降は当時ではハイエンド一眼レフ機と同様のマグネシウム合金製で、Dシリーズ一眼レフカメラのコンパクトサイズ版という位置付けだった。

装着レンズも当然ながら[NIKKOR]製という、いわゆる素性の良いコンパクトデジカメなので、顕微鏡用のカメラとして試してみようと思う。

記憶媒体は手元にある[D700]と同様にコンパクトフラッシュメモリーで、このあたりも時代を感じさせられる。ただし、この機種と最終版のみはデータ転送ケーブルの仕様が「USB」になっていることだけは救いだ。

この機種が発表された2000年頃は、銀塩フィルムカメラからデジタルカメラへの移行真っ只中だったと記憶するが、それだけにメーカーも新製品開発の数とスピードに驚くべきものがあった。そういう、懐かしい時代の思い出として目にとまったお気に入りだ。

おそらく、高級一眼レフミラーレスカメラの初期型で、その後は「Jシリーズ」へ移行すると同時に忘れ去られた、ユニークな発想の製品だと思っている。このカメラのために、専用ニッコールレンズを揃える人はかなり余裕のあるニコンファンだろう。

しかしながら、[Jシリーズ]の専用レンズ群も特記すべき魅力がなかったことで、コンパクト一眼のカテゴリーは「Nikon」において市場規模では頓挫したと考えている。唯一、Fマウントアダプターで旧のニッコールレンズが使用できる点だけは、個人的に評価している次第だ。

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2023年7月 9日 (日)

Nikon製の位相差対物レンズを試す

07_ 23092a_nikon-ph 手元にある位相差コンデンサーはOLYMPUS製なので、この顕微鏡[BHS]にNikon製の位相差対物レンズを装着するのはいささか邪道な気がする。

しかし、対物レンズの仕様が許容範囲内なでの今回、程度の良い[Ph1 Plan10]を試してみた。

この倍率のOLYMPUS製 SPlan位相差対物レンズはすでに手元にあるが、コントラストの具合の違いに興味があったことと、レンズ性能に不安のない実稼働品なので購入に踏み切った次第だ。

おそらく、厳密には接眼レンズとセットで考えると色数差補正に違いがあるので、究極のレンズ性能では不都合が生じているかもしれないが、眺めて美しければそれで良いとう安直な考え方だ。

さて、実際にOLYMPUS製のコンデンサーに装着してみての様子だが、明暗とハロの出具合は、OLYMPUS製の位相差対物レンズとほとんど変わりないようだが、背景の色合いが白く明るい。

おそらく、位相板の仕様が異なるせいだと思うが、レンズ群全体の明るさはこちらの方が優秀な気がするのと、何故か解像度が若干良くなっている。光源のロスが大きい位相差コンデンサーでは、このレンズが明るいのは非常に魅力的だ。要するに十分使用できるという結果で満足している。

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2023年6月23日 (金)

[Nikon S ]で無選別おまけのバルバドス産放散虫を観察

07_ 23089_nikon-s 本体は旧式の[Nikon S]だが、コンデンサーを除いてレンズ類は長頸世代の比較的新しいオリンパス製を装着している。光源は汎用のLED電球なので、密度を上げるためにカメラ用フィルターを重ねて集光高率を上げている。

今回のカメラ撮影は三眼鏡筒から[Nikon 1 J4]で行ってみた。照明は標準コンデンサーの傾斜光で屈折の変化に陰影を付けている。リレーレンズは「NFK 2.5×」で、対物レンズは「SPlan 10」になる。

さて、この顕微鏡で以前に購入した「バルバドス産無選別放散虫プレパラート」に添付されていた、おまけ品の雑然としたプレパラートを観察してみた。整然とマウントされた図鑑のような「前回のプレパラート」と違い、深度位置もまちまちな試料だが、これはこれで奥行きのある漂い感があって楽しめる。

そう、漂っている感じが一興だと思う。撮影に手間をかけてスタック編集すればもう少しフォーカス範囲が広がると思うが、実際の観察でフォーカスを探している方が感動が深い。
23090b_
筆者は研究者ではないので、ひたすら見て美しければそれで良いという怠惰な姿勢だ。

LED照明電球の特性か、傾斜光の操作によるものと思われるが、わずかに色収差のずれが見受けられたので、画像処理はモノクロームで仕上げている。

暗視野コンデンサーを用いた前回の撮影に比べて光量の落ち着き感に欠けるようだが、陰影の強烈さが新鮮な感じを与える。

おそらく、傾斜光照明+リレーレンズだと対物レンズ本来の解像度を低下させるような気がするのは、装着されている比較的新しい接眼レンズでの目視の方が写りはよい。

従って、目視観察だと標準コンデンサーの疑似暗視野で結構楽しめる。古い[Nikon S]もなかなかの実力を持つかわいいやつだ。

・・・つづくもどる

2023年6月22日 (木)

木地の津軽塗菓子器を偶然見つける

02_ 23085__ 青森県産の「津軽塗」を知った際に何か懐かしい気がしたので記憶をたどってみると、こどもの頃に自宅にあった蓋につまみが付いた菓子器がそうだったことを思い出した。

「津軽塗」の特に唐塗は、木地(ヒバ)に色漆を何度も押し当てては研ぐという作業を全部で20以上の工程を経る手間のかかる技法だが、漆の凹凸断面が磨かれた際に発現する不思議な文様は、まるで油滴天目茶碗のようで妖艶な趣がある。

漆器の中でも比較的安価なのは、現行の手が届く量産品の多くは木地ではなくフィノール樹脂製のようで、素材の違いはさておき漆塗りと研ぎの手間を含めて、かなりの機械化と量産が可能になっているのだろうか。

右の画像はその量産品の一例だが、均整のとれた美しい仕上がりの直径16cmの菓子器になる。随分と前から購入を思案していたものだが、今一つ思い切れないのは、フィノール樹脂製の重さのことである。基本的に漆器とは木地が基本で、何よりも軽くなければならないという持論がある。

重くて重厚な木地の工芸品も数多く見かけるが、いわゆる堅木の地肌や木目を楽しむ分には良いが、漆器は華奢で想像以上に軽い木地加工品がよく似合う。菓子器もそうだが、手に持つということが大前提なので、その時点で比重が1.3以上あるフェノール樹脂製の漆器はどうもいただけない。

そんなこんなで、「津軽塗(唐塗)」の菓子器の件は堂々巡りの末に頓挫してから1年以上が経過している。そうこうしていると、菓子器という古くさい製品は、量産品の販売ラインナップから徐々にその姿を消しつつあるようで、器ものは昔からの高級品へ戻っているのはそれなりに好ましいことでもある。

結果として、「ヒバ木地の津軽塗(唐塗)菓子器」はふたたび手が届かないものに戻ってしまったが、昨今ではもっとも不人気な漆器の類いになる「重箱」の在庫処分品で偶然に「津軽塗」の二段重蓋物を見つけた。

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★ ヒバ木地の丸二段重 津軽塗(唐塗)
23091_ 直径は5寸(16.7cm)で、一般の重箱より一回り小さく、いわゆる菓子器の寸法になる伝統工芸品だ。

もっとも、個人的には伝統工芸品の域を超えた美術品の類いと思っているのだが、そこまでの評価が得られないのは「唐塗」技法の場合には、単に手間暇だけを費やしているだけともとれる、文様の再現性というか統一性というものに乏しいせいかもしれない。

本製品の販売店しおりによると、簡単な津軽塗の由来と種類および手入れの方法が記されているが、製造時期を推測できるような情報は見つからなかった。

唯一昨今では見かけない紙種で頑強な紙箱の造りと、伝統工芸の指定のことが記されているので、30~40年前のものではないかと想像している。なお、しおりの販売店だが、現在では漆器は扱っていないようで、いわゆるリビング家具のお店のようだ。

それにしても箱を開けて二重の包みを解いた時には、その美しさと真新しさにすかさず「手袋」をして改めて品物を取り出したほどだ。即ち普段使いにするにはなかなか勇気のいる品だ。

23087_

いずれにせよ、菓子器に求めるこれらの主旨が筆者の好みに合致したことは言うまでもないが、この製品の真の価値が評価されない不人気な現実に寂しい気がするのと、それ故に申し訳ないくらいの安価で入手できたことの喜びとが交錯する複雑な満足感になる。通常の菓子器で蓋につまみがついていれば、器全体を手にして感触を意識することは少ないが、二段重となれば様相は全く異なる。

重ねた姿の安定感や広げた時の華やかさを思うと、その用途はお菓子入れを超えた想像が膨らむ。今思うのは、お正月に登場する二段重のおせち料理だが、2日目になって重箱のあちこちに隙間が出てきた際に、この津軽塗二段重へ「こぢんまり」と盛り替えるもの一興のような気がしてきた。それはお正月にしか使用しない輪島塗の杯によく似合いそうに思ったからだ。

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★ 2台目の江岑棚
23088a_2 前述の菓子器を置く場所を確保するために、下段に嵩張るものを整理するのに都合がよい2台目の「江岑棚」を探してきた。例によって長期在庫品で側面に染みが見受けられる処分品になるが、[日曜工房]で染み抜きをしてもらえば、「前回のこと」があるので何ら問題ない。

仕事場の隅はさしずめ「江岑棚」がお気に入り小物の展示台になっている感がある。しかしこれが結構重宝しているので、無粋だが2台を列べることにした。なお、この先で小物の整理が進めば、大きな花器類の収納にも利用できそうに思う。

・・・つづくもどる

2023年6月15日 (木)

クリスタルの小鉢

02_ 23082_hoya 夏の準備で涼しげなクリスタルの小鉢を探していた。ガラスの小鉢というと漠然としすぎており、めんつゆの入れ物から酒の肴の珍味入れまで、大きさと形も千差万別だ。

探しているのはクリスタルの輝きを楽しめる、ウイスキーグラスの下半分のようなイメージの、手に持って造形の感触が味わえるようなもので、具体的には「HOYA製」の右のサンプル画像のようなものだ。

ところが、現在では同社の製品で「小鉢」となると型押し製品が主で、カットガラスの雰囲気が残るものはすべて「グラス」に移行しているようで、右のサンプルのような品が見当たらず数ヶ月が経過していた。

そして先日、何気なくウイスキーグラスのオールド品をあれこれ検索していたときに、バカラやボヘミアが数多い中で、「HOYA CRYSTAL ロックグラス 5客セット 経年保管品」が検索にヒットした。

勘のよい方ならば画像を見て気付くと思うが、ロックグラスだと口元断面がおかしい。HOYA製のウイスキーグラスは数多く所有しているが、5客セットの汎用品でこの切り口にはお目にかかったことがない。

23083_hoya これはおそらくクリスタル「小鉢」なので、食器一般で出品すべきところを、その造形的なデザインからグラスと勘違いして登録したために、バカラの隣に出現したある種の事故だ。

当然ながらバカラ・ボヘミアファンはHOYA製の見たからに小鉢はスルーが当然で、結果として150円で購入できた珍しい取引だった。

メーカーおよび出品者がこれをロックグラスだと言い張るのであれば、それ以上争う気持ちはないものの、100歩譲ってもこの分厚い口元でウイスキーを味わうのは如何にも無粋だということだけだ。

とにかく望んでいた「クリスタル小鉢」を入手することができたのでそれでよい。素麺つゆ、アイスクリーム、冷製スープなど、手に持ってガラスの造形を感じられる新鮮な器だ。

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2023.06.17
★ 仕事部屋の「芍薬(シャクヤク)」
この時期は冷房を入れるほどでもない中途半端に部屋が蒸し暑い日が多いので、切り花が早く開花して長持ちしないと細君がつぶやいている。

23084a_ この「芍薬」も今朝はつぼみだったのに、夜にはもう七分咲きまで開いてしまった。あまりに惜しいので写真に納めたところだが、一点ものの花では「芍薬」の豪華さはやはり一級品だと思う。

昔から言われているように、立てば「芍薬」座れば「牡丹」、歩く姿は「百合の花」とはよく言ったものだ。

この「芍薬」を撮影して記事を編集している間にも、さらに花弁が開いていることがわかったのは驚きだ。

おそらく、茎の導管はものすごい勢いで水を吸い上げていると想像するが、生命活動の最期を見ているようだ。

この竹編み花器は先日入手したものだが、このように濃いめのものを用いると背景と相まって花の存在が浮き上がるようだ。

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翌日の朝には満開を通り過ぎて、開ききった花弁と葉が縮みはじめていた。この花の「生き急ぎ」には不思議な情熱がある。しかし一方で、立て続けに生けようとは思わない無常観もある。

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2023.06.19
★ 生き急ぐ芍薬を見終わる
どうも今回ばかりはこの芍薬の可憐な2日間が気になって仕方がない。思い返すと昨年の12月の下旬だが、医療体制の不備から思いもよらず命を亡くした40年来の同業者のことが未だに悔しい。晩年、確かに彼は生き急いでいたが、自分の余命を自分で決めてはいけない。

・・・つづくもどる

2023年6月 2日 (金)

四万十町の日本酒:こういうものを地酒という

02_ 23072_ 筆者が日々いただく日本酒が「司牡丹」一筋であることは「昨年末の記事」で述べたとおりだ。先日の学生時代の同級生による49年ぶりの同窓会での一人が高知県四万十町の郊外で農業を営んでいる。

そこの地元の人たちが共同で仕込んだ日本酒を送っていただいた。地元を応援している酒蔵元は当然ながら「司牡丹酒造(株)」なので、極上の品であることは言うまでもない。

酒造りに携わった人々全員の名前やイニシャルが酒瓶に記載されていたので、飲み終わった時にラベルを丁寧に剥がして保管してある。こういうお酒をふるさと町おこしの「地酒」という。

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★ イスのカバーを注文
仕事部屋の事務椅子用カバーだが、座面の布が少しだけ毛羽立ってきたのと、肘掛けのウレタンがひび割れしているのでそれぞれにカバーを掛けることにした。

イスはイトーキ製なので部品の調達も可能かもしれないが、そこまで傷んでいるわけでもないので、このカバーで消耗パーツ部分の延命を図ることにする。
23073_
★ 一人用の小型冷蔵庫
このサイズの冷蔵庫は、学生時代にクラブの先輩から譲り受けたものを思い出す。当然ながら卒業の時には後輩へ引き継ぐ習わしの、贅沢家電の代表格だった。

さて、今回はちょっとおしゃれなミラーガラス外装の製品だが、数時間におよぶ夏場の[日曜工房]での作業のことを考えて、工具棚の隅に置けるサイズということで、この一人用小型冷蔵庫になった。

23075_ 非常時の一時避難場所の備品としては心もとないが、電気代のこともあるので、この程度で良いかとの判断だ。 

ガレージ・倉庫に備える冷蔵庫は中身がほぼ飲料に決まっているので、店舗にあるようなガラスショーケースの冷蔵庫が理想だった。

しかし、結構お値段が張るのと冷却ロスの関係かもしれないが、消費電力も馬鹿にならないようだ。

ということで、家庭用の小型製品になったわけだが、小さな分だけ冷蔵効率が良く夏場以外は使用時だけ電源を入れるような使い方でも問題ないようなので、通年では半ば飲料の保管庫のようなものだ。

昨年の夏に現在の「ガレージ&倉庫」が完成した時には、何度も車を運転して近所の飲料自動販売機のところで喉を潤した快感が今でも忘れられない。その際には毎回シャッターに鍵をかけて作業を中断させた煩わしさを思い出し、今年の夏に商用電源のある環境下でその不便さを解消した次第だ。

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★ 白物家電からの冒険になるミラーガラス外装
生活感のない倉庫に設置する冷蔵庫なので、あえて「白」を避けて斬新な外装にしたが、これが結構良い雰囲気を醸し出している。何の変哲もない高価な工具類が並ぶ片隅に、このメタリックで安価な収納庫があると、味気ないな棚に高級感が生まれるのが不思議だ。これが白物だと、いかにも何処かのお古をもってきた感を否めないところだ。

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2023.06.10
23076_350 ★ 冷蔵庫にまずミネラルウォーターを保管しておく
ペットボトルの標準サイズは500mlだが、封を切って一気に飲み切るには350mlの方が無駄なく衛生的で、小型冷蔵庫の内部寸法の具合からもこちらの方が入れやすい。

もっとも、350mlという規格品は量からすると割高になるのは分かっているが、大量に消費するものでもないので、備蓄用のミネラルウォーターとは別に24本入り1箱を注文してみた。

なお、この350mlというサイズは、カバンに入れて持ち歩く際にはちょうど良いと常々思っていたので、自宅には何本かの空きボトルがある。

これからは、備蓄用ではなく消費用としてこのサイズのミネラルウォーターをしばらく飲用してみようと思う。

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2023.06.11
★ 濃い色目のものが欲しかった
23078_ 竹編み花器はいわゆる竹肌色の他に着色仕上げの紅茶色のよく似た形の2種類を使い分けている。

今回も基本的な形は同じだが、もっとも濃いブラックチョコレート色のものを探してきた。

この3つがあれば、切り花を生けるときにほとんど迷うことはない。どれも「銘」などはない普通の工芸品だ。

他の2つはほぼ寸胴形だが、今回のものはわずかに膨らみがあり、より造形的で安定感があるところが気に入った。

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★ 埋もれ木細工品
およそ500万年前に地中に埋まった樹木が炭化して化石のようになったもので、埋もれ木細工は、これを使って作られる仙台ならではの伝統工芸品だ。

23080_ 明治後期~大正期に家庭用燃料として亜炭の採掘がさかんになると、同じ地層から埋もれ木が豊富に掘り出され、これを加工する職人が増えて技術も磨かれていった。

しかし、家庭の燃料として石油が亜炭に取って代わり、昭和30年代以降に亜炭採掘は幕を閉じ、亜炭の副産物だった埋もれ木も採掘しなくなった。

今回はこの埋もれ木で製作された「香合」だが、筆者は基本的に香合は使用しないので、使い道が思い浮かばないがしばらくは眺めてみようと思う。

ほとんどの埋もれ木細工は表面を漆で仕上げているらしいのは、素材が石炭の成り損ないのようなものなので、触ると手が汚れるのかもしれない。

そうすると埋もれ木細工の工芸品は日常的に手に持って何かに使用する道具や小物のようなものではなく、飾って眺める類いの品になるのだろう。

実用性の小物としての加工品を求めるのであれば、今だと透明樹脂でコーティングする方法が合理的なので、今後は漆仕上げの「埋もれ木細工」はほとんど世に出ないかもしれない。

売れ残りの長期保管品のようだが、埋もれ木そのものの経過年数からすれば、100年や200年は誤差のようなものなので、日の目を見てからだと真新しい品だと思っている。

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★ 埋もれ木という命名には風情があるが細工の技術レベルは並みだ
塊を上下二つに切断して、断面部分に球体の堀込みを施すという、機械任せの加工以上のスキルを感じることができない。

問題は造形合わせの引っ掛かりやくさびが一切ないことで、仕舞う時には外観を眺めながら指先で位置合わせを行わなければならない点だ。堀込みの縁にエッジを設けると、その分だけ上下の造形にズレが生じるものの、目視では無視できる程度なので是非ともそこまでの加工を求めたいところだ。

確実にかつ容易に上下位置を合わせるには、竹串で3mmくらいの突起と受け穴を設けるのも良いかもしれない。実利的にはステンレスの雄突起を埋め込んで、雌穴も対のステンレス金具であればなお美しい。しかし、この場合には精密加工の切削工具を使いこなす技量が必要になる。

元はと言えば廃品に近い亜炭の副産物なので、如何にして付加価値を添えるかという発想に、工業技術の基礎が見受けられないことが一番の原因だと思う。いわゆる地方の閉ざされた民芸品レベルを脱し切れていない。

それは仕上げの漆塗りにも言えることで仕上げの研磨が甘い。漆塗りのコンセプトが感じられず、結果的にはウレタンスプレー塗装と変わりない点が少し残念だった。少し辛口にはなるが、「伝統的」と称する作品にはなれない気がした。

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★ 重ね菓子皿棚
23071_ 銀製と朱漆のそれぞれの菓子皿2組を眺めながら、仕事の合間にいただくお菓子をいつも盛っておこうと思い、アフタヌーンティにヒントを得て「重ね菓子皿棚」の製作を[日曜工房]に依頼した。

菓子皿の木箱を用いて、仕上がりのイメージとしては「茶棚(江岑棚 )」の横に置いて似合うように指示したが、華奢な四隅の柱との釣り合いがよい。

・・・つづくもどる

2023年5月31日 (水)

種の法則(一例)

03_生物一般論として、「利己的な種」と「協力的な種」が共存すると、必ず前者が後者を侵害しはじめて、いずれは前者が主なる種に向かう。

ただし、前者は一般的に後者を宿主としている場合がほとんどなので、後者がある一定数を下回ると宿主を失った前者は徐々に自滅の方向へ転換する。そして種の滅亡への道をたどる過程で、「協力的な種」の生き残りが進化して新たな種を生み出す。

種の存続にかかるこの法則は地球的年月の間に幾度ともなく繰り返されてきたが、「利己的な種」は永遠に進化することがない。従って、いつの時代でも「利己的な種」をみれば原始の種の姿を想像することができる。極端な一例として、ウイルスのような「利己的な種」は、ある意味で生物学的には興味深い種なのだ。

生物の種の保存と進化に関する一考察論文の抜粋になるが、実に考えさせられる法則論だ。高等生物の人間という種にこの原理をあてはめると、21世紀の現在は前述の種の存続過程のどの位置にあるのかを思うと背筋が凍る。持続可能な社会形成を唱える世界中のどの要人の言葉よりも重みがある。

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2023.06.03
★ 日本人男性の5%が色覚異常であるという事実
23074_中学生の頃、仲の良い同級生に色覚異常であることを告白されて驚いたものだが、日常の付き合いでは何の違和感もなかった。

しかし、高校生になってから、理科系はだめなので、という彼の話にはやや深刻なものを感じたものだ。それ以来、日常的には色覚異常に関しての話題を避けて50年以上になるが、どうもこの考え方は間違いのような気がしてきた。

なお、本記事は何も色覚異常の人を差別しているわけではなく、学校では決して教えてくれなかった事実を再認識しただけであることを強く主張したい。

右図のように、日本人男性の約20人に1人は「赤」と「緑」の色を認識できないことと、「赤」は「濃灰」か「濃焦げ茶」に、「緑」は「マスタード」か「薄茶」に見えるという事実には少々驚く。

つまり、「赤色」は波長がもっとも長く、認識しやすい色として教わったので、危険を示す表示には必ず「赤色」が使用されていることに、一切の疑問をもったことがなかった。

たとえば人が操作するボタン類では、「赤色」は作動や停止の重要な判断に関連するものに用いられてきた色だ。LED電球も初期のものは、何らかのメッセージを表すインジケーターとして赤色LEDが最初だった。

ところが、この「赤色」は1型・2型の色覚異常の人には、もっとも認識しづらい色になっているという事実には驚く。これは、正常色覚の人は是非とも知っておいた方が良いことだと思う。つまり、車のブレーキランプのカバーと発光色の認識が両者で全く異なるという事実だ。もしかすると、最近の傾向として車のテールランプ類にクリアーカバーの採用が多いのもこのためかもしれない。

毒茸のかさや毒ヘビの色は「赤色」と「黄色」に加えて、草に同化した鮮やかな「緑色」が特徴的だ。優れた嗅覚や野生動物のような俊敏な動きを持ち合わせない人間は、太古の昔であれば色覚異常は日常生活で命を落とすリスクが高いと考えられるので、間違っても「多様性」という位置付けで扱うのは学術的に不合理を感じる。

また、この時期には「新緑の頃が云々」とか、「新茶のお手前が云々」は、1型・2型の色覚異常の人には全く通じない話だということも、知識としては身につけておいた方がよい。血を連想する「赤色」と毒(劇)薬を示す瓶の「緑色」はともに複雑な意味合いを内包する色であることを知った次第だ。

そう言えば、マイクロソフト製のアプリケーションで色選択を行う場合に、デフォルトの色パレットからマゼンタ(鮮やかなピンク色)が削除されたのは、ユニバーサルカラー採用の結果であったことは覚えている。気象予報図表でもマゼンタはすでに消滅している。つまり、情報伝達の分野ではユニバーサルカラーが基本であるが、芸術・文化の分野にまで及ぶものではない点のすみ分けを認識すべきだ。

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2023.06.09
★ 利己的な種が世界中で増殖中
「タイヤ消し(Tyre Extinguishers)」と名乗る団体は、6月1日にSUVのタイヤの空気を抜く活動をポルトガルのリスボンではじめて実施したと公表した。活動範囲は米国、英国、カナダ、オーストリアなど18ヶ国に拡大したと主張しているが、アジアの国は含まれていない。

英国を拠点とするこの団体は、気候変動は大型車の排気ガスが原因だと主張する。同団体は都市部へのSUVの乗り入れを禁止し、課税して廃車へ追い込むことで、その代わりに無料の公共交通機関への多額の投資を政府に求めている。ウェブサイトではタイヤの空気を抜く方法や活動のパンフレット・ステッカーが公表されている。

「利己的な種」は「協力的な種」の中では確実に増殖する。そして、彼らは後者を宿主とするある意味のパラサイトなので、その行動は常に生産性のないものだ。そして、いつかは自己消滅するのは分かっているが、それまでの間に遭遇した「協力的な種」にとっては極めて迷惑な事態だ。

アジア圏の人々、とりわけ日本人にできる対策とは「利己的な種」には関与せず、どこまでも[見ざる・聞かざる・言わざる]の姿勢を貫ける環境、言い換えれば宿主にならない地を求めて引っ越すことだ。改めて「孟母三遷」の心境を確認した次第だ。

・・・つづくもどる

接眼レンズ視野数26.5に思う:昨今は一般的に接眼レンズは眼鏡対応視野数22.0あたりだ

07_ 23070_swhk-10x-l 裸眼の視野角は、正常な人で片目では鼻側および上側で約60度、下側に約70度、耳側に約90~100度と言われている。メガネをかけるとレンズの大きさにもよるが、視野角が20%程度狭くなるような気がする。

このことが、古い接眼レンズで視野数26.5のものが汎用顕微鏡では絶版になっているのと無関係ではないようだ。細かなことを言うと、接眼鏡筒のプリズム設計もコンパクトになるため全体的なコストに大きく影響する。

ということで、一部の超高級機用の最新型は別として、汎用の超広角接眼鏡胴とφ30mmの視野数26.5の接眼レンズは、今はなき「OLYMPUS」ブランドの初期作として大切にしなければならない。

この接眼レンズ「SWHK 10X L」は現在手元にBH-2本体装着分で3セット、コリメート法のカメラ撮影用に1セットの合計4セットを所持している。いつものことながら、予備がないことが不安なので、今回もう1セットを調達してきた。

ヘリコイドグリースが固着しかけているので分解整備の必要がある。しかし、いつものことながらストッパーのマイクロネジをうまく緩めるのが難しい。微量のCRCを滲ませて、時間をかけて緩めないとねじ溝をなめてしまう。今回は4月に購入した「マイクロドライバーセット」があるので、きっと成功すると思う。

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2023.06.03
★ 分解整備は予定より若干手間取る
片方はヘリコイドが何とか回る。しかし、もう片方はカバーが滑っているので固結状態が不明だ。マイクロネジは両方とも問題なく緩めることができて、片方のヘリコイド内側のレンズ群は容易に外すことができた。しかし、もう片方はグリースが乾燥して完全に固結していた。CRCを滲ませて2日放置したが指先では回る気配が全くない。

意を決してレンチで回すことにして、徐々にしかも慎重に内側ヘリコイドにトルクをじわっとかけて応答を確認していたら、30秒ほどでパチッとかすかな音がして、固結グリースが破断したようだ。あとは少なめのトルクでゆっくりと回せばいずれ必ず外れる。約5分ほどでようやくすべてのパーツを分解することができて、その後時間をかけて古いグリースのかすをすべて除去できた。

組立時にはヘリコイド溝にリチウムグリースを塗布して、何度も何度もブローで埃を飛ばして無事2個の接眼レンズの整備が完了した。今回使用したマイクロネジ用のドライバーセットのマイナス2番目(1.5mm)はネジ溝にピッタリで、実に気持ちよく緩めてふたたび締めることができた。やはり、この工具がなければ成功は得られなかった気がする。

それと、マイクロネジの締め付けには「拡大スコープ」がなければネジ穴にネジを挿入することが困難だ。むろん、工業用ピンセットも必須なので、ドライバー1本だけで簡単に済ませられるものではない。

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23057a_ ★ 超広角レンズの視野数26.5で試料の全体を把握する
昨年末に「MWSさん」から購入した放散虫プレパラートだが、珪藻と違い試料の個体が大きいので、対物レンズは[SPlan Apo 10]視野数26.5の超広角で観察してみた。

過去に掲載した「未選別バルバドス産」のものとはひと味違う、放散虫の図鑑のような美しいプレパラートだ。是非ともクリックして拡大画像も確認してほしいところだ。

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2023.06.10
★ 綿棒のケース
綿棒というのはいつの頃からあの円筒形のケースに入るようになったのだろう。開封時には取り出しにくく、半分以下に減ってくると実に行際が悪い立ち方をしてこれまた掴みにくい。

これに似た昔から見かける「楊子」がある。と言っても茶席で用いるようなものではなく、食堂のテーブルにあるあの「爪楊枝」だが、これも以前は個包装せずに綿棒のような立て方で置いてあった。

23077_ ちゃんとした料理店だと、この「爪楊枝」も個包装して寝かした状態で専用の器の中に行儀良く納まっているものだ。そこで、綿棒の横置き用のケースを長らく探していたが、このたび電子バーツの空き箱がそれにジャストフィットしたので報告したい。

約130本ほど納まったが、ふたを閉めて揺すったあとに、”トントン”と片寄せすると1本1本がきれいに揃う。そして、この整列状態だと綿部を触らずに取り出すことができる。

顕微鏡のレンズ類の埃や汚れを落とすのに綿棒を用いる際には、この綿部を”触らずに”取り差出せることが非常に重要だ。

・・・つづく(もどる

2023年5月29日 (月)

新しい同軸落射照明装置:金属顕微鏡を更新する

07_ 23064_ オリンパス製顕微鏡本体BH-2用の同軸落射照明装置といえば定番は「BH2-UMA」になる。赤外線や蛍光対応のオプションを含めて何種類かあるようだが、現在所有する手元のものはスタンダードの明視野用のハロゲン光源50Wを9WにLED化したものだ。

「BH2-UMA」はいわゆる金属顕微鏡と称するタイプの照明装置だが、基本的にはこの装置と同じだと思うが、右の画像にある比較的新しい年代の品を半年前に見つけてきたがほぼ放置状態だ。

全体の色合いが黒一色なのでBH-2よりも新しいBXシリーズの付属品の様に思えるが、このパーツには「OLYMPUS」ロゴ以外に一切の型番表記がない。そして、もしかして偽物かとも思ったくらい「BH2-UMA」に比べると桁違いに安価だった。

たしかに「BH2-UMA」よりはるかに樹脂の使用率が高く、光軸途中の制御オプション部分が割愛されたショートな造りで、全体的に製造コストが抑えられていることはたしかだ。

しかし光源内部とハーフミラーレンズ部分は「BH2-UMA」とほぼ同じ品質の金属製なので、全体としての性能に問題はないと思う。というか、気のせいかこちらの方が明視野のコントラストが優れているような気もする。

マウント形状は「BH2-UMA」と同じなので、これの後期モデルにも見える。目新しいのは、スライド式の減光フィルターのようなもの(おそらく赤外線光源用のフィルターの気がする)が本体部に内蔵されている。前面に追加フィルターの差込トレーがあるあたりは「UMA」と機能的には酷似している。

光源からの実際の光路径は「BH2-UMA」と同径なのは、これのブルーフィルターが装着できたことから容易に確認できた。光路長は明らかに短くなっているのと、無限遠焦点系仕様に特化したことで製造原価の縮減が図られているのだろう。

50Wハロゲン光源の4ピンケーブル端子の極性を調べて通電点灯だけは確認している。しかし、50Wハロゲンではすこし光量不足を感じるので、「BH2-UMA」の 9W LED と入れ替えようかと思案している。そういうこともあり、半年間放置状態だった。

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★ 落射照明顕微鏡の魅力
以前の記事で「ELIZA製落射照明顕微鏡(偏光フィルター付)」の対物レンズをより高級な「Nikon MPlanレンズ」に交換して、満足していたところだが、筆者が落射照明にこだわるのは試料の立体感再現力にある。

話は飛躍するが、同級生が民間サークルで電子顕微鏡を用いて鉱石の観察を行っている。一昨年前の年末の寄り合いで、チャートに内在する放散虫の電子顕微鏡画像を見せてもらった。当然ながらモノトーンだが、その立体描写には驚くものがあった。

それとは別の2020年の記事からの引用だが、「星の砂の電子顕微鏡画像」と筆者が撮影した「落射照明顕微鏡(透過照明併用)」とを見比べてもらうと、立体描写の再現力としては落射照明顕微鏡が実体顕微鏡の高倍率版という位置付けがわかりやすい。

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★ 思案のあげく、新しい同軸落射照明装置の光源を 9W LED にしてこれをメインにする
23068_bh2 おそらく、新しい同軸落射照明装置の方が、光路長が短い分だけ光量ロスが少なく、コントラストがほんの気持ちだけ良くなる。しかも、樹脂製でコンパクトな分だけかなり軽量化されており移動が圧倒的に楽だ。

フル装備が可能な「BH2-UMA」も魅力的ではあるが、オプションパーツを所持していないこともあり、普段の観察は新しい同軸落射照明装をBH-2(BHT)に装着しておく方が使い勝手が良いと判断した。

オリンパス製(現在はEVIDENT ブランドになっている)顕微鏡の変遷を眺めてみると、光学的性能は新しい方が間違いなく優れている。

しかし、使い勝手や堅牢製・および機械的完成度という点では必ずしも新しい方が進歩しているとは言えない側面があるので、これの扱いは慎重に判断した方が良い気がする。

おそらく、今回の新しい同軸落射照明装置はその一例のような気がするが、趣味の範囲内での限定的な使い方なので、合理的な考え方を優先しても差し支えないと判断した。

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★ もう一つの黒いパーツ
23067_c BH2用の三眼ポートカメラアダプターになるが、これに一眼レフCマウントカメラを装着して写真撮影を行っている画像資料があったので購入してみた。

このタイプのカメラアダプターは、カメラ用鏡筒に挿入するリレーレンズとセットで用いるようで、当然ながら[2.5×および3.3×]のものは相当以前から手元にあるが使用したことがない。

一眼レフカメラによる撮影については、現在ではこの種のアダプターを用いずに、カメラ側のAE/AF機能をフルに作動させるように、コリメート法による視野数26.5で対応することにしている。

従って、実際にはリレーレンズとセットで用いるタイプのアダプターは不要といえば不要だ。しかし、カメラ撮影時の光学設計の基本セットは一応手元に置いておきたかった。

アダプター下端のマウントネジは埋め込み六角ナットなので、装着後のスタイルもスマートだ。このアダプターの光路長がどのような焦点距離に対応しているのかも知らないままにここにあるが、暇な時にカメラを装着してみてあれこれと解像度の善し悪しを確認してみよう。

マイクロネット製の高性能リレーレンズとカメラマウントをこれに装着すれば、フルサイズCMOSセンサーの一眼レフカメラを装着できることは分かっている。しかし、1サイズ(Nikon 1)以上の高解像度を必要とする観察もしていないので、現時点ではNikon D700を持ちだしてまでの設備投資を行う予定もない。

・・・つづくもどる

2023年5月22日 (月)

ブロードバンド回線不調:意外な原因が判明

03_ 日曜日夕方から自宅PCがインターネットに接続出来ない事態に陥り、原因特定までの約1時間は夕食をとても食することができないくらい深刻だった。各種の通信テストの結果、もっとも怪しいのがNTT管理のVDSLではないかとの推測で、その後故障センターへ電話で問い合わせた。

折り返しの電話をもらった時点で、回線のインターネット通信が成立していないことが遠隔確認できたそうで、翌月曜日の午前中に点検修理の出張訪問をしてくれるとの回答に安堵したところだ。10年前にも同様の故障対応を経験しているが、VDSLは借用機器なので、定期的に交換できないところが困ったものだ。

翌日の朝に、NTT担当者が点検したこころ、VDSLは正常でそこに至る構内のケーブルに異常があったらしい。そこで、集合住宅のMDF設置室で通電確認をしたところ、回線の劣化が見つかり端子の交換を行ったとの報告を受けて、確かに通信が復旧して反応も良い。欧米のインターネットFM放送もバッファー量が常に100%になっている。

どうも湿気や錆びでMDF端子全体の劣化が進んで、このような現象は各戸で発生する(している)可能性があるらしい。しかし、基本的には今回のように、戸別の故障申請があってはじめて対応するというお役所的仕事なので、よほどの事態にならない限りMDFは交換はしないとのこと。

どうもすっきりとしない結末だが、とにかく迅速な対応で故障は直り、費用は発生しなかったので一応納得しているところだ。そう言えば、今年の春頃から、インターネット画面を切り替えた瞬間に、画面配置化け(HTMLファイルの読み込み失敗)が頻繁に起こっていたが、これが今回の事故の前兆だった気がする。ちなみに現在はこの読み込みミスは全く発生しない。

修理後の通信速度だが、昔のアナログ回線を経由するマンションタイプで、全戸で回線をシェアーしているのであまり速度は出ないが、現在は朝の閑散時で下り68Mb/s、上り34Mb/s を確認している。うたい文句の100Mb/sには及ばないがまあ満足できる。ただし、修理前はこれの1/5程度だった気がする。すると、今日から筆者の回線が早取りグループに属している可能性がある。(シメシメ)

・・・つづく(もどる

2023年5月15日 (月)

桑の重箱:量産品だが桑素材を使用しているので茶室小物の気配がする

02_ 23063_ 大きさは7.5cm×7.5cm×8.5cmのミニチュア重箱ということだが、最下段の陶器の部分に灰を敷いて、中段と上段に2種類の焼香を入れておくことも可能と思ったが、火種を入れられる大きさではない。

それとも、香道具として最下段に銀葉を入れて、中・上段には香木を納めるのかもしれない。そうだとしても、志野流では用いない道具だ。香合にも見えるが、そもそも香道では香合はほぼ使用しない。

やはりボンボニエール(糖衣菓子・砂糖菓子を入れる菓子器)と考えた方が実用的な気がするのだが、これだと一般的には純銀製容器が定番なのでこれもしっくりしない。

この製品は全部で3点が出品されていたが、その中でもっとも状態が良く、未使用に近いものを選んだのだが、3点とも3mm~5mmほど寸法にばらつきがあった。これは日本製では考えられないことだ。

おそらく、量産とは言えアジア圏のどこかの国での内職レベルの仕事なのかもしれない。そうすると怪しげな粉を入れておく容器とみれば、陶器の側面の文様といいよく似合うが、まさかそれ専用の器とは書けないだろう。

ということで、重箱のミニチュア版でお遊び小物だということにしておこう。いずれにしても、素材が「桑」というところにひかれて購入したものだが、見て、触って、使ってみて楽しそうだ。

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★ 「レターパックプラス」が北海道から発送の翌日到着した
荷物の陸送1,500km(苫小牧フェリーを含む)だといつもは中2日を要したと思うが、初めて翌日に荷物が到着したのは、たまたま航空便枠に乗ったのだろうか。驚くべき「日本郵便」のサービスだ。

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★ 紙箱に品名の記載があった
紙箱の管理シールに手書きで「桑重香合」とある。茶道で用いる(楽しむ)香合のようだ。しかし、全体の作りにちぐはぐ感がぬぐえない。木工部分の細工は結構丁寧で精度もそこそこ確保されているが、陶器部分が粗雑で不釣り合いなのが残念だ。

金彩は凹みに筆によるあと書きではみ出しもあり、いずれ溶剤で消し去ってもよい。高台はなく、3点支持の釘のような台座で釉薬を吹き付けて焼成している。その3点に釉薬の尖りが残っており、指先を怪我しそうなので研磨して整えておいた。

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2023.05.30
23069a_ ★ 仕上げ直しを試みる
長年保管されていた「桑の加工品」なので、乾燥が目立っていた。加えて、陶器部分の金彩がどうしても納得できないので、以下のような仕上げ直しを行った。

 ○ 植物製油脂(ヒマシ油)で桑素材の表面をコーティングする
 ○ 金彩をそぎ落とし、溶剤で丁寧に拭い去る

結果は右画像のとおりだが、手触りも良く色合いに落ち着きが出た。乾燥肌の「桑」も「桐」のような清潔感の趣があり決して悪いものではないが、肌荒れの傷みを感じるようだったので思い切ってみた。

金彩の有無は意見の分かれるところだが、堀込みにわざわざ彩色をするほど文様を強調させる意味合いに欠ける気がしたので、今回の結果には満足している。

・・・つづく(もどる

2023年5月12日 (金)

今年になって悪い予測が多く的中している

03_ 朝夕に近所の公園へ散歩やラジオ体操に出かけるお年寄りの方を見ると、一般的には健康維持に努力しておられる微笑ましい光景に映る。しかしながら、筆者が公園へインラインスケートの練習に出かける際に、これらの方々を「観察する評価」は少々辛口になることはこれまでにも何度か記事にしてきた。

極端な言い方をすれば、外出を控えて近所の買い物と基本的な家事をすべて遂行する方がはるかに健康で長生きできるという、逆説的な発想だが、やはりこれはある程度的中している面があることが確認できた。

今年になって当自治会内の情報だけでも、公園へ散歩に出かけた際に道路で転倒して救急搬送の結果、余生をリハビリで過ごさなければならないご老人が4~5人いることを知った。

歩くという行動は人間の基本的な運動の一つだが、明治時代までの道はすべてが地道で雨が降ればぬかるむし、小石を踏みつけたり凹みを避けたりなどの左脳や右脳を活動させるものだ。現在のように完全なアスファルト舗装道路を何の障害もなく歩くというのとは全く違うわけで、その意味では、現代人は「歩く」という運動を甘く見ている感がある。

・・・つづくもどる

2023年5月 9日 (火)

地元の秋祭りの装束を一式揃える

03_ 23062_ 小学生の頃に地車を曳いた記憶があるが、それから60年以上の間は祭りは鑑賞するもので済ませてきた。ところが、4月から諸事情で自治会長に就任したので、毎年秋の地車祭には恐れ多くも地車の前列に立つことになった。

当町内地区の地車は昨年の冬から修理に出かけていたので、今月には戻ってきて地元神社で入魂式が取り計らわれることになり、秋祭りに備えて試験曳きのレセプションが5月に準備されているようだ。

そこで、祭りの装束一式を準備しておけば、来賓用の染め抜き浴衣は主催社側で準備してくれるそうだ。ということで、当地区の祭りの主催者の役員の方の口添えで、近所の祭り衣装専門店で寸法合わせをしてもらい、小一時間で誂えたようにピッタリのベースとなる股引姿が完成した。

この種の衣装は普段からスケート用のタイツを常用しているので試着の祭にも違和感が全くない。

・・・つづく(もどる

2023年5月 3日 (水)

ELIZA製落射照明顕微鏡にNIKON製のMPlanレンズを装着

07_ 23061_eliza Olympus製の落射照明用の対物レンズは、いわゆる金属顕微鏡用の「MSPlan」レンズと「Neo SPlan」をそれぞれ一式所有しているが、いずれも無限遠焦点系のレンズだ。

一方でコンパクトながら高性能の[ELIZA製落射照明顕微鏡]は有限遠焦点系の一般の明視野レンズが使用できるので、そのこともあって使用勝手がよろしい。

しかし、照明光軸が「行って来い」の高度なフィルター制御がかかっているので、より鮮やかなコントラストを求めると、オリジナルの「ELIZA製対物レンズ」よりも、有限遠焦点系では金属顕微鏡用の「ニコン製MPlanレンズ」の方がレンズ口径が大きい分だけ有利になる。

最初に「5×」と「10×」のMPlanレンズを入手したのが1年前で、今回ようやく「20×」のレンズを見つけて3穴レボルバーを埋めることができた。(NIKON MPlan 5・10・20 DIC)

やはりもとのオリジナルの短頸対物レンズとその外観を比べると、こちらの長頸レンズはそのレンズ口径が全く違う。視野内の光量分布も問題なく、良い仕上がりの小型金属顕微鏡というところだ。

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23056__20230506084801★ 定番のスポイト瓶
大学の研究室などには必ずあった試薬等を保管・抽出するためのガラス製の「スポイト瓶」だが、エッセンシャルオイルを保管するのに用いてみた。

数回の使用後の印象だが、この構造だと臭いが外部に全く漂わない優れものだ。要するに、瓶の口元に内部の液が全く付着しないで抽出することができるわけだ。

ただし、最後の1滴まで抽出することはできないので、ある程度の残量になれば継ぎ足す必要がある。そういう使い方というか、いわゆる小分け瓶だと思えばよい。

・・・つづくもどる

2023年4月27日 (木)

久しぶりの洗車:カッパに長靴で大雨のシャワー洗車

01_ この日は朝から10mm/hr程度の雨が1時間程度降り続く予報だったので、夜明けから[日曜工房]で三本ローラーのトレーニングをしながら、雨の到来を待っていた。

予報どおりに6時頃からガレージの屋根を叩きつけるような雨になったので、[LC/80]を外に出してまずは十分に濡らせてから、おもむろにカッパと長靴で完全装備して雑巾片手に洗車をはじめた。

タイヤとホイールもブラシで十分に汚れ落としができるくらいの大雨がかれこれ40分間くらい続いたので、仕上げのシャワーを終えてそのままガレージへ格納しておいた。

翌日にガレージを確認してみると、サンルーフウインドウのガラス部分以外には一滴の水も水跡もなく、実に清潔な洗車仕上がりぶりだった。その後に2時間ほどを費やして、ワック掛けとガラス部分の撥水処理およびゴムや樹脂部分のコーティングとアルミステップの汚れ落としを済ませた。

今週はじめに日帰りで「出雲大社」を訪れた際の、往復800kmの長旅での車の汚れは気になっていたところだ。昨日のように、予想できるタイミングのよい大雨はこれからも有効利用しようと思うが、一つだけ気をつけた方が良いのは、PM2.5や黄砂の飛来濃度を事前に確認しておくことだ。幸いにして、昨日はこれらがほとんど観測されない好条件だった。

・・・つづくもどる

2023年4月26日 (水)

式年遷宮:お寺と違い神社は新しいことにも意味がある

03_
23059_ 先日、60年目の平成25年に平成の大遷宮をおえた「出雲大社」へお参りにでかけてきた。一方で式年遷宮を迎えるにあたって資金的に余裕のない、しかしながら由緒正しい「須佐神社」まで脚を延ばしてきた。

スサノオノミコトのを筆頭にその子孫の神様を祀ってあるこの神社には、樹齢1300年の大杉の存在も相まって、何かしらの畏敬の雰囲気が十分にある。

整備と手入れが行き届いた「出雲大社」から車で30分の、このひなびた「須佐神社」には神話の不思議が数々ある。

神社というところは、手つかずの自然が織り成す神々の気配を感じる一方で、20年から60年で神々のお住まいを新しくする「式年遷宮」を繰り返してきている。

最初に神々が祀られた頃よりその歴史を通しで見守ってきたのは、境内には必ずある「ご神木」と称される大樹のようだ。なるほど、ご神木が神社には必ずある意味を改めて知る。

・・・つづくもどる

2023年4月25日 (火)

精密ドライバーセット:安価なセットものだが問題なく使用できそうだ

07_ 23060_ 顕微鏡パーツの整備には必須の「精密ドライバー」だが、これまでは必要なものを単品で購入していたが、そのうちに何本かが行方不明になったり、ワンサイズ前後のものが必要になったりで、ついにセットものを購入することにした。

セットものは使用しないサイズのものがどうしても発生するのと、品質的に不安な要素が多かったのでこれまではあえて避けてきたが、今回の製品のセット内容は無駄がなさそうに見えた。

このグリップならば、メガネのつるのネジを増し締めする際にも頭をなめることにないようで、なにかにつけ良い仕事ができそうだ。

・・・つづくもどる

2023年4月15日 (土)

新様式の車検証

01_23054b_ 紙の車検証にiCタグが埋め込まれている。大きさもこれまでの半分程度になり、表示されている情報が簡略化されて、すべての情報は専用のアプリケーションを用いて、QRコードから読み取るようになっていた。

今後はこのICタグ入りの電子車検証だけになるような気もするが、今回はまだ紙ベースで従来の車検証記録事項が印刷されたものも同時に添付されていた。

おそらく車検証の偽造は不可能で、登録制度の情報管理がより一元化および厳格化されたのかと想像する。もっとも、この車のように同一車輌で30年間近くも車検を更新し続けている場合は、逆に怪しまれるかもしれない。

・・・つづくもどる

2023年4月 8日 (土)

ガラス製の急須のふた

02_ Photo_20230331080501 手元にあるティーポット用のガラスのふたは「ハリオ」に代表されるメーカーの補充品だが、海外製でも同様の補充品があることを知った。

中国茶用(ジャスミンティー等)のティーポットのふたで、落とし込み形状のシンプルなものだ。素材はホウケイ酸ガラスなのでいわゆる耐熱ガラス製品と判断できる。

ただし、補充品なので寸法等の詳しい情報がなく、一杯点ての鉄瓶用として使えるかどうかは本体製品がないと判断できない。唯一、ポットの容量が850mLだという情報だけで、画像から外径が7cm前後だとの思い込みで注文してみた。

はたして、使用勝手がどうかの結果は商品が到着してからのお楽しみだが、注文から配達まで3~4週間かかるようで気長に待つしかない。

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★ ふたの外形は7.0cmでいくつかの鉄瓶に使用できそうだ
つまみがやや小ぶりなので、若干熱くなるようだが何とか実用に耐えうる程度だ。鉄瓶からお湯を注ぐ際に傾けても、そこそこの角度までふたがズレ落ちることもない。ということで、あと2つ追加注文したところだ。

さて、今回注文したこのガラス製の急須のふただが、送料込みで[¥220]とは実に不思議な価格設定だ。ところが、このメーカーの製品レビューを見ると、かつては問い合わせると本体製品購入者には無料でふたを送ってくれた時期もあったようで、なかなかのアフターサービス精神がうかがえる。ついに海外製品の販売スタイルもここまでに達したかという雰囲気だ。

ただし、中国から日本への郵送料金は発展途上国扱いの輸送費補助制度が適応されているので、これを巧妙に利用している可能性はある。そのことを考えると安易に注文するのも考えものだが、今回は気にしないことにする。

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2023.04.10
★ 漆塗りのお盆
23052a_ 昔はどこの家にも家紋入りのこの手のお盆が必ずあったものだ。お祝いのし袋や袱紗を相手に手渡す場合にこれを用いる。

しかし、今回入手したもののように、家紋が入っていない漆塗りのお盆は珍しい。おそらく結納用品販売店で、売れ残りの在庫品を整理した際に出てきたもののようだが、こうなると中途半端なので買い手が付かず、送料よりも安価で譲り受けた次第だ。

我が家のものは漆黒に金泥の家紋入り仕上げだが、これはわずかに小豆色がかかった美しく上品な出来で、目にとまったのは十数年前に新しくした仏壇の色合いと良く似ているからだ。

盆正月に仏前で供養膳を出す際にこれを用いようと思い、今回遠く山形県から2日かけて郵送してもらった。

ただし、このような日本のしきたりに関与する漆器は、誂え品の高級品を除けば汎用品は現在ではほとんど生産していない気がする。無論、汎用品の紙箱包装と言えども、木地に漆を塗り重ねる手間は相当なもので、磨き具合をみれば決して安価なものではないのがわかる。

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2023.04.12
★ 細君からピーラーの購入依頼を受ける
23053_t ニンジンやジャガイモの皮をむくくらいであれば、数百円の使い捨てピーラーでも問題ないレベルだが、どうもレンコンの皮むきに使用したいとのことなので、少しはまともな製品を選定してみた。

オールステンレス製で耐久性があり、切れ味が劣化しにくい「斜め刃のピーラー」を注文してみた。この[SELECT]というシリーズは、かっぱ橋の店主が選りすぐったものという意味らしく期待がもてそうだ。

大工道具の「かんな」の使い方に例えると、難しい木口にかんなをかける時には、引っ掛かりを回避するために刃を斜めに当てるようなもので、確かに理にかなっている。

小難しいことはさておき、要するに細君の評価がどうかというのがすべてなので、改めて使い勝手のレビューを記録することにした。

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2023.06.14
★ ペティーナイフの買い換え
細君の料理包丁は主に刃渡り13cmのペティーナイフで、葉物野菜や大きな根菜類は一般的な刃渡り15cmの鋼割込の近代包丁になる。

ところが、ペティーナイフは極めて切れ味の悪いいわゆる果物ナイフの類いで、鋼の付け刃のないオールステンレス製なので、定期的に研いでも今一つ切れ味がぱっとしない。細君いわく、この程度の切れ味の方が安心して使えるとのことらしいが、今回は本物のペティーナイフで鋼割込刃のものを購入してみた。

23081_ おそらく、前述のピーラーを用いずに皮むきを行う場合には、よく切れる包丁の方がより安全だということがわかると思うのだが、果たしてその評価は如何様になるかが楽しみだ。

さて、このペティーナイフの割込鋼部はモリブデンバナジウム鋼で、刃身は18-8ステンレスの手入れいらずの仕様なので、いわゆる和包丁のような気遣いは不要だ。

ペティーナイフの場合は、指先に乗せた時のバランスを確認してから購入すべきところだが、有名どころの量産品なので、そのあたりは万人向きに設計されているものと判断して注文した次第だ。

なお、この製品が到着すれば古い果物ナイフは台所の神棚に了解を得てから、[日曜工房]で廃棄処分する予定だ。刃物というのはどうも「魂」が宿っている気がしてならないのは筆者だけの感覚だろうか。

・・・つづくもどる

2023年3月22日 (水)

黄銅銀仕上げの湯沸かし:底面が大きくて小ぶりのもの

02_ 23043_ 湯沸かしの効率を考えると表面積が最小になる球体形状のものが熱損失を最小にできることから、いわゆる薬缶形状のものが合理的なのは承知している。

しかしながら、ほとんどの小ぶりの湯沸かしの底面は、電熱コンロのセラミック部分の内側に乗っかるので熱伝達にロスを感じる。そこで、底面が大きめで小容量の一杯点ての湯沸かしを長らく探していた。

探せば見つかるもので、寸胴型の黄銅製で外部が銀で内部が錫仕上げの美しい品(0.45L 311g)を手に入れることができた。少々お高い品だったので。手元にある「銀仕上げ横手急須」を手放して、ほぼ入れ替えの運びとなった。

外観からは経年の気配を感じるが実際には比較的新しい品で、いわゆる詫び寂びの趣を醸し出す「茶道具」の類いだ。この種のものにはこれまで深入りを避けてきたが、今回は形状の合理性を評価してのことと勝手に解釈している。

気が付けば湯沸かしは大小交えて7品になってしまったが、目的と気分でそれぞれのものを適宜使い分けている。今回の品で湯沸かしも一段落した気がするので、当分は落ち着いてお茶を楽しめる気がする。

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★岩鋳製湯沸かしを見直す
23045_ 先日入手した「黄銅銀仕上げの湯沸かし」とは趣が異なる、同じく一杯点て用湯沸かしで50年前の「岩鋳製湯沸かし」だが、この時代の金型は大量生産品でも丁寧に造られており、内面のホーロー仕上げも丈夫で安心して使用できる。

こちらは注ぎ口元の形が気に入っているのと保温性が良いので、2杯目まではコンロの電源を落とした状態でお湯を使い切ることができるところが良い。

さて、今回はこの湯沸かしを片手でお湯が注げるように、つまり蓋に指が添えられるようにコーヒーポット用のガラス製蓋と入れ替えてみた。当然ながら沸き具合が視認できるので湯沸かし中の景色も楽しめる。

あと一つだけサイズ違いのガラスの蓋を準備すれば、他の一杯点て湯沸かしの蓋もすべてこれと交換できることがわかった。湯沸かしの注ぎ口の大きさはある程度の種類分けで統一されているような気がする。
23049_
★ 一杯点て湯沸かしは、素材の違いによる沸騰までの時間差がほとんどない
ガラスの蓋の断熱効果で少しは沸騰までの時間が短縮されるかと思い、色々な一杯点て湯沸かしで180ccの水が沸騰するまでの時間を計測してみた。

結果は「銅製・黄銅銀仕上げ・鋳物・ステンレス」のいずれもほぼ同じで、沸かすお湯の量が少ない場合には、金属の熱伝導率の差が想像するほど影響しないようだ。

どうも、これまでは水を目分量で湯沸かししていたので、銅製が最も早く沸くとの思い込みが先行していたような気がする。

銅製およびステンレス製の場合には沸騰間際になると煮沸の「音」でその時期が明瞭にわかるが、鋳鉄製のいわゆる鉄瓶は無音に近いのでこのガラスの蓋の内側の様子が沸騰の目安になる。

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★ 袋クリップのオリジナル商品
23047_ 封を開けたお菓子の袋を密閉状態にしておく長いクリップだが、この手の便利用品はスーパーの特売コーナーでもよく見かける。それらのほとんどは製造が西の大陸製で安価なものが多い。

一部に、台所雑貨の国内メーカー品もあるが、いずれにしてもクリップだけで袋の密閉性を再現するにはおよそ限界があると思っていた。

ところが、このクリップの元祖はスエーデン製のものだったらしい。そこで、オリジナル製品で挟み巾22cmの大型のものを1本試しに購入してみた。さすがに、オリジナル製品は刃が深く、挟んでバチッと止まる感触がすばらしい。

ということで、15cmもの2本セットを追加で注文したところだ。別にパテント表記もないことだし模倣し放題の商品だが、どうも素材がプラスチックではないようで、そこがオリジナルの強みの気がする。

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★ お線香の補充
お線香はそれこそピンからキリまでなので、その真価と好みの本質を見極めるには、偶にお仏壇で使用するくらいではおよそその値打ちを知ることは難しい。

30歳代の後半に香道のお稽古で知った本物の香木の何たるかを経験してから、お線香に関しては数限りなく試してきたが、3年前からはこのお線香をリピートするようになった。

23048_924cm

商品名は「沈香高野霊香9寸(24cm)」になるが、いつも着払いで郵送してくれるので助かっている。この紙箱に一束入りで、長さが3種類ありいつもそのうちの真ん中の長さのものを届けてもらっている。ちなみに、一束でその重さはどれも100gになる。

練り込まれている香木のg当たり単価はいつの時代でも「金」の相場とほぼ同等くらいだが、お線香に加工されると重さ当たり単価では1/100程度になる。しかしながら、それでも煙のあとには灰しか残らない高級お線香はたしかに贅沢だ。

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2023.04.02
★ 直径24cm朱塗りの菓子盆2枚
23050a_ この菊文様の凹凸は生菓子が底付きしないように配慮されたものか単なるデザインなのかが定かではないが、盆だけを眺めていても心地良い。

例によって未使用長期保管の在庫処分品だが、2枚セットというのも意図がよくわからない。そして、この菊花文様の使用勝手が吉と出るか凶と出るかは、手元に届いてからでないと判断できない。

現物を手にしてみると、菊花文様の凹凸はデザイン的要素が強い。つまり、中心部に生菓子を3個ほど置くことで、この上なく菓子の存在を増幅させる直径24cmの豪華な菓子盆(皿)のような気がする。

そこで分かったのだが、2枚セットで5人~6人分用の菓子を準備することができるようになっている。大きめの器に生菓子を敷列べるよりもこちらの方がはるかに優雅さが映える。

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2023.04.07
★ 久しぶりの「備前花器」
直近に購入した「備前花器」は2020年3月のことだが、あれから約2年が経過して今度は定番物の同程度の大きさの(高さ24cm)花器を入手した。ただし、こちらは両耳付きなので幾分大きく見える。

23051_ この手のものは如何にも備前という主張が強すぎてあまり好みではなかったが、最近ではまんざらでもなくなってきたので、手頃なものを見つけてきた。

この備前花器の両耳はグロテスクにも思える土の素朴さが特徴的だが、口元の絞り込みは切り花を差した時に行儀良くまとまるところが気に入っている。

古美術店の品だが、側面に小さな「ほつ(キズ)」があるため、ほとんど商品価値がないとも思える価格だったが、実用品として楽しむので作者に敬意を払って購入してみた。

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2023年3月15日 (水)

室内用の丈夫な敷物:帆布11号(極厚)端切れ 112cm巾×250cm

06_23040_ 自宅の廊下でスケートブーツの調整確認(パッドの交換やくるぶしの角度変更)のために、丈夫な生地の敷物を探していたところ、極厚の帆布生地の端切れを見つけた。

縫製工場のロール残ものなので極めて安価(送料より安い)だが切りっぱなしで送られてくる。適当な大きさにカットして端処理を[ミシン工房]にお願いして、普段は折り畳んでコンパクトに保管するつもりだ。

23041_ さて、到着した表題の帆布生地だが、工場の計らいでたくさんの「おまけ」を付けていただいた。このようなサプライズはこれまでにも何度か経験しているが、今回の「おまけ」には驚きを隠せない。

このような半端物というのは、発生原価がほぼ「ゼロ」なので出荷時にはまさに在庫処分のように大盤振る舞いをして頂いたようだ。

素材を自ら加工する楽しみを持つと、こういうところで思わぬ出会いがあるものだ。

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2023年3月14日 (火)

工芸品にみる「技」を楽しむ

02_23038_ 昨年の今頃に和歌山県の伝統工芸品製作所の祝い用の「切手盆」を購入した。[朱色風]が特徴なので好き嫌いの分かれるところだ。

小生もこの「朱色風」は強いて好みではなかったが、筆記具入れに使っているうちに味わいが増すのが不思議だ。さて、同じ製作所の品で今回は小抽斗を古道具店で見つけたが、案の定不人気の売れ残り品で送料程度で購入することができた。

この色合いの小抽斗はさすがに勇気がいるが、収まりどころの寸法にピッタリで、伝統工芸品だけあって細工が丁寧なところを評価して、色合いは二の次で購入を決断した次第だ。

残念ながら新品相応の保管品ではなく、わずかに使用感が認められた。ただし、下駄(両足)の裏にすれがなく、おそらく畳の間に置かれていたものと想像するので、全体的には状態が極めて良い。

古道具店は色目の雰囲気から昭和レトロものと判断したようだが、決してそうではなくこれがこの製作所の特徴だ。例によって[日曜工房]で限りなく新品に近い状態まで再生をお願いして、本日ようやく戻ってきたところだ。

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23018_ ★ 純銅製の湯沸かし
純銅製の湯沸かし(1.3L)だが、姿が特に気に入ったので買い求めた古い品だ。かつて小物茶器を主に製造していた会社の珍しいものなので、つるの籐巻きは専門のところへ外注したようで、工芸品のように高級な仕上がりになっている。

内部の鍍金仕上げに劣化はなく、実用本位で気合いの入った未使用の長期保管品になる。キッチンのガスレンジでも使用は可能だが、一度でも空焚きをしてしまうと銀ロウ溶接部に損傷が生じて水漏れをおこす。

とにかく純銅製品の湯沸かしは雑な扱いができないところと、ステンレスに比べるとやはり高価なのが一般的に普及しない理由だが、熱伝導率が高いのでエネルギーの無駄がないところが気に入っている。

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★ 銅製コーヒーポット:熱伝導率の良さが際立つ
コーヒーポットの形状は、ドリップさせる注ぎ口が水指し風の細長いタイプと昔風の茶瓶のようなものに分かれる。

23037_ 前者の「ステンレス製の350ml」ものは紅茶用に使用しているが、ステンレスの熱伝導率(16.0w/m・k)の低さはこの容量ではあまり気にならない。

ただし、もうひとまわり容量の大きな750mlクラスになると、手元にある湯沸かしでは「錫製湯薬缶」を用いることになる。こちらはドリップ用としては形がよろしくない。そこでこの容量に該当する「純銅製コーヒーポット」を新たに購入した。

ポット内部は錫鍍金仕上げの国産品の定番物だ。このメーカーの同じく「純銅製の薬缶 1800ml」はその湯沸かし効率の良さはすでに確認済みなので、今回も同社の製品ラインナップの一つを選んだ次第だ。

持ち手の部分に麻紐でもを巻き付ければアメリカンコーヒーポットの雰囲気にもなる歴史のあるスタイルで、おそらくこの形状は湯沸かしの効率を試行錯誤した結果なのだと思う。

やはり、銅の熱伝導率(398.0w/m・k)の良さは沸騰までの待ち時間の雰囲気が、ステンレス製と比べるとストレスが少ない。ステンレス製の取っ手は素地のままでも掴めるが、この純銅製の方は籐巻き処理がなされていないと、素手で持つことはできない。

卓上コンロはわずか200Wの電熱ヒーターが熱源になっているだけに、使用する湯沸かしは熱伝導率の高いものが必須になるわけで、少量で早くお湯を沸かしたい時にはこのポットが最も効率が良い気がする。

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23042_ ★ 二重ガラスの蓋に交換してみる
熱伝導率の高いポット本体に対して、蓋については保温力の優れる二重ガラス製のものの方が合理的だ。

沸騰時でも手で持てるのと沸騰の状態が確認しやすい。この二重ガラス蓋は真空2層式のステンレスマグカップ用のものだが、サイズがちょうど良いので兼用で使用することにした。

ちなみに、ガラスの熱伝導率は銅の1/300程度で、中空の空気は同じく銅の1/10なので蓋を手で持てるわけだ。

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2023年2月28日 (火)

顕微鏡のダストカバー:カバーの素材入手が難しい

06_ 23035_ 先日のことだが、位相差顕微鏡の本体を[CH]から[BHT]に入れ替えた際に、この[BHT]に純正のダストカバーが付属していた。

結構大きめのサイズだったので、「BHS 三眼本体(視野数26.5)+変倍装置」の嵩高いシステムに被せておくことにした。一方でこれより更に大きな、落射照明装置のシステムは木箱に入れて防塵対策を施している。

現在のところ、残りの顕微鏡5~6台にはポリエステルの事務機器用のカバーを適当にカットして被せているが、これらにも純正ダストカバーのような、被り形状のものを誂えるために、新たにカバーの素材(生地)を探してきて[ミシン工房]へ引き渡しておいた。

さて、素材(生地)だが、本来は被せて自立するくらいの厚手のものが欲しいところだが、半透明乳白色のビニール素材を入手するのが難しく、代替え品としてシンプルなデザインのレインコートを用いることにした。

生地は一旦は解くので、できるだけ簡単な縫製で布面積が大ききくて安価な物がよい。といって、使い捨てカッパのようなものだと薄すぎて縫製時の強度が確保されない。

反対に厚手の丈夫なものは、立体縫製がされているものが多く、解くと端切れだらけになり使い勝手が悪く、適当なものの見極めが非常に難しいところだ。素材の感触や強度の宣伝文句は、その情報が信じられるのは国産品なので、それらの中から最も安価なレインコートを探してきた。

小型の顕微鏡や実体顕微鏡は両袖を解いて継ぎ足しながら対応できそうで、フードを解けばこれも継ぎ足しで[Nikon S]のカバーになりそうに思ったりしている。そんなわけで今回はXXLサイズのレインコート2着で大小顕微鏡のダストカバー6台分を製作してもらうことにしている。

市販の「顕微鏡用ダストカバー」一つ分の費用で、レンコート2着(顕微鏡6台分)を入手したので、全くもって都合のよい話だ。

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2023年2月22日 (水)

ポリメッシュ生地:肌触りのよい黒色でやや強度のあるメッシュ生地

06_ 23032a_ [ミシン工房]の記事は約1年ぶりになる。この手のポリメッシュ生地は「白色」の端切れを常備していたが、手製マスクのブームで昨年末あたりから在庫が少なくなった。

そこで、今回は山形県の縫製工場で「黒色」の端切れが見つかったので早々に注文した次第だ。

端切れといっても巾1.55m×長4.0mで、何とかレターパックプラスに納まるらしく、送料込みで千円ちょっとで届いたのが非常にありがたい。

スケート用品の袋物縫製の裏地やスポーツウエアーの冷感対策に使用するのだが、これまでの「白」よりも使い勝手がよさそうだ。

ミシンでの縫製加工が上達するコツはふんだんに生地を使用することで、特にメッシュ生地は表地との縫い合わせで生じるズレを抑えるのが難しい、クリップで留めたり、時にはしつけ糸を使用したりで、何度かの失敗を経て満足するまでには相当な量の生地を無駄にしている。

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2023.03.25
★ 夏用ショートパンツのインナーを縫製
23046_ 部屋着のショートパンツで、3枚セットで○千円という安価な海外製品だが、当然ながらこの種のものはポケットはちゃんとしているがインナーは付いていない。

夏場のショートパンツは履き心地の良さが第一条件なので、規格サイズの縫製に手抜きがないことと、裏地付きが必須だと思う。しかし、一部のブランド品を除いてほとんどの製品は裏地なしのものが多い。

それでもデザインと生地の素材が気に入ったので、仕立て直しを覚悟で注文してみた。あとは[ミシン工房]へあずけておくだけだ。

商品が到着してまず、お腹にきついウエストの平ゴムは縫製を解いて丸ゴムのストッパー付きに加工し直して、前後ろの裏地の型紙をおこして先日購入したメッシュ生地でインナーを製作して取り付けた。

製品そのものはノンブランドだが、ウエストゴムの生地を解いたら中から有名スポーツ用品メーカーのロゴが印刷された平ゴムが出てきた。おそらく、メーカー委託縫製品のアウトレットか横流し品の再販ものだと想像する。

製品の生地と縫製がまともなあたりは購入時の見立てどおりで、最終的には[ミシン工房]から戻ってきたときには、そこそこのブランド品と同等の品質に生まれ変わった。これで春・夏のショートパンツは確保できた。

・・・つづくもどる

2023年2月21日 (火)

古い桐の茶棚を洗いにかける

07_ 23031_花器や小物入れの収納用に古い「茶棚」を探してきた。正確には「表千家 江岑棚 覚々斎好写 総桐 小林幸斎」だが、汚れ染みがかなり酷い状態なのでほとんど送料程度で買い求めることができた。

同様の茶棚で「三木町棚」というのもあり、天板と地板は杉木地で、引出は樅(モミ)木地になる。ツマミは竹で柱は、檜(ヒノキ)木地という具合だ。

江岑好みを「三木町棚」、覚々斎好みを「江岑棚」と呼ぶ事が多いとある。表千家歴代家元の箱書には、江岑好みに「三木町棚」、覚々斎好みに「江岑棚」とあるらしい。今回の表千家六代 覚々斎好みなので、総桐木地でツマミは桑になる。

ところで、この「江岑棚」は、さすがに見た目では茶席の道具としての商品価値がないのは承知しているが、姿と大きさが収まりどころにちょうどだったのと、結構良い品なので[日曜工房]で洗いにかけてみようと思った。

昨年の今頃には、同じく小ぶりの桐の「茶箱」の染み抜きでそこそこの成果を得ている。そこで、今回は地肌がやや明るめなので漂白まで行ってもらうことにした。

四本の華奢な柱と引出しの加工精度には、指物師の技が垣間見てとれる仕上げで、特に引出しは中の空気に押し戻される感触が心地良い。それだけに、あまり大胆な水洗いは避けた方良いようだ。とにかく桐木地の軽さと強靱さから、華奢という表現が「江岑棚」によく似合う。

引出しや棚板および段ボール箱を入念に確認したところ、この汚れやくすみは、使用時の経年劣化ではなく、展示・保管中の劣化だとわかった。おそらく販売店で保管中に箱に入ったまま水でも被った可能性がある。側方の一面だけが異常に染みが多いのがそのことを想像させる。

23033a_ 従って、水指しの置き跡なども全くない無傷の桐木地だったので[日曜工房]で洗いがいもあるというものだ。

ちなみに、茶道具店に掲載されている同種の新品は右のとおりで、端正で美しいのは言うまでもないが、本格的な茶道具だけにお値段もそれなりで、素人が手を出せるものではない。

[準備]
 ・ぬるま湯で素材を湿らせる
 ・布で汚れ具合を確認する

[染み抜き]
 ・過酸化水素水でポイント洗浄
 ・染みのぼかし
 ・水拭き

[漂白]
 ・塩素系漂白剤の濃度を変えながら漂白
 ・漂白のぼかし
 ・水拭き
 ・緩速乾燥

さて、洗いを終えた「茶棚」の仕上がりに期待したいところだが、見違えるとは言えないまでも経年の自然で上品な風合いになっていれば十分だと思っている。要するにあと20年くらい使って眺めて楽しめる状態になればそれで良い。

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2023.02.23
★ 洗い上がった「江岑棚」が戻ってきた
23034_ 延べ二日をかけて染み抜きと漂白の「洗い」を終えた桐木地の「江岑棚」だが、期待を上廻る仕上がりで満足している。特に底板面と側面の汚れが嘘のようにきれいになっている。

組み立ててしまうと仕上がりの様子が部分的になるので、届いたパーツの状態で撮影しておいた。全体の仕上がり具合は10年ものの茶道具という雰囲気で、茶席で十分使用できるまで蘇っていると思う。

画像を拡大して確認すると、染み抜きと漂白のバランスの良さが非常に自然で、記事の最初の画像と比較するとまだ半乾きの木肌にしっとり感がある。最終的には少し粉が吹いたような乾燥肌になると思うが、布で丹念に磨いて木目を整える予定だ。

最終乾燥の途中なので、一週間くらいはこの状態で放置しておいてから組み立てようと思う。かつて香道の師匠から、お茶道具には手を出すなと教えられたことは今も忘れないが、こういう形で「江岑棚」を手にするのは許してもらえるだろう。

[日曜工房]では、染み抜き3回と漂白4回の工程を重ねている。それぞれの工程は木地表面が完全に乾く直前に作業を繰り返すので目が離せない。本日の休日前夜から今晩まで、数時間の外出以外は付きっきりの状態だったようだ。

これで期待通りこれから20年間はこの茶道具で楽しめるというものだ。

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2023.04.21
★ インターホンの交換
集合住宅の今期の修繕計画になっていたインターホンの交換が終了した。エントランスと戸別玄関および管理人室と接続されており、各種警報も一体化された特注品だ。

23058_ 工事そのものは20分ほどで終了したが、事前の旧機器の配線確認や警報システムの確認を含めると結構手間取っていたようだ。

下から集音しているダイナミックマイクは、仕事部屋でチャイムの音を増幅させるためのもので、これがないと一人だと来客に気付かない。

インターホンのような共用設備は、故障修理も積立金でまかなわれるので、旧機種のような受話器付きのタイプだと、中には乱雑に扱って壊してしまう部屋も数件あった。

今回のインターホンの一斉交換も、修理用パーツの製造が終了したことによるもので、戸別住宅のように壊れたから交換するものではない。

特注品のため高品質だが、施工費を含めた機器単価はかなり割高になる。大切に使用したからといって長持ちさせられるものではないのが腑に落ちない。

・・・つづくもどる

2023年2月17日 (金)

位相差顕微鏡の組み替え:本体「CH」を「BHT」に入れ替え

07_23028_bht 光源の光量と適切な配光を必要とする位相差コンデンサーおよび対物レンズだが、現在の本体「CH」の照明装置では何かと性能の不備を感じていた。そこで、落射照明用本体に使用している「BHT」の2台目を探していた。

というか、もともと位相差システムにはこの本体「BHT」を使用していたが、ある時期に落射照明用の「BH2-UMA」を装着するために、この本体を譲っで、保管品の「CH」本体をDC電源でLED化して付け直した経緯がある。

そこで程度の良い「BHT」の出物を探していたところ、運良くこのたびほぼ目的のものを入手することができた。オリンパス代理店から個人への納入製品をはじめて譲り受けることになる素性のよい物だ。

といっても、本体照明装置とステージのみを使用して、標準装備のコンデンサー・対物レンズ(SPlan 4本)・双眼鏡・接眼レンズは保管品になるので少しもったいない気もする。また、収納用の標準木箱が付属していたが、装備品が嵩張っているので落射照明システムも位相差システムも納まらないのも少々残念だ。

組み替え予定の「BHT 位相差顕微鏡」のスペックは以下のとおりになる。なお、到着した本体の簡単な清掃と注油を終えてから組み替えを行う予定なので、完成は少し先のことになる。しかし、オリンパス純正のビニールカバーをはじめて手にした。この立体形状から型紙をおこして、適当な生地が見つかれば他の顕微鏡のカバーを[ミシン工房]で造ってもらう。

 ・照明装置:緑マイクロ製 LED 12V 6W
 ・コンデンサー:PHASE CONTRAST(BH2用)
 ・対物レンズ:5穴/6穴レボルバー Splan 10PL/A PL 20/CDPlan 20PL LWD/Splan 40PL/PL 40/Splan 100NH/FLPL 100
 ・変倍装置:1.00x、1.25x、1.50x、PH
 ・双眼鏡:超広角鏡筒(BH2-SWBI-M 視野数26.5)
 ・接眼レンズ:SWHK 10×L(視野数26.5)

これまでの「CH」ではレボルバーが固定の5穴だったが、「BHT」になって5穴/6穴の入れ替えが可能になるので、古い短頸レンズなども装着しておける。

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★ オリンパスCHシリーズもこれで用済みになった
本格的な顕微鏡を手にしたのは「CH2」で、その後に「CH3」のハロゲン光源でようやくまともな観察を楽しめるようになったが、本体の造りの良さは初期の「CH」の方が上だと思う。そういう意味で、「BH2」が主要機種になってもこの「CH」だけは現役で残していた。今回、新たに「BH2(BHT)」を購入したことで、最後の「CH」シリーズもいずれ処分することになると思う。

・・・つづくもどる

2023年2月16日 (木)

初めてのズームレンズ:Nikkor 17-35mm f/2.8D IF-ED

03_ 社会人になってはじめて一眼レフカメラを購入した際には、1本で多用途に対応できる便利な「ズームレンズ」にはどうしても手が届かなかった。そんなこんなで結局この歳になるまで、コンパクトデジタルカメラを除いて、いわゆる「NIKKORレンズ」は単焦点のみをひたすら使用し続けてきたわけだが、[Nikon 1]のためにどうしてもズームレンズが欲しくなった。

といっても、この[Nikon 1]純正のズームレンズの代表格である、「1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 PD-ZOOM」(35mm換算:27-80mm)については、知人に頂いたものの丁重にお返しした経緯がある。やはり、長年単焦点レンズを使用していると、汎用のズームレンズではどうしても満足できない。

現在所有するNIKKORレンズ群の中でも、[Nikon 1 ]でオートフォーカスモードが使用できる、比較的年代の新しい「AF-S対応」のものは数が少なく、大半の交換レンズはマニュアルインジケータによるフォーカス操作を行っている。「AF-S対応」の広角ズームレンズで、F2.8以下のEDレンズと言えば、定番の「24-70mm」と超広角の「17-35mm」の2機種になると思っている。

いずれのズームレンズも[Nikon F5]を購入した後も魅力を感じていたものの、30万円前後という価格に大きな壁を感じていたことと、同程度の出費であれば、[AF NIKKOR 85mm F1.4D IF]の突出した単焦点の描写力の方を選択したことを思い出した。

23025_nikkor-1735mm さて、現在でも前述のNIKKORズームレンズは程度のよいものが市場で多数取引されており、このクラスになると中古価格と品質にはしっかりとした相関が感じられる。いわゆるカメラ店経由の返品が可能な信頼できるものが数多くあることを知った。

ということで、一眼レフカメラを所有し始めて48年目にしてはじめての
ズームレンズ[NIKKOR 17-35mm f/2.8D IF-ED]を購入することにした。無論、単焦点レンズの広角18mm F2.8や28mm F1.4 には及ばない1面もあるが、高性能なED ズームの操作性と総合性能をどうしても手に入れたかった次第だ。

ちなみに、この高級レンズを[Nikon 1]に装着した場合の35mm換算焦点距離は、46-95mm の標準ポートレートモードになる。無論、フルサイズ仕様なので、[D-700]でも存分の性能を期待できる。ただし、このズームレンズでカメラに関してはそろそろ最後の無駄使いにしようと思っている。

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★ いつのまにか4台になった
[Nikon 1]
現在稼働中の[Nikon 1]は、通常撮影用の「J4」が3台、顕微鏡専用の「V3」が1台の計4台になるが、「J4」については、予備機にエラーが現れた時点でもう1台を追加したのだが、結局は原因不明で回復したので計3台になっている。ということで、何も収集癖の結果ではない。

NIKKORレンズマウント用の「FT1」アダプターも2台あるので、手持ちのレンズ群を取っ替え引っ替えて[Nikon 1]で楽しんでいる。この手軽さに慣れると、かつての中判カメラでのお出かけに要した荷物の多さと、持ち歩く体力には懐かしさを感じる。

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★ ズームレンズにおけるレンズ口径
おそらく、これまでの汎用のズームレンズの経験から、描写力や色再現力などの基本的な性能面で、単焦点レンズには敵わない原因の一つに、レンズ枚数の多さからくる明るさの不足があると思う。ビデオカメラレンズのように、ズーム機能が標準のレンズを見ていると、描写力にことさら貧弱さを感じないのは、おそらくレンズ口径が圧倒的に大きなことが原因していると思う。

その意味では、Zマウントでレンズ口径がアップした新しいニコンレンズ群は新時代のカメラレンズという印象を受ける。しかしながら、旧マウントのNIKKORレンズでも今回購入した、[Nikkor 17-35mm f/2.8D IF-ED]や、単焦点の[AF NIKKOR 85mm F1.4D IF]のように、前玉フィルター径が共にφ77mmの口径だと、まだまだ現役でその実力が発揮できる気がする。

望遠系のレンズは光量を得る必要から当然ながら前玉の径が大きくなるのは当然だが、同時に色収差の補正のためにレンズ枚数の構成とコーティング技術のノウハウに多大な付加価値が内在する。そういうことからすると、汎用の望遠系やズーム系の安価なレンズのほとんどが、軽量で前玉の口径が比較的小さいことが納得できる。

23026_77mm 前玉口径φ77mmのレンズ保護フィルターとラバーフードを新たに購入したがやはり大きい。手持ちレンズの類いでこの口径のものはそう多くはないが、お目々パッチリで非常に濃い面構えになる。

というのは、これまでの光学系の理論から推察される傾向の話だが、昨今のスマートフォンに搭載されている三眼レンズでは、レンズを透してCMOSセンサーで変換されたデジタル信号は、光学系のこれまでの常識を覆す、ソフトウエアー処理で出力データが制御される。

もしかして、色収差補正もデジタル処理されているかもしれないと思うと、光学系レンズにこだわることの贅沢さと必然性の要否に若干の疑問すら感じる。

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★ フルサイズのレンズを[Nikon 1]に装着するのは邪道か
23029_ フルサイズのカメラ用のレンズ群をたまたま装着できるという、副次的なメリットから所有し始めた4台の[Nikon 1]だが、そもそもCMOSセンサーの大きさの違いから、レンズ視野の一部分しか使用しないような使い方は無駄が多すぎるので邪道かもしれない。

しかしながら、不思議なことに[Nikon 1]純正のNIKKOR1レンズ群よりも、こちらの方が間違いなく総合画質がよい。特にぼけ具合については圧倒的にNIKKORレンズの方が上だ。そして、フルサイズよりも1サイズのCMOSセンサーの方が画素密度が高いとは言え、色滲みなどの不利な要素が発現していない。

それらを考慮して、今回はどちらかというと[Nikon 1]のために[NIKKOR 17-35mm f/2.8D IF-ED]を購入するという無駄と贅沢をしている。しかし、本心ではこのズームレンズの[Nikon 1]との相性は想像以上に良い結果を得られるものと期待している。

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★ 注文の品が届いて品質の確認を終える
23030_nikkor-1735mm バヨネットフード「HB-23」が付属していたのでラバーフードが重複したが、これはこれであれば便利なので問題ない。レンズ重量が745gはやはり気合いが入る。望遠レンズを装着した時のように、カメラボディが付属品のように感じられる。

左手で鷲つかみする撮影フォームは、手の小さな女性ではすこし抵抗がある。[Nikon 1]での重心位置の感触はよい。MFリングの回転の軽さは少し心もとないが、超広角ズームなのでおそらく常にAFで使用すると思う。

初めての一眼レフズームレンズなのであれこれと動作を試して納得している。ズーム中のフォーカスだが、実体顕微鏡と同様に一度フォーカスを合わせると、フォーカスターゲットをズーミング操作してもフォーカスがずれない。かつてのマニュアルズームレンズの時代と同じ操作性だ。

実際にはシャッターを押す瞬間いフォーカス微調整を行っているもかもしれないが、それがほとんどわからない。このあたりはコンパクトデジカメのズーミングフォーカスとは全く異なる。

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★ DR.CI:LABO シャンプー&トリートメント
細君は若い頃からアレルギー性の疾患に悩まされているので、肌に触れるものには何かと気を遣っているようだ。一方で小生は50歳代頃から頭皮のアレルギー性炎症を経験したことから、シャンプー&トリートメントは一切使用せず、「牛乳石鹸」のみの生活に変えて無事今日まで健康を維持している。

23027_dr もっとも、女性の場合には「牛乳石鹸」オンリーというのは極端な話なので、あれこれと高級なヘアー関連商品を試しているようで、1年前から表題のシャンプー&トリートメントがお気に入りのようだ。

専門店に注文するのはいつも小生なので当然ながらその価格も承知しているが、それにしても信じられないくらい高価だ。頭皮と髪の手入れをするということを、根本に戻ってその効能とコストパフォーマンスを考えるという、男性的な発想はどうも細君には全く通じない。

世界中の女性用コスメメーカーが存在・存続できる由縁は、やはりこの論理的な購買意識がまったくない人々が想像以上に多すぎるというかすべてなのを再認識させられる。

細君いわく、美容院のシャンプー代に比べればこれくらいは安いものだという、訳のわからない納得のようだ。

・・・つづくもどる

2023年2月15日 (水)

自転車カバーの定期交換:前回から1年6ヶ月目になる

08_ Photo_20210714093201 前回に付け替えた「自転車カバー」は薄くて軽いのでお気に入りだったが、強度はやはりそれ相応という印象だ。大切に使用していたが、昨年あたりから部分的な破れの修復を重ねて、それもほぼ限界に達したので本日新しいものに取り替えた。

このカラーリングが気に入り3枚購入してあったので、今回の交換であと一枚が残っている。丁寧に扱っていても紫外線で生地が硬化して破れやすくなるようで、日陰部分になるところの生地はまだまだ丈夫だった。

このカバーのおかげで雨風による自転車の劣化がかなり防げているのは実感できる。そして、何よりもパーツの盗難などの抑止効果が絶大だと思う。

唯一困ったことは、夏場に近所の飼い猫が縄張り主張でカバーに時々おしっこをかけることだが、これが一番の悩みで、何度もネコ避け対策を行ったが根本的には効果がない。

何だかんだで1年半の消耗品だが、「YAMAHA PAS minä」のバッテリーも昨年にリコールで新品交換してもらったので、これからも必須の備品になる。

・・・つづく(もどる

2023年2月11日 (土)

ガラスの器(その2):偽物っぽいベネチアガラスの第二弾

02_ 23021_ 今回は国産の高級菓子(手作り金平糖)を頂いたのだが、何でもテキーラを特殊な手法で混ぜ込んでその風味を味わえるとのことだ。

その味のことはさておき、仰々しい外箱を開封してみると、金平糖は奇抜な四角錐形のガラスの器に鎮座していた。

前回の用途不明の「偽ベネチアガラスの器」と比較すると実用性では劣るが、蓋つまみのガラスの塊を持った時の感触が非常にバランス良く心地良い。

一昔前ならば、皇室御用達の老舗の和菓子というところだろう、付加価値の極みといったこのような高級菓子が現存するのも一興だ。

今回は金平糖を頂いたあとは、このガラスの器をそっと箱に戻して、[日曜工房]の倉庫に保管しておこうと思う。何十年かのちに誰かがこの箱を開封した時に興味を示せばよし、ガラクタとして廃棄するのもよい。

我が家では何度か故人の持ち物整理をしたことがあるが、普遍的金銭価値のある遺品は意外と少ない。早い話が思い出の品とガラクタがほとんどだと思って良い。そんなことを考えながらこのガラスの器を眺めている。

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★ 偽ベネチアガラスの器のその後
今月になってからのことだが、このガラスの器に入れるべき適当なものに気付いた。それは細君のよそ行きのソーラー電池駆動の「腕時計」だ。男性用と違って女性用の文字盤は極端に小さいので、保湿庫の中に置いているとどうしても室内照明の照度不足で止まってしまう。そこでこの腕時計を例の「ガラスの器」に入れて本棚に置いてある。

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2023.02.13
★ 無名の工芸品だが仕上げが良い23023a_
民芸品の「引出付き貴重品保管庫」を昨年の今頃に購入したが、今回はもう少し単純な構造の蓋付き「ジュエリーボックス」で、やや手の込んだ象嵌飾りの漆塗り仕上げのものを見つけた。

オリジナルの箱がすでになく、簡易包装で到着したので余計にみすぼらしかった。その見た目のためにほとんど送料程度で入手できたが、ぬるま湯で慎重に塵落としをすると無傷の漆仕上げが美しく、いわゆる掘り出し物だと思っている。

中のビロード生地を仔細に調べると、使用頻度はほとんど皆無に近く保管品の処分ものというところだろう。

販売店は漆塗りのことを知っていたのだろうと思うのは、埃を一切拭き取らずに現状のままで発送してくれたのが良かったと思う。いい加減に塵を拭き取ると漆面が曇ることをおそらく知っていた気がする。

このジュエリーボックスを眺めていたら、遠くの家族からバレンタインデーのチョコレートが届いた。

23022_patrick-rogerこれがまた今までに食したことのない高級品のようで、しかも一粒のボリュームが驚きの満足感を醸し出す。

先の記事にある「金平糖」もそうだが、菓子に贅を尽くすと際限がなくなる気がする逸品だ。





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★ ホワイトボードが壊れる??
23024_ 仕事場の壁掛けホワイトボードが壊れた。ホームセンターにあるような安価な樹脂製フレームの製品だったので、長年の荷重に耐えきれずにフレームが割れてきた。現場用の総アルミ製のホワイトボードと比較したら、室内用とは言え確かに造りが貧相すぎる。

ただし、これの使い方にも問題があった。マグネット版が便利なので、新聞代の支払い袋や発送予定の郵便物など、忘れがちなメモではなく「物」を何でもかんでも貼り付けていたので、相当な総重量になっていた気がする。

ということで、コクヨ製のまともな壁掛けホワイトボードを注文したところだが、本日中に届くというメッセージが返送されてきた。コクヨが運営する「カウネット」だけあって自社の消耗品文具の配送はかつての文具屋さん並みだ。

・・・つづくもどる

2023年1月24日 (火)

700×28Cタイヤ(シングルギア用)の交換

08_ 三本ローラー台用のシングルギアの自転車を昨年の初秋に購入してから約2,000kmの走行になるが、どうも気になるのがホイールの重さだ。もとよりロードレース用の高級車ではないので仕方がないのは承知しているが、これまでこの三本ローラー台に乗せていた18インチの「BD-1」から劇的な変化がない。

23012_ おそらく、メーカーオリジナルの700×28Cタイヤが街乗り仕様なので、これの重量が大きく影響している気がしていた。そこで、思い切って「Panaracer」のレーシング用シリーズに付け替えてみた。

結果として、これでようやく700×28Cタイヤ・ホイールの納得できる重さになったようで、漕ぎ出しの軽さが明らかに違う。このタイヤも28Cサイズだとロングライドで耐久性のあるものだが、それでも重さはW=230gで、外して計量した元のタイヤはW=463gと倍以上だっとことに驚く。

前後2本のタイヤ交換で駆動系パーツの重量が、合計W=466gも減ったわけだ。総重量Weight=9.7kgのバイクが一挙に9.2kgまで軽量化されたことになる。

あくまでも感覚的なことだが、9kgの前半と後半ではバイクを持った時の第一印象が全く違う。これでトレーニング用のシングルギアもちょっとしたレース車の雰囲気が味わえるようになった。

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★ 軽いだけではないスリックタイヤ
レース用ということで、かつてのチューブラーのようにトレッドパターンはほとんどスリックタイヤだ。耐久性には若干の不安もあるが、ローラー台専用なので一般的な寿命よりもはるかに長持ちすると思う。

それよりも、特記すべきは走行時の騒音の低さだ。先の街乗りタイヤに比べれるとほとんど無音と言っても良いくらいの静粛性には驚くばかりで、漕ぎ出しの軽さと相まって中級のロード仕様の雰囲気だ。本製品は逆輸入商品のようで、国内のパナレーサーサイトには掲載されていないが、調べてみると結構な数の愛好者がいるようだ。

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2023.02.02
★ レース用タイヤの空気圧管理
街乗りタイヤと違って表面ゴム層が薄いため、適正空気圧を少しでも下回るとローラーとの摩擦音と抵抗が顕著に変化する。週に二回程度空気圧をチェックする必要があり、コンプレッサーがあるので問題ないが手押しポンプだと面倒な作業だ。

・・・つづくもどる

2023年1月15日 (日)

シーラー:保管品をビニールパッキング

07_ 23009_30cm8mm 本来は食品の保存用だが、汎用の密閉袋の最大のものがA4サイズなので、それよりも大きなパーツ類を保存するために業務用サイズのシーラーを注文してみた。

とにかく確実な溶着を期待したいので、シール幅が8mmで最大長が30cm対応のものを試してみる。

そもそもこれを購入するきっかけになったのは、昨年の[LC/80]総合整備で交換した「6気筒用ディストリビュータ」のことだが、現在ではこの部品を使用する車はほとんど現存しないので、予備パーツとしてオイルの劣化と湿気からの保護の意味で密閉袋が欲しかったからだ。

また、ラッカー系の塗料を使用したあとの溶剤洗浄で発生する臭いのきついウエスなども、これで密閉して廃棄すれば安全性も得られる。寒暖差の激しい倉庫やガレージに保管してある資料や日用品など、シーラーでパッキングすれば湿気だけではなく虫除けにもなるので、収納物の整理を兼ねてこれを試してみようと思う。

製品に関しては日本製の業務用が欲しかったとことだが、使用目的の達成度に不透明なところがあったので、安価な海外製(検品と補充パーツは国内対応)を選定してみた。使用頻度が少ないことと、溶着に多少時間を要しても差し支えないので、この製品で確実に密閉できればそれはそれで良いとの判断だ。

★ 商品が到着したので各種ポリ袋を試す
本体筐体はアルミダイキャストの堅牢な作りだ。デザイン性はなく組立分解に合理的なネジ止めの様相がいかにも業務用という雰囲気がある。溶着時のレバーの押さえ具合はガタもなく、適度な反発力のスプリングで浮き上がるようになっている。

シーラー専用のポリ袋もあるようだが、手元にある何種類かの透明袋で溶着具合を確かめてみた。基本的には引っぱって伸びるタイプのポリ袋は溶着できるようで、パリパリ感のあるものは避けた方がよい。溶着時間は数秒で、冷却に数秒押し続けるときれいに仕上がるそうだ。今のところ溶着に失敗はなく安定している。

熱線とフッ素樹脂の板が一組予備として付属しているが、それぞれ2組の補充用パーツも安価なものなので同時に購入しておいた。これならば機能的には問題ないので耐久性だけが不安だが、国内修理対応の情報資料も同梱されていたので安堵している。

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★ お風呂の蓋をようやく交換
23010_ 昨年末に交換する予定であったお風呂の蓋だが、ぴったりのサイズのものがなかなか見つからず、本日ようやくその製品を見つけて注文した。前回のように、幅だけを合わせてm当たりの切り売りでの購入に比べて、規格物の方がかなり安価で品質も良さそうだ。

家庭用品では有名な国内メーカーの製品だけに、今回はもう少し長持ちしてほしいところだ。折曲部の柔らかい樹脂の部分に繁殖する「カビ」は簡単に落とすことができずに、結局は見た目の劣化が我慢できずに交換することを繰り返しているのは少々不満が残る。

お風呂なので、防かびの薬品を使用するのも気が引けるので、こまめに洗浄して乾燥させるしか手立てがないのだが、下ろしたての美しい状態を維持するのは非常に難しく、やっかいな家庭用品の一つだ。

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2023.02.06
★ スポットクリップライト
23019_ [日曜工房]内のワークデスクで電気配線端子の加工など、細かな作業を行う時に便利で邪魔にならないスポット照明器具だ。

これでもレンズ付LED電球は12灯構成の5W仕様でそこそこ明るい。デスク天板に挟むと邪魔になるので、鋼製重量ラックの支柱や棚板に固定するとランプ部分に自由度が増す。

この種のLED電球は交換不可の組み付け品になるが、使用頻度を考慮すると使い捨てでもよいとの判断だ。

また。普段は三本ローラー台の横に設置すると、ネガティブ液晶表示のサイクルメーターがくっきりと見やすくなる。むしろこれの使用がメインになると思うが、とにかく安価で高性能かつ合理的な日本メーカーの製品だと思う。

・・・つづく(もどる

2023年1月 8日 (日)

源氏物語絵手鑑:全80枚のうち後期出品分を閲覧

02_
23005_手鑑(てかがみ)とは厚手の紙で作られた折帖に、古筆の断簡を貼り込んだ作品集。古筆を手軽に鑑賞できるところからこの名で呼ぶが、その形状から、鏡を開くことへの見立ても含んでいるらしい。

今回の作品は室町時代から安土桃山時代の大和絵土佐派の絵師「土佐光吉」の筆になるもので、原本を目の辺りにするとその美しさは圧巻だ。鑑賞後にショップで図録を見たが、とても印刷物を購入する気にはなれなかった。

ここの美術館では時たま右のようなポスターを100円で販売しているので、今回で2回目だがそれを購入してきて、自宅玄関にアルミフレームの表装を入れ替えて飾ってみた。こちらの方が図録よりも迫力があってよろしい。

源氏物語は各「帖-名」の内容をある程度理解した上で、「絵巻」から物語を復唱してもらわないと、展示絵の説明だけでは理解に苦しむところが多い。

このあたりは昔の高等女学校卒の年配の方々なら、語り出せば何時間でも物語に耽る様子を、かつて「香道」のお稽古で経験したことがある。

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★ ベネチアガラスの小物入れ
小ぶりのキャンディー入れのような器だが、レトロな雰囲気の中に妙な暖かみが感じられるお土産物だ。日本製の「HOYA」のように、イタリアでは有名なアート作品工房の「MURANO」製とのこと。

23004_ デパートのショーケースの中に並ぶ高級菓子に付属するおまけの器ともとれるが、ガラスの透明感がひときわ美しいので、あえて買い求めてみた。

いずれ家族に見つかれば即座に持ち去られるのは目に見えているがそれはそれでよい。華奢なガラス製品ではないので、子供が扱っても壊れることはない。むしろ、これを欲しがる感性に期待したい。ということで、自宅の小物展示用のガラスショーケースに入れておくことにする。

ちなみに、これが本当に「MURANO」製だとは信じていない。金型成形の量産品にあとで着色したものだろうと思う。後日商品を確認して、その着色の品質程度では落胆するかもしれないが、その程度の価格だからそれも承知だ。

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★ 「硯」を追加してみた
現在使用している「硯」は一般的な五三寸の写経用で、書画材料店で34年前に買い求めたものだ。墨を擦るのであればこの程度の大きさが適当なのと安定性に優れる。

23007_ 最近では一筆だけのために「硯」を引出から持ち出すのは希で、ほとんどの場合は市販の「筆ペン」で事足りる。しかし、墨汁を使えば筆を持つのもそれほど手間ではないので、墨を使わない「硯」として三五度(4.5×10.5cm)の一筆用を買い足してみた。

大した「書」をたしなむわけではないので、書道具はこれまですべて汎用品の練習用だ。お茶と同じく「書」の世界も道具に凝り出すときりがない。小学生のころから数えて、硯を買い足したのはこれで5度目くらいになるが、手元に残っているのは先の五三寸と三五度の2枚だけになる。

墨汁用なので本当はもっと小さなものを探していたが、美術工芸品を除いていわゆる汎用文具ではこれが最小のようだ。

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★ 「MURANO」製はどうも偽物っぽい
ガラスの着色はすべて塗料によるもので、色ガラスの粉を熔着させたものではないようだ。「MURANO」シールはおそらくは「偽物」という気がする。

23008_ それにしても、ベースの透明ガラスはそれなりの精度の高い「金型」が使用されているようで、偽物の「金型」まで製作するとなると採算が合わない気もする。

おそらくは、何処かの国で製作を行っていたメーカー設備の一部が盗用されて、およそ「金型」精度とは不釣り合いなペイント着色と、偽のブランドシール(ご丁寧にも3枚も貼ってあった)で横流しをしたものだろう。

特殊な方法でペイントをすべて剥がして素地のガラス状態にしてみると、意外とこれの方が上品で美しい。この状態でノンブランドで販売した方が良いと思うようではきっと荒稼ぎができないのだろう。

レトロな雰囲気は一掃されたが、直径10.5cmで上下対称の器は珍しいので使い方次第では楽しめそうだが、やはり高級菓子に付属するおまけレベルかもしれない。

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★ ウエストバッグを追加
23011_ 自宅から[日曜工房]までの1.2kmを徒歩またはジョギングで往復する際には軽量のウエストポーチを使用しているが、ジョギング用なので収納容量が極めて小さい。

ペットボトルも収納できるように、現在の2倍の容量でポケットの数も倍増したタイプのものを注文したが、ノンブランドなので価格は1/2なのは驚きだ。

早朝や夕方の暗い歩道を行き来する際にはドライバーへの配慮で、持ち物はいつも目立つ色合いのものを選んでいる。

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★ スノーパンツ
23013_この時期の[日曜工房]内の室温は3℃~5℃で、細かな手仕事をしている時にはさすがに冷える。特に膝下の寒さをしのぐのが困難で、カッパのズボンを着用するのも一考だが、できればまともな防寒パンツが欲しいと思っていた。

そこであれこれと思案していたのだが、膝曲げの動きに無理のない立体縫製のバイクパンツのようなもので、軽くて安価なものを探していたところ、この「スノーパンツ」に行き着いた次第だ。

来月には再開予定の「スケート」だが、その際にも流用できるとの判断だが、まずは普段使いでウエストの縫製修正の要否を確認して、必要であれば[ミシン工房]で仕立て直しをお願いしたい。

「手直し」といえば、[日曜工房]で防寒上着を使用すると、どうしても両手の裾の汚れが気になるのと、動きに軽快さが欠けるので「インナーベスト」が最適だ。ということで、腰までカバーできるロングベストを仕立て直して、ジャンパーのインナーにしている。

ロングベストはどうしてもレディース用になるので、ウエストサイズの修正のために、[ミシン工房]で裏起毛のポリエステルストレッチ生地を二重にして、両脇の後ろで継ぎ足してもらった。
23014_
縫製を解く手間がもっとも時間を要する作業だったようで、縫い合わせとキルティングの種類の違う縫製を丁寧に解いている。

「表地・中綿・ボア生地」のそれぞれとストレッチの継ぎ足し生地の縫い合わせ処理は、職業用ミシン(Excim-pro)の出番になる。

前からは一応のところ縫い合わせがウエストラインを映し出しており、後ろは寸胴ウエストが目立たない継ぎ足しラインに仕上がっている。もっとも、横からの体型はまだまだトレーニングを強化しなければならない状態だ。

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★ スノーパンツを追加注文

到着したスノーパンツを試着してみて驚いた。当然ながら本来の防寒性能は文句なしということだが、XLサイズをベースに何らかの寸法手直しが必要かと覚悟していたが、誂えたようにピッタリだった。期待していたウエストのベルクロによる調整バンドは使いやすい。小生のような体型ではすべてのズボンはこの調整バンドが必須だと思う。

ウエストをゆったりめに調整して、お気に入りのサスペンダー仕様で自宅でも仕事場の部屋着にしている。これで少しは暖房費の節約になることは間違いない。その節約分を見越して、いつもの「お気に入り」のことだが予備をもう一つ注文しておいた。季節物商品は次のシーズンに同じものを入手できない場合が多いためだ。

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2023.01.31
★「お気に入り」は即予備を確保
23016_ 上の記事にある「スノーパンツ」だが、予備の2着目は注文の翌日に到着した。前回の仕入れ分の国内在庫があったためだろう。これで数シーズンもしくは5年間くらいは替えの心配をしなくて済む。

密封バッグに梱包されていたので、空気だけを入れ換えてこのまま来シーズンまで保管しておく。

一方で、久々に購入した硯の「五三寸の写経用」だが、これより小さな硯は一般の市販品ではお目にかかれない。

小生の使い方は墨をおろすためではなく、墨汁で小筆の先を整えるだけのものなので、もう少し小さくても良いのだが、ちょうど良いタイミングで市販品の未使用品で長手が2寸そこそこのものを見つけた。

個人所有の転売品だが、「レターパック+手数料」で譲り受けることができて満足している。この寸法だと硯としては、墨を十分におろせないようにも見えるが、小生の使用目的ではちょうど良い。これで墨汁用硯についても気分を変えた予備が確保できたことになる。

23016__20230131154601 なお、墨汁池のように大量に墨汁を消費する使い方ではないのと、絵の具皿では磁器のあまりの滑らかさのために、小筆先を整える感触が心地良くないので、どうしても石の硯が欲しかったわけだ。

左側の「五三寸の写経用」のと列べてみると、幅については同寸法だからこれも特殊な規格品なのかもしれない。箱の裏には商品管理のバーコードが貼られているので、それほど古いものでもなさそうだ。

商品情報がまったくないが用途は何だろうかと思う。いわゆる一筆用だとしたら、これが本来求めていたものかもしれない謎の硯だ。

高級な美術工芸品よりも、このような日用品の中にある掘り出し物に心が引かれるのだが、それでも予備があるという安心感のために無駄使いをしているわけだ。ただし、この先の余生を考えるとそれだけの安心感が必要なのかどうかも疑問だ。

※ この小さな硯は、携行用または外国人へのおみやげ用として、「五三寸」に比べると結構割高な価格で販売されているようだ。

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2023.02.03
★ 早朝外出の防寒対策
23017_ ほぼ毎日の[日曜工房]でのトレーニングだが、行き帰りの際に風があると「首元」が特に寒さを感じることに気付いた。

通常の外出ならばマフラー等の対策でよいが、三本ローラー台で汗ばんだあとの帰り道で使用するので簡単に洗濯できるものが良い。

ということで、ミズノ製の「ネックウォーマー」を試してみる。表はストレッチ生地で内側はフリースだが、頭の径からの絞り込み具合が今一つ想像しづらい。

着るというよりも装着するという雰囲気の、いかにも肩が凝りそうなデザインなので、まずは定番の「ブラック」で確認してみる。

肩のラインや背丈で違和感を感じた場合には、左右と背中側に切り込みを入れて絞ってみようかとも考えている。

そうこう考えていると、かなり怪しい設計の製品のようにも思えてきたが、ミズノ製ということなので、単なる思いつきだけで製品化したわけではないだろう。いずれにしても、実際の商品を手にしてからの対応だ。

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2023.02.05
★ 想像よりも柔らかな素材で肩が凝らない
裏がフリース生地で、リバーシブルになっている。当然ながらミズノロゴは両方に刺繍されているのはさすがだ。

かなり大きめなので、紐を緩めた状態だと顎まで隠れてしまうが、それはそれで良いのかもしれない。最初の「ブラック」で気に入ったので、早々に「イエロー」を注文して、洗濯時の替えが確保できた。

・・・つづくもどる

2023年1月 6日 (金)

医療サービス:命に関わる質の高い治療措置は誰もが受けられるとは限らない

03_ 昨年末に業務および私的な40年来の付き合いがある知人が亡くなった。入退院を繰り返している時期の本人との電話での会話を振り返ると、当初の治療方針の決断に際してあまりにも当人の意思が色濃く影響していたことが悔やまれる。

素人の所感だが、今回のことは心臓血管外科と消化器外科のチームワークの不備が死因だと思っている。つまり、彼が住まいを構える地域で、これらの医療サービスが一元的に受けられる病院はごく限られていた。

従って複数の病院を掛け持ち入退院の連携もままならず、充実したサービスと言えば自宅での介護だけという、まさに物言わぬ患者相手への形ばかりの医療サービスの結末がこれだと思っている。

筆者もケガや病気での入院経験は4歳の頃から数々あるが、かつての医療サービスの質とはいわゆる「名医」に出会えるかどうかの要素が強かった。実際、4歳・7歳の入院時の主治医の絶大な信頼感の印象は今でも記憶に残っている。

しかし、約1年前の外科入院で経験した際には、組織的なチームワークと、責任分担の明確さには若干の驚きがあったものの、総合的な医療サービスへの信頼感はむしろ進化していると感じた。

子供の頃からこれぞ日本の医療サービスというものに浸って暮らしていると、本人の廻りの家族も当然ながらその影響をうけて、経験則に基づく医療コンサルタント並みの知識を習得している。このような家族の援護があれば少なくとも質の高い医療サービスの機会を逸することはない気がする。

・・・つづくもどる

2023年1月 3日 (火)

エアーチャックガンの再考:自動車用と自転車用ではスケールが違う

07_長年使用している「アサヒ製のエアーチャックガン」は、自動車用として精度に優れる業務用製品だ。バルブ形式は米式なので、自転車用のバルブ形式との「兼用型ヘッド」に付け替えたのは昨年の9月のことで、1台のエアーチェックガンで共用できるのは一見合理的なように考えていた。

ところがこのヘッドの米式側はオリジナルのストレート米式と同様に極めて使い勝手が悪い。そして最大スケールが P=0.6MPa なので、ロード用自転車タイヤの一般的な空気圧(0.6~0.9MPa)だと精度に問題がある。従って、実際の空気入れはコンプレッサー側のレギュレーターであらかじめ所定の空気圧に設定して使用していた。

23003a_ ところが、レギュレータ圧力計スケールの読み取り誤差がロードタイヤの乗り心地と走行抵抗感に顕著に影響することがわかった。やはり、ここはロードタイヤ専用のゲージが必要なようだ。

ということで、新しい方のノンブランドエアーチャックガンに兼用型ヘッドを付け替えてロードタイヤの仏式専用とした。そして本製品にはJ型の米式ダブルヘッドが装着されていたので、これをアサヒ製エアーチャックガンへ付けて、同じく米式専用で使用することにした。

結局、米式と仏式のバルブに応じてエアーチャックガンを使い分けるのが作業面ではもっともストレスがないことがわかった。

筆者はもとより「兼用」よりも「専用」を高く評価するのを常としてきたが、今回のエアーチャックガンについても同様のことが言えるようだ。ただし、ノンブランドのエアーチャックガンの耐久性については未知数が残る。

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★ 商品が到着したのでヘッドの付け替えと使用勝手を確認
安価な製品なので仕方がないが、全面はガラスではなく透明アクリル製だ。特に透過度が悪いというわけではないので納得している。「あさひ製」に比べて全体的に小ぶりでとにかく軽い。悪くいえばちゃっちい感じがする。

まずヘッドの付け替えだが、1/4ネジ(ストレート)規格なので問題なく交換ができた。仏式ヘッドでのロードタイヤの空気圧は0.7Mpaあたりの微妙な調整が可能になった。ちょうどこのあたりのゲージ目盛は黄色と赤で色分けされているのが非常にわかりやすい。ゲージの値は大きく誤差はない。

つぎに、「あさひ製」へ付け替えたJ型の米式ダブルヘッドだが、こちらはガソリンスタンドでもおなじみのタイプなので使用勝手は当然ながら問題ない。これまでのストレートタイプやT型に比べて押しつけ角度が正確に制御できる。今のところエアーチャックの専用化は成功したと思っている。

・・・つづくもどる

2022年12月22日 (木)

ベルギー製の玄関マット

02_ お正月に備えて玄関マットを新調してみた。というか、玄関ポーチの泥落としマットの選定で実績を得たので、今回も細君から任された次第だ。

この種のマット類はできれば大きめが良い。というのが持論で、[日曜工房]の「フロアーマット」も幅1200mmの業務用を使用している。それは、掃除の際にずっしりとした重さでずれないで済むからだ。

22261_ さて、自宅の玄関内側の靴脱ぎ後のマットについても900mm幅の大きめで、底付きしない厚手のものを探していたところ、この「ベルギー製」という響きと斬新なデザインが気に入った。

さて、商品が到着したら第一印象で細君が気に入るかどうかだが、毛の密度と感触に関しては現在の「段通絨毯風」に近いので、ストッキングでの踏み心地は悪くないと思う。

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2023.01.01
★ 音楽プレーヤーが壊れたようだ
お正月は身の回りのものを真新しく入れ替えて気分良くすごしている最中に、ICレコーダーの内蔵アンプが壊れたようだ。ICレコーダーは現役時代にはもっぱらMPEG再生プレーヤーとして通勤には必須のものだった。

23002_ 現在では月命日やお墓参りの際の読経もコロナ過でままならないこともあって、地元のお寺さんの読経と総本山の合唱読経を再生するのには欠かせないものになっている。

年末からお経のデータ再生時の音質が歪みまくっていたので、新年早々に内蔵アンプの調子を本格的に調べてみたら、出力30%以上で増幅アンプが正常に機能しなくなっているようで、新しい製品を注文することになった。

今回はとりあえず間に合わせのもので対応することにして、多機能で安価な海外製のものを注文した。うたい文句の数々の機能のうち、本当に搭載されているのはいくつなのかが楽しみだが、最低限度MP3データのスピーカー再生はだけは大丈夫だろうと判断しての見切り注文だ。

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2023.01.03
★ 注文の翌々日に到着して、しかも装備内容の完璧さに驚いている
元旦に注文して3日には到着したのは驚きだ。重さが81gでずっしりとした感触がある。表面/裏面ともガラス質の透明アクリルで、筐体の構造・材質は明らかにスマホの技術が流用されている高級品だ。タッチセンサーの反応速度は速く、ホールドとホールド後の音量操作用にメカニカルスイッチある。良く考えられた構成だと思う。

問題の装備機能は何と宣伝表記のものがすべて揃っている。ただし、それらが本来の性能を発揮するのかどうかは確認していない。とにかく、MP3データを転送してスピーカーから聞ける点は問題なかった。しかも、本体のメモリー容量が32GBあり、SDXC 128GBに対応しているところも良い。

MP3データ再生後数十秒で時刻表示の壁紙画面に移行して、さらに数十秒後には自動的にロックされるようだ。説明書にない機能だが、タッチセンサー機器では普通のことなのかもしれない。久々の海外製品の「当たり」に出会した感がある。

・・・つづくもどる

2022年12月19日 (月)

銅製湯沸かし:熱源の効率化を考慮して試してみる

02_ 湯沸かしに用いられる一般的な金属の熱伝導率「温度100℃:W/(mk)」は以下のとおりになる。

  金:313  銀:422  銅:395  錫:63  鋳鉄:72
  アルミ:240  ステンレス:16.5  ガラス:1

22260a_shinko 家庭で使用する湯沸かしの大部分の素材が「アルミ」なのは安価で加工しやすく、腐食の耐久性に富み熱伝導率が高いということだ。茶釜に用いられる「鋳鉄」は比較的熱伝導率が低いが、その他の要因で優れていることについては割愛する。

意外ともうひとつ一般的な湯沸かしの素材である「ステンレス」の熱伝導率は低く、「ガラスポット」に至っては決して合理的とは言えないレベルまで低下している。

さて、筆者が普段使いしている湯沸かしの素材は「錫」だが、腐食に対してはステンレスのような性能を有しているものの、熱伝導率はこれも(金・銀・銅)に比べると「鋳鉄」並みである。

そこで、現在の「錫製湯沸かし(0.6L)」の約3倍の大きさで、国産「銅製(2.0L)」の茶釜を思わせるスタイルのものを注文した。購入の動機は、今年の冬から加湿器代わりにお茶用のお湯を常時沸かしているが、そうなると現在のものでは少し容量不足を感じてきたからだ。

・サイズ(約):全長:奥行180×幅210×高さ230mm
・重量(約):730g
・満水容量(約):2000ml
・素材 本体・蓋ツマミ:銅
・取っ手:銅・天然籐蔓
・原産国:日本製
・仕様:ガスコンロ直火、エンクロヒーター、ハロゲンヒーター、シーズヒーター、ラジェントヒーター使用可
・注意事項
※注ぎ口脱落防止のため、必ず注ぎ口の付け根部分の上まで水を入れた状態でご使用ください。
※IH、電子レンジ、オーブンレンジの使用は不可。

ただし若干の不安なこともある。本製品はメーカーラインナップでは生産終了品になっており、同種のものは持ち手の形状が全く異なる。はたして、「ヨドバシカメラ」でこの旧製品の仕入れが可能なのかどうか。この製品の在庫を持つ他の販売店ではすでにプレミア価格を呈示しており、定価の倍近くで販売しているところもある。

なお、湯沸かしの熱源は、MAX 200wh の弱い「電熱コンロ」なので、湯沸かしの熱伝導率を上げることで、お湯を維持する効率化を何としても図りたい。

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2022.12.23
★ 無事に商品が確保できたたようだ
注文から5日が経過して、ようやくメーカーからの出荷連絡が「ヨドバシカメラ」へ届いたらしい。おそらく新潟方面からのトラック便の流通に相当な遅れが生じている可能性がある。とにかく商品が確保できて一安心だ。

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2022.12.24
★ 200wh の電熱コンロでお茶を入れる適温まで達するか
22263_ 商品が到着したので、電熱コンロのパワーはこれまでの70%(140w)のままで、9割満水(1.8L)状態でお湯を沸かしてみた。この熱源では当然ながら沸騰までに相応の時間を要するが、湯温は90℃まで上昇することを確認して、煎茶用の釜として問題のないことがわかった。やはり、「銅」の熱伝導率の高さには感心する。

そして、湯沸かしの底板の直径がちょうどコンロの外縁に納まる大きさで、安定性も熱効率も最高のマッチングではないかと安堵している。それにしても、想像よりも少し大きいことに若干驚いているが、デザインに間延びがない良い姿だ。急ぎでお湯を沸かす際には、これまでの錫製湯沸かし(0.6L)や、銅製横手急須(0.35L)を使い分ければ良いが、それぞれの容積比では、6:2:1 の関係になる。

★ 実用品としてはよく考えられている
電熱コンロのような弱火だと、煮立ってもふたががたつかない重さと袴の長さがあり、注ぎ口もお湯があふれない高さの設定になっている。実用品らしいところは、湯沸かしの内側は亜鉛メッキで工芸品のような銀メッキや錫メッキではない。

一点だけ気をつけなければならないのは、注ぎ口がろう付けされているので、450℃以上の温度に達すると水漏れをおこし、最悪の時には溶け落ちる可能性がある。注ぎ口の形状は大量生産の金型加工に手仕上げを施しているようで、注ぎ終わると一滴のこぼれもないのは気持ちよい。

従って、空だきは厳禁なのとできれば火力の強いガスコンロは避けた方が良い気がする。といって、IHコンロも使用できないので、結局は600℃の電熱コンロが一番適しているのかもしれない。

22264_ ★ バイメタル式アナログ温度計を見直した
温度計といえば今やデジタル表示のものが一般的だが、釜湯の温度が適温かどうかの大まかな温度を確認する程度であれば、この旧式のバイメタル式アナログクッキング温度計は視覚的に確認しやすい。しかも電池不要で食品衛生上も問題ない。

卓上にある古いバイメタル式アナログ温度計(窓際の室内最低温度を監視している)の購入日付を確認したら 1968.09.26 になっており、確かに中学生の頃にデパートで購入した記憶がある。

54年が経過してもいまだ正確に温度を表示しているのは驚く。ちなみに、メーカー名の表示の一部に、「K.HATTRI」の文字が見えるので、1881年創業の「服部時計店」の製品のようだ。だから当然ながら風防は硝子製だ。

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★ 90℃保温ならば電熱コンロのパワーを55%まで抑えられる
[銅]の熱伝導率は[錫]の6倍なので、3倍のお湯を90℃保温の状態でも、電熱コンロのパワーを20%ほど絞ることができる。

電気代の節約はわずかだが、湯わかしの熱効率を良くしたことの満足感の方が大きい。湯沸かし・保温だけが目的であれば、マイコン電気ポットの方が電気代は安いと思うが、冬場の室内であれば余剰熱源が室内の暖房に変換されるので良いとする。ただし、夏場のお湯確保の時には改めて考え直してみようと思う。

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2022.12.26
★ 汎用工場生産品の意外な良さ
先の「銅製湯沸かし」もそうだが、無名の汎用工場生産品の良いところは実用性面での品質には絶対的な信頼性がある。つまり、出荷数がそれなりなので、メーカー保証の精神がどれにも生かされている。従って、製品に付加価値を見い出せればこれほどお買い得なものはない。銘入りの一点ものとは別な意味で値打ちがある。
22265_
銘や見た目の好みよりも実用品質を優先する筆者なので、もうひとつ関連の品を紹介してみたい。誰もが知る「たち(橘)吉」製のごく普通の姿の湯呑み茶碗だが、手に取るとこれが驚くほど薄くて軽い。

まるで焼菓子で造ったようなので、磁器および釉薬の成分がこの上なくきめ細かで均一なもので製造されているのだと思う。

細君いわく、この湯呑み茶碗は「茶渋」が全く付かないとのことで、つまり表面のきめの細かさがそれに顕れているのだと思う。

1976年頃の京都「橘吉」の製造で、大阪大丸百貨店からの出荷品になる。「塗り木箱入り6客」仕様の引き出物等に数多く出回った安価なもので、未使用で食器棚の奥に眠っていることが多い品だ。

例によって、これも「お気に入り」なので普段使いのものとは別に、予備としてもう一箱を未開封で仕舞ってある。そのうちに家族の誰かがこれを開封することだろう。

・・・つづく(もどる

2022年12月18日 (日)

初めての音源データの添付:[LC/80]のエンジン始動音

01_ 本ブログでは音源や動画のデータは基本的に添付していない。

動画ファイルは、割り当てられているサーバー容量を急激に圧迫することと、そもそもが1記事あたりデータ量が2MB程度に制限されているので、これまでこれらのファイルのアップロードは控えていた。

ただし、どうしても残しておきたい備忘録としての音源を、今回はじめて添付してみた。それは昨今の車では耳慣れない[LC/80]ストレートシックス(直列6気筒エンジン)の初爆排気音だ。

ということで、冬場の朝一番の冷え切ったエンジンへ供給される濃いめのガソリンガスに点火されて、排気ガスが「ガナドールステンレスマフラー」に共振する一発目の排気音を録音しておいた。

満充電のバッテリーに接続された新しいセルモーターの心地良いギア音も良いが、この初爆排気音はいつ聞いても飽きない。

二つ目の音源ファイルはエンジンが十分に暖まってからの再始動音だが、こちらは実にあっけないがそれなりに安定している。

気温4℃でのエンジン始動音

暖機運転後のエンジン始動音

ということで、極めてマニアックな記事になったが、サンプリングは2012年製のソニーデジカメ「DSC-WX170」によるもので、撮影動画からサウンドだけを抽出したものだ。

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2022.12.25
★ 移動工具台
22262_ 整備工場には工具ワゴンが必ずあるのは、これがないと複数の作業を行おうとすると工具をあちこちに散乱させてしまう。先日の外部電源装置の装着作業だけでも、レンチ類がジャンパーの両ポケットにあふれる始末だ。

専用の工具ワゴンを備えるほどの作業は希なので、簡易な可動式サイドテーブルで高さが70cm~90cmのものを探してきた。90cmに調整すると、天板がバンパー上のフロントグリル下あたりになるので立ち作業に好都合だ。これで工具の置き忘れがなくなり、気持ちよく作業が行える。

足部分に天板を敷いおけば充電器や電源ドラムなども収納できそうで、これまでの60cm高のメタルワゴンよりも使い勝手が格段に向上する。

・・・つづくもどる

Google Chrome のブックマーク設定

03_ 新しいウインドウでWEBページを開いた時に、ブックマークリストを左サイドパネル内に表示する「操作手順」を記録しておく。

   ■ 右上[サイドパネルを表示]-[リーディングリスト]-[ブックマーク]をクリック

ウインドウ内では、これ以降「サイドパネルを非表示-表示」操作で常に「ブックマーク」が選択されるようになる。

・・・つづくもどる

2022年12月16日 (金)

備蓄のお酒を補充しておく

02_ なくなったからといって、ビールと違って近所のスーパーでは入手できない日本酒「司牡丹」と、ブランデー「レミーマルタンVSOP」の残り本数がそれぞれ1本になったので半ダースづつ注文しておいた。

年明けになると、この種の商品の物流が元どおりになるまで2週間くらいかかるので、年末までに到着するように本日の注文手配になった。円安のあおりを受けて洋酒の価格は高騰しているが、日本酒の方は前回注文からほとんど変化がない。

22257_ というか、原材料が米と米麹だけ仕込まれている「純米酒」の中ではもっとも安価な部類に入ると思う。昨今のプロデュースされた新銘柄の高価な「純米酒」とは歴史と安心感の実績が全く違う超辛口の老舗の品だ。だからこの[お気に入り]だけは誰彼なく紹介や薦めたりはしない。

この[司牡丹]については以前にも記事にしたが、とにかく筆者のアルコール代謝にとてもやさしく、これまでいわゆる悪酔いを感じたことがない。これは「レミーマルタンVSOP」にも言えることだが、とにかくお酒の銘柄というのは歴史が一番大切だと思っている。

その意味では、国産洋酒メーカーはいずれ廃れるのが当然だと思っているので、お酒の味を覚えてからは、頂き物を除けば国産洋酒を口にすることはほとんどない。

ここまで書くといかにも贅沢な[お気に入り]の記事になるが、外食で得体の知れないお酒に貴重な酔いのひとときを犠牲にすることに比べると、自宅に備蓄する酒代はしれたものだ。

最近では日本酒では1合弱、洋酒はダブル、ビールは一缶以上は頂かない。これ以上の量を口にすると、酔いに任せた飲食になりがちで食事の際の感動のバランスが崩れる。

・・・つづく(もどる

2022年12月12日 (月)

[LC/80]待機電力用のDC12V電源の製作

22255_01_ ★ 作業手元の照明確保
早朝および夕暮れ以降は[LC/80]のボンネット開けた状態での作業灯は、懐中電灯やランタンを使用していたがどうも手元が暗い。壁際に固定したスポット照明が効率的だと思うので、AC100Vで手元スイッチ付きのクリップライトを注文した。

同程度の明るさをもつ12V用のクリップライトが[日用工房]の非常用照明として2基設置済みだが、いずれもLED光源のこの種のライトは安価でも品質が良い。

★ 準備作業(手動キルスイッチの装着)
バッテリーのメインアースケーブルおよびボデーへの二次アース線のそれぞれは、バッテリー廻りの長さにほとんど余裕がない。しかも1ランク容量が大きなバッテリーを搭載しているので、なおさらキルスイッチを挿入するのがかなり窮屈になるのは事前に覚悟はしていた。

そこで、アイドリング状態でバッテリーマイナス端子を外して、アースコネクターを回転させたり、固定ボルトの挿入方向を入れ替えたり、ボディアース線の取り回しを変えてみたりの現場合わせの作業を行うこと約1時間で、何とかキルスイッチをバッテリーマイナス端子に挿入することができた。

この作業が成功しないと、すべての計画が無に帰するわけなので、この1時間はかなり緊張の連続だったがこれで一安心だ。

ただし、ボディーアースケーブルだけは20cm程度延長しなければ収まりが悪いので、後日これの純正品(L=60cm)を加工して継ぎ足す予定だ。この時点でキルスイッチの動作確認を行いたいところだが、そうするとオーディオのメモリーが消えてしまうので、現時点では装着前のキルスイッチ単品チェックでOKとしておく。

22254_dc ★ 外部電源のパーツおよび加工ケーブル
注文してあったAC100V-DC12V 3Aの電源アダプターが到着した。まず出力電圧を測定すると、12.3V で安定しているので問題なさそうだ。外観はノートPC用のACアダプターに似ている。

外部DC電源は、車載バッテリーにもっとも近い位置で、DC防水コネクターケーブルを抜き差しして投入と切断を行うようにしている。

外部DC電源投入と切断作業時(ケーブルの抜き差さし時)には必ず中間スイッチを操作するようにして、不測の過電流が発生しないようにしておく。

おそらくACアダプターはコンセントへ差しっぱなしの状態になるので、中間スイッチにより出力DC電源ケーブルのオス端子の通電を遮断するようにした。

耐電圧25V 330μF のDCコンデンサーが到着したので、端子ボックスの中に納めて配線接続はすべてDCコネクターで行えるようにしてある。DCコネクターはオス・メスとも端子カバーを装着して、不測のショートを防止している。

★ 外部DC電源の準備完了
車載バッテリーと外部DC電源の電流切替が予定どおり行われているかどうかは、バッテリー廻りのハーネスの電位差を測定すればわかる。また、外部DC電源の電流値を監視することで、回路の安定度を確認することもできる。

もっとも心配なのは、外部DC電源投入時の一時的な並列電源になる瞬間だ。時間にして3秒だが、バッテリーとDC電源側とに電位差が生じるので、アダプター本体への影響がまったくないとは言い切れない。

22256_ ということで、完成した外部DC電源装置の切替テストは、回路の機器すべてから目を離せないため、隣の[日用工房]で何かの作業を行う時間帯を狙って、数時間から半日サイクルで外部DC電源の安定度を確認する予定だ。

これらのテストを何度か重ねてから、外部DC電源を一晩通電してみようと思う。というのは、DC電源のアダプターは日本国内での品質管理を経ていない直輸入品なので、若干の心配が拭い切れない。なお、中間スイッチとコンデンサーは国産品なので品質に問題ない。

各パーツの結線作業はヒューズケースのハンダ付けを除き、すべて圧着端子のビス止めなので耐久性も問題ないと思っている。コネクターの接触不良もなく、オス・メスの寸法精度も大丈夫だ。

準備は整った。あとは外部DC電源ケーブルの取り回し調整と、収納ケースを現場に取付けて切替テストに臨むだけだ。

ちなみに、最近のコンピュータ搭載の車では、「OBD端子」からテスタ-経由で電装系の待機電力を供給するようだが、前述のような電源の並列投入と遮断のわずか3秒間でシステムが「異常」を検知する可能性がある。ところが、[LC/80 中期]にはこの端子そのものがない。従って、本記事はあくまでも[LC/80]の整備備記録としての備忘録だ。

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2022.12.18
★ バッテリー側の配線取付完了
本日の気温は一日中5℃前後でしかも風が強い。従って、外部電源ボックスの設置調整は次回にして、バッテリー廻りのアースケーブルの延長と、DC電源受電側の配線仕舞いを行って作業終了。

とにかく風が吹くと身体が震える。ケーブル圧着端子のボルト穴径を揃える加工が必要になったり、風のために配線接続部の熱収縮チューブにライターの炎が当たらなかったりで難儀した。

新しい[LC/80 ガレージ]&[日用工房]のはじめての冬だが、引越時の夏場もそうだが建物外壁および天井の断熱効果は、外気温±2℃くらいのようだ。夏場の2℃はそれほどでもなかったが、冬場は風を除けての2℃の差はありがたい。もっとも、動き回っている限り石油ファンヒーターを使うほどの寒さではない。

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2022.12.19
★ DC電源装置の組み付けはお正月休みになる
今週からしばらくは本年の仕事の整理のために、[日用工房]でまとまった時間を過ごすことができない。従って、残りわずかな「DC電源装置の組み付け作業」は、28日以降のお正月休みに行うことにした。

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2022.12.22
★ 気になるので、DC電源装置の組み付けだけを済ませる
組み付けといっても、手間がかかるのは電源ケーブルを壁添いに這わせて固定することと、電源ボックスの位置決めだけのことなので、本日の夕方に急遽取付を完了した。

当然ながら外部電源とバッテリーの切替えを行い、[LC/80]の待機電力が一瞬たりとも寸断しないことと、バッテリーアースがOFFになっていることをテスターで確認した。

本日の作業はここまでで、次回に十分な監視時間を準備して不測の漏電がないことと、ACアダプターの発熱状態や電流値の安定性を何度か確認する。本日の1時間程度の無負荷時の観察では、海外製ノンブランドのACアダプタートランス部とコンデンサーの発熱状態は問題ないようだ。

なお、本日の確認は12V回路の機器単体でのチェックが事前に済んでいるので当然の結果なのだが、実際に現場でAC100Vコンセントへ繫ぐと何かしらの不安がある。

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2022.12.24
★ ACアダプターの安定性を確認中
待機電力そのものは1w未満と予測しているが、エンジンOFFで短時間での待機電流を測定してみると70mA程度で、一日経過してからの値は50mAでほぼ安定している。つまり、P=12.3×0.050=0.615w ということになる。

ACアダプターの最大出力は P=3.0wなので、この負荷率(20%)で長期使用をこれからスタートするが、この外部電源で給電中に車のドアーを開けた場合には、ロック解除の電磁リレー、もしくはLED ルームライト(ミドル・リア・フット)のどちらかで、その際の電力量はPmax=3.4w(I=0.28A)に達することをあらかじめ確認している。

ちなみに、ルームライトの電球をLEDに交換する前であれば、21.4w(I=1.7A)になっていたはずで、3w-ACアダプターでは確実に電圧降下を招き、ともするとアクセサリーメモリーが消失する可能性がある。

このことは備忘録として重要な点になる。基本的にはドアーを開ける際には、外部電源からバッテリー電源に切り替えた方が安全だ。というか、失敗しないためにも運転席ウインドウに「外部電源給電中」の札を掲げておくことにする。

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2022.12.28
★ 待機電力供給用の外部電源装置の完成
外部電源を運用し始めて6日が経過して、12V ACアダプターによる給電と[LC/80]のアクセサリー&セキュリティの待機電力のバランスに問題がないことをほぼ確認できた。これで待機電力による車載バッテリーの放電を心配することがなくなった。

これまでのバッテリー電圧の測定結果から、マイナス端子を外した状態での鉛蓄電池の自然放電の電圧低下量は ΔV=0.01v/日で、これも当初の経験予想と変わりない。

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2023.01.10
★ 16V ACアダプターに交換
23006_ac16v 現在の12V ACアダプターの長期信頼性の実績が確認できないのと、バッテリー電圧の方が若干高い(13V~12.5V)ことへの不安を払拭するために、パナソニック製レッツノート用の互換ACアダプターに付け替えることにした。

こちらは16V 4.06A(65w)仕様なので、外部電源でアクセサリーの起動まで対応できる。加えて、ノートPC用なので各種の保護回路が充実していることと、とにかく安全性に実績があるのが気に入った。

DCプラグ(外径5.5mmФ 内径*2.5mmФ)の形式が[D]から[C]へ大きくなるので、メス側配線とヒューズも8A仕様に交換する。これで、外部電源切替時の電荷の逆流がなくなり、回路全体の負荷容量にも十分な余裕が生まれた。

過電流と短絡保護はヒューズである程度の安全性を維持できるが、加熱保護と過電圧保護が心配だったので、これですべての保護回路を具備した電源になったわけだ。

・・・つづくもどる

2022年12月11日 (日)

[LC/80]暗電流によるバッテリー放電の根本的な対策

01_ 今年の4月に無接点電流計測器(クランプメーター)を備えてから、アクセサリー待機電力の暗電流が、通常の値を超えていた原因は「HIDユニット」のバラストの劣化だったことを発見した。そこでヘッドライトの光源はすでに「LEDバルブ」に交換している。

それでも、セキュリティを含めたの待機電力による暗電流が80ミリアンペア程度なので、バッテリー電圧は1日あたりで0.11V程度の低下が見られる。

このことは、満充電後の電圧13.0Vから、正常下限電圧12.5Vまでの0.5Vを5日足らずで消費する勘定になる。電圧が12.5V以下でセルモーターを起動させるとバッテリーへのダメージが発生するので、ガレージでの駐車日数が連続すれば2~3日に一度はメンテナンス充電を行うようにしている。

ところで、バッテリー単体の自然放電の電圧降下は、経験的には1日あたり0.01V程度なので、バッテリーマイナス端子を外せば、満充電から40~50日程度は正常電圧を維持できるはずだ。この違いを考えると暗電流の根本的な対策を思案してみたくなる。

暗電流のバッテリーへの負荷をゼロにするためには、当然ながら別電源を用意することになるが、その別電源とは「蓄電池」か電灯線からの「ACアダプター電源」しかない。そして、車載バッテリーと別電源の切替え装置も必要になる。

まず、「蓄電池」の場合には1週間程度の暗電流への対応ならば、20,000mAh 程度のポータブルリチウムイオンバッテリー(1万円前後)が必要になる。ただし、これだと毎週一度、もしくは走行時には充電をしなければならない。別電源に関しては供給の安定性と連続性を考えれば「ACアダプター電源(2千円前後)」に決まりだ。

あとはDC12V~14V 3A程度の信頼できるアダプターを準備すれば良い。常時通電状態になることから、過電流対策として低めの耐電流のヒューズを挿入しておくのも忘れてはならない。できれば瞬時停電時のことを考慮して、耐電圧25V 330μF 程度のDCコンデンサーも挿入しておきたい。

つぎに、電源の切替装置については、いわゆるレース用のキルスイッチ式の切替だと瞬時断線が発生するので、アクセサリー機器のメモリーが飛ぶ可能性がある。つまり、別電源を並列で投入した後に車載バッテリーのマイナス端子を絶縁する「手間」が避けられない。

22249_ この手間を電子的に制御しようとすると、それぞれの電源容量がまるで違うのと、バッテリーターミナルの堅牢なケーブルの取り回しが現実的には不可能だ。

そこで、[日用工房]の非常用照明のバッテリー電源端子にも使用している、バッテリー直結の「手動キルスイッチ(実際にはダイヤルを緩める)」を用いることにする。

<入庫時>
【12V DC 外部電源接続 ON(車載バッテリーと並列接続 ON)】
   ↓
【車載バッテリーキルスイッチ OFF】
   ↓ (この間約3秒)
【外部電源独立 ON(車載バッテリー OFF】

<出庫時>
【車載バッテリーキルスイッチ ON
   ↓
【車載バッテリー接続 ON(12V DC 外部電源並列接続 ON)】
   ↓ (この間約3秒)
【外部電源 OFF(車載バッテリー独立 ON)】

この操作を徹底すれば何かの不測の事態が発生して、[LC/80]を数週間動かせなくてもバッテリー上がりを心配することがない。何よりも、日常的に出庫時は常にほぼ満充電状態でセルモーターを起動させることができるのが心地良い。

・・・つづくもどる

2022年12月 9日 (金)

卓上ガスコンロ:カセットガスコンロを再考する

02_ 我が家でカセットガスコンロを使い出したのは、東京赴任先の住居で使用していたものを持ち帰った15年ほど前からだ。その後、非常用として[日用工房]にも常備してあるが、卓上で煮炊きものをする際にはこれを使用するのがお決まりになっていた。

しかしながらカセットガスの備蓄はあまり大量に保管することができないため、特に冬場は頻繁に買い置きの機会が増える。しかも、調理中にガス切れでボンベを入れ替えたり、使用後に仕舞い込む前にボンベを外す手間を考えると、思うほど手軽とは言えない気もする。

折しも、イワタニ製の純正カセットガスボンベの価格が急騰しているようなので、流し台の奥から15年以上保管してあった都市ガス用の古い一口コンロを出してきた。22252_ところが五徳廻りの掃除が不十分のままの保管だったことから、煮汁による腐食がコンロ全体に及んでいた。

今朝、[日用工房]で手入れを試みたが、さすがに使用に際しての安全性にかなり疑問がありそうなので、思い切って一口コンロを注文することになった。

そもそも、我が家のダイニングの壁にはガスコンセントが備わっているので、短いガスホースで卓上一口コンロが使用できるようになっている。

従って、あえてカセットガスコンロを使用するメリットは、ガスホースを丸めて仕舞う手間が省けるだけのことだ。しかも、カセットボンベ1本分を都市ガス代に換算する100円程度で、IH卓上コンロ(1.4kW)ならば130円になるので、都市ガスはもっとも経済的だ。

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2022年12月 5日 (月)

心に残る今年一年の出来事

03_
[LC/80中期]
2年越しの修理懸案事項だった、「オイル漏れ対策」でエンジンドライブシャフトのミッション側シール交換を終えたことと、運転席パワーシートの2回目修理でモーターアッセンブリー一式を交換できたことだ。

[お気に入り]
カメラや顕微鏡のレンズものの追加補充も一段落して、本来の使用目的に専念できる体制が整った、いわゆる安定期に入った気がする。そこで仕事場に備えた逸品の「お茶道具」で煎茶をたしなむことの充実感をしみじみと味わっている。

[つぶやき]
持論だが、中国北京由来の「PM2.5」の監視と対策を怠らなければ、呼吸器系の健康被害を最小限に抑えることができると思っている。そして、その検証にある程度の自信を得たので、この先も本件を健康維持の基本としようと考えている。

[アイス&インラインスケート]
一年前の上腕骨折で本年はおやすみ。12月には再開の予定であったが、仕事の関係で気を抜けない年末になるので、万が一のことを考慮して来年から再開することにした。

[ミシン工房]
これといった作品はないが、日常の繕い、裾上げ、詰めなどに2台のミシンがそれなり稼働している。それぞれのメンテナンスは怠らないので、いつでも心地良く言うことを聞いてくれる。

[日用工房]
何といっても[LC/80ガレージ]とセットで移転・引越しに際して、一連の準備から完成までに要した日数は半端ではない。何せ、今年の仕事量を2割程度調整したくらいで、来年はその分を取り戻さねばならない。

[自転車]
2017年の年末に電動自転車[YAMAHA PAS minä]を購入し、その後2020年の10月に細君用の[エアロバイクの2代目]がやってきた。それ以来になるが、今年の夏に三本ローラー台専用の[シングルスピード]を設置して、トレーニング用の自転車が[BD-1]からこれに取って代わった。

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2022年11月28日 (月)

スケート再開まぢか:歩行トレーニングで最終調整

05_ 22245_ 40年くらい続いている同級生「五人会」の案内が今年もやってきた。昨年は有馬温泉で日帰り会食だったが、今回は大阪市内を2時間ほど散策した後、天満橋の八軒屋浜の料理屋で会食を行うとのことだ。

仲間の一人が近畿圏の文化や歴史に詳しく、観光案内ボランティアも務めるほどなので、毎度のことながら単なる物見遊山では終わらない。当日は若干の手荷物もあり、バッグを背負っての1年ぶりの本格的なウォーキングにしようと思い、倉庫から古いヒップバッグを出してきた。

重心の低いヒップバッグなので歩行への影響は少ないと思うが、久しぶりの使用なので「五人会」当日へ向けて足慣らしの準備を始めた。近所への外出時はこれを装着してスケート再開のバランス歩行トレーニングを兼ねている。

このタイプのバッグは2輪車(オートバイ&自転車)の走行時に上体のバランスを崩すことがなく、背中の排熱効率が良い。手元の実際の製品は20年前のものになるが、現在も写真のとほとんど仕様が同じだ。

さて、このバッグはこれまで主にカメラバッグとして利用していたので、長時間のウォーキングで問題がないかどうか、「五人会」当日までに十分な試し歩行を重ねてみようと思う。

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2022.12.01
★ ガラストップ製ヘルスメーター

22247_ 仕事場に設置してあるヘルスメータは、6年以上前に購入した「ガラストップ製」だが、いつまでも美しく清潔感があふれる。そこで、[日用工房]へ移設した三本ローラー台の傍にも、超シンプルな機能のガラストップ製ヘルスメータを置くことにした。

トレーニング前後の体重変化で発汗量がわかる。[日用工房]の室温が10℃前後だと、扇風機を回しながら1時間の発汗量は400~500mL程度だったが、室温が5℃前後になるとさすがに扇風機は不要だ。

こうなると、我が家で日々稼働中のハンディーマッサージャー(細君用、筆者用、予備)のうち、予備の1台も[日用工房]へ持って行くことにした。

最近ではこのタイプのマッサージャーを見かけないので大切に使用している。電子制御の振動モーターは意外と耐久性があるようで調子が良い。そして、消耗品のパッドは現在もメーカーで補充パーツとして販売されているのがうれしい。

使用中のものはグリップ部分の印刷ロゴが薄くなってきたので保護シールを貼って使用している。その点、予備のものを見ると、こんなにきれいだったのかと驚く。

22246_-hm165 このマッサージャーはこの一年間の左上腕骨折後のリハビリにも大活躍したので、他の健康器具に比べてことのほか思い入れがある。これはもう医療器具の類いではないかと思っている次第だ。

ただし、左上腕廻りのリハビリの通院で、より専門的なマッサージやストレッチの指導を受けたことが、このマッサージャーを効果的に使用できるようになったことと無関係ではないと思う。

いずれにせよ、この歳で身体機能の回復と増強を自覚できるようになったことは、この先への自信につながる。70歳の転機/80歳の壁/90歳の満足を目指すならば、現在の時期はことさら健康管理を充実させたい。

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★ バックランジというエネルギー消費に効果的なスクワット

どこでもできて、ほとんど準備が不用なスクワットに「バックランジ」というものを知った。

 1)足を揃えて立ち、片足を大きく後ろへ出す。
 2)上体はまっすぐにしたまま、股関節と膝を曲げていく。
 3)膝を90度まで曲げたら、後ろ足で床を蹴って元の姿勢に戻る。

<ポイント>
 ・引き足スタート時の荷重配分は7割以上前足(軸足)にかける
 ・姿勢バランスは前足片方で維持する
 ・上体の左右のぐらつきの抑えを常に意識する

22250_ ポイントからわかるように、このスクワットはスケートの滑走における基礎的な下半身の筋力とバランス感覚を養うのにもってこいの運動になる。

初心者がもっとも難しく感じるのは、後ろ引き足を浮かすように伸ばす動作だと思うが、これはいわゆる「軸足」という概念がない歩行しかしていない場合に起こる。

よりスケートらしい姿勢を意識するならば、これのアレンジ版として「サイドランジ」というものもある。ただし、こちらはそれなりの床スペースが必要になるのと、フォームの確認には鏡があった方が良い気がする。

○ このスクワットはおなかの脂肪燃焼に効果的らしい

おなか廻りの脂肪を気にする人は、一度は「腹筋トレーニング」を試みたことがあると思う。しかし、腹筋に特化したトレーニングは、腹筋力を鍛えることには効果的だが、脂肪を減らすほどのエネルギー代謝を伴わないのが定説になっている。

その意味では、「バックランジ」は腹・背筋を適度に刺激しつつ、運動中のエネルギー代謝量は一般的な「腹筋トレーニング」の数倍にも及ぶらしい。

ただし、あくまでも筆者の感想だが、膝関節への負荷が相当あるように思えるので、軽いジョギングをこなせる程度の下半身の基礎体力が整っていないと、きれいな姿勢を維持することが難しいかもしれない。

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2022年11月24日 (木)

伊勢物語 絵になる男の一代記:中之島香雪美術館

02_ 22243_ 細君に連れられて表題の絵物語の作品を鑑賞してきた。毎回のことだが来客を気にせずに、存分に作品の鑑賞ができるところが良い。

作品の中心人物は「在原業平」で、本美術館は「伊勢物語」に関わる重要な色紙絵と写本を多数所蔵している。

この種の作品はこれまでにも何度も鑑賞の機会があったので、そろそろ題名と絵柄の関連性がわかってきた気がする。

本企画の副題が「謎多き恋多き最古の歌物語」となっていることの深意がようやく理解できてきた。

木戸を叩いて女のもとへ男が訪れるのは「夕刻」で、立ち去るのは「朝方」という余韻を感じさせる庵のセットが会場の出口休憩所に設置してある。

来客者のほとんどは女性なので、このセットが意味するところは容易く理解できるものと思うが、少なくとも数分間は立ち止まらないと全シーンを確認することができない。

なかなか凝った大人の趣が感じられる演出だと思う。

念のために、この場所だけは撮影が許可されている旨の表示があったので、素直にそのとおりにさせてもらったが、実のところ上記の演出の解釈に気付いたのは画像を編集している最中だった筆者は無粋な男だ。

ということで、「伊勢物語」を語るほど知識のないものとしては、文章は控えめにして演出セットの画像に重きを置きたい。例によって、画像を2回クリックすると最大画面で空の色や庭の様子などの変化を楽しめる。

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2022年11月23日 (水)

ソニー アクションカム HDR-AS15 フルセット

02_ 22242_ アクションカム[HDR-AS15]のフルセット(外付けLCDユニット込み)を入手した。未使用の自転車ハンドルの固定マウント VCT-HM1 も付属していたが、走行しながら動画を撮る予定はない。

通常動画の固定撮影であれば、ハンディカムのコンパクトモデルの方がレンズや録画性能は優れるので、これを三脚に据えれば事足りる。

スマートフォンを持っていれば、これ自身のカメラ機能を含めてWi-Fi接続機器の選択肢が多数ありそうな気がするが、当面はガラケー派なのでそう簡単ではない。

アクションカムはその名のとおり、動きながら被写体を逃さない超広角レンズでしかも圧倒的にブレに強い。今後は身体に付けて足の動きもチェックすることを試してみたくて、オールマイティ定番物として本製品を選択した。

まあ、よくあるゴルフのスイングフォームをハイビジョンビデオカメラで自撮りして、スローで再生しながらうんちくを語っているようなものだ。

今回これを入手した動機は「前回の記事」にあるように、広角(広範囲)ハイビジョン60コマ動画撮影を、手軽に撮影する機材としてなのだが、実際に製品を手にしてみると想像以上にコンパクトなのには驚く。

リストバンドに一体化されたライブビューモニターの方が本体よりも嵩張って見えるところがおもしろい。

完全防水ケースや接着マウント類の標準アクセサリーおよびライブビューリモコンと外部接続LCDモニターなどが一式簡易防水バッグに収まる。自転車ハンドル固定マウントは完全防水ケースと外部接続LCDモニターケースの固定ネジを使用するので、本体単独での取付はできない。

外部接続LCDモニターは2.7インチでハンディカムと同じ大きさで、ケースの寸法はこれで決まるようだ。モニターは本体から給電されるようで、ケースに収めることで専用の映像出力端子が接続されるようになっている。

ライブビューリモコンおよび2.7インチLCDモニターの液晶表示はきれいだ。とにかく映るではなく眺めていて楽しい。このあたりのことは何年も前にレビュー動画が公開され尽くしているので本文では割愛する。

本製品一式は隣町のマリンスポーツ愛好のオーナーから譲り受けたもので、本体と完全防水ケース以外の付属品・オプション品が未開封の状態だった。一度使用したままの保管品ということで、本体ファームウエアーは更新済みだが、2014年以降のリモコンファームウエアーは未更新だった。(昨日更新済み)

リチウムイオン電池とmicroSDカードは交換してくださいとのメッセージに従い、これらはすでに準備しておいたが、現状品でも十分に使用できそうなので、しばらくはこのまま試してみようと思う。

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★ 一通りの設定を完了してどの組合わせで使用するか
公園での録画再生確認の容易性から、インラインスケートの練習機材としては外部接続LCDモニターケースに収めて持ち歩くのが便利なようだ。ライブビューリモコンは滑走中は確認しづらいのでなくてもよさそうだが、画角の滑走範囲を見極めるためには便利なので、最下段の画像のセットを基本とする。

一般的には外部モニターとしてWi-Fiで連動する「スマホ」は誰しもが必携なので、あえてモニターケースに収める必要はないのだが、筆者は2026年までガラケー通話オンリーの予定なので、このような場合には荷物が増える。

実際の固定撮影は自転車の前かごに携帯三脚で立てておくだけのことで、付属品のハンドル用固定マウントまでは必要ない。一見すると前かごに小ぶりのハンディカムを設置しているような姿になる。カメラの画角から外れて滑ることはないので、常時監視しながら録画を行う予定だ。

公園という半ば閉ざされた公道での犯罪発生率は一般公道よりもはるかに高い。従って、犯罪を誘発する行動も控えなければならない。これまでに、自転車脇に揃えて置いていたスニーカーを盗まれた経験があるが、仲間うちの情報では予備のスケートブーツ一式を盗まれた話はあとを絶たない。

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2022.12.01
★ 卓上三脚をはじめて試したが旧製品は問題あり
22248_ おそらく20年近く保管したままの卓上三脚をカメラ庫の引出の奥から探してきた(写真上)。かつてはこの種のカメラメーカーの製品は、通常の三脚をそのままコンパクトにした構造だが、パーツの強度と精度は決して良くないようだ。

無論のこと、この卓上三脚でカメラと称するものを実際に装着したことはないが、何かの役に立つだろうとの思いでかつてついでに購入したものの気がする。

さて、今回は外部モニターケースに収めた「アクションカム」本体に、三脚&グリップ代わりにこれを装着してみたが、1/4ネジの固定度が甘くてしかも固定ネジ盤が摺り回し方式なので、カメラ底部にキズが付きそうな具合だ。

ということで、保管品の卓上三脚は廃棄することにして、昨今の新しい多機能小型三脚を購入した。脚を閉じると持ちやすいグリップになる仕様はこの種の製品に共通しているようで、旧製品の時代にはなかった発想だ(写真下)。

この種の三脚はスマートフォンの自撮り対応になっているものが多く、いわゆるカメラ専用という製品が少ない中で、もっとも小型/シンプルかつ堅牢なものを選んだが、これならば「アクションカム」に似合いそうだ。

しかも、三脚の開脚度が大きいので安定性も向上している。ただし、高さ調整機能は旧製品のように脚が伸びるわけではないので注意が必要だ。

いずれにしても、脚を閉じた後のグリップ感が非常に良いので、「Nikon 1」にも使用できそうな気がする。カメラの三脚は中判カメラ対応の[ベルボン-ワンクイック]と日常使いの「ベルボン 一脚」の2台で落ち着いているが、これをデジカメ用三脚ラインナップに加えることにした。

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2022年11月21日 (月)

インラインスケート再開準備:気になる録画機材

05_ スケートブーツを最後に履いてから約1年間のブランクがあったので、先月から本格的に体力面でのトレーニングを行い、まだ持続力と柔軟性では不十分ながらバランス感覚の取り戻しは順調だと思っている。

この先はより効率的に一年前のスキルを復活・上達させるために、フォームを客観的にチェックできるようにしたいと思う。これは長年の課題であったが、具体的にデジカメ動画で撮影したデータを何度か確認したことがある。

ただし、固定カメラの状態では画角の範囲で滑り廻るには限界があり、本来ならば補助の撮影者が必要なことを実感した。そこで、何とか画角の広い広角レンズでハイビジョン画質の動画撮影が簡単(小型/軽量)にできる機材を模索していた。

そしてたどり着いたのが、昨今は一般的になってきた「アクションカメラ」で、画角が170°前後まで対応しているものだと、公園内道路の脇に停めた自転車のハンドルに固定しておけば、スラロームのフォームはおよそ録画できそうだ。もっとも、画角の両端を何度か確認しながら滑走範囲を把握する必要がある。

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★ ソニー製の「アクションカム」が生産を終了しているようだ
22241_ アクションカメラでは「GoPro/DJI POCKET/Insta360」が世界の主流になった現在では、2012年の[HDR-AS15]から2016年の[HDR-AS300]まで6種の新製品を販売してきた「ソニーアクションカム」が製造を終了してから久しい。

画像上部のホワイトの製品が最終版の[HDR-AS300]で、一連の本製品の特徴である、Wi-Fiリアルビューモニターが分離されているため、本体が非常に軽くて録画状態(画角範囲)の確認が瞬時に行える。

一方で、初期型のブラックの製品[HDR-AS15]には、先のWi-Fiリアルビューモニターに加えて、ハンディカム風の液晶モニターが装着できる専用端子が用意されていた。これだと、自撮りの表情確認が容易で、女性には評価が高いと思われる。

いずれにしても、ソニー製の「アクションカム」は、「GoPro/DJI POCKET/Insta360」とは一線を画した日本製品として評価していた。

たとえば、屋外ではDC電源から、屋内ではAC電源からUSB給電しながら長時間録画が可能な機能を備えた優れものだが、時代の流れには乗りきれない面があった感がする。

特に、液晶モニター装着の[HDR-AS15]はポケットに入るミニハンディカムで、今後ともこのような製品は海外製のおもちゃを除けば、手に入れることはできない貴重なもののように思う。

各種取付アタッチメントと完全防水アクリルケースが標準装備というのも、マリンスポーツ時の使用にただならぬ積極性が感じられ、一貫してカールツァイスレンズを採用しているあたりは個人的には好感が持てる。

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★[HDR-AS15]と[HDR-AS300]の比較
初期型と最終版とでは約4年の期間をおいているが、当然ながらその4年間で随所に改良が加えられているものと想像していた。

2012年10月発売 HDR-AS15(初期型)
2013年10月発売 HDR-AS30V
2014年 3月発売 HDR-AS100V
2015年 3月発売 HDR-AS200V
2016年 3月発売 HDR-AS50
2016年 6月発売 HDR-AS300(最終版)

表題の2機種について、1920×1080/60P のいわゆるハイビジョン動画撮影を主体に、主な仕様を比較表にしてみたところ意外な事実がわかった。

おそらく、アクションカムはソニーのビデオカメラ技術の副産物であることから、初期型の[HDR-AS15]でほぼ完成版として、基本性能面では改良の余地がない製品と判断しても良さそうな気がする。

むしろ、「CMOSセンサー/レンズ/入出力端子」の比較では、初期型の方が品質コストが高い気がする。それを補完する意味で、最終版までにGPS機能やWi-FiのNFC機能などを追加しているが、その分だけ消費電力が上がっている可能性もある。

            ソニー アクションカムの初期型と最終版の主要な仕様比較
22240a_






















最終版[HDR-AS300]でもっとも評価できる点はおそらく手ぶれ補正が「電子式」から「光学式」に改良されていることで、ハンディカムレベルの追従反応の良さが備わっていると推察する。その名のとおり、アクション操作性の改良かと思う。そのことを優先した結果、レンズ格納部の容積が大きくなっているのがわかる。

・・・つづくもどる

2022年11月14日 (月)

絵師「住吉 廣行」の作品

02_ 22238_ この時季の「京都/奈良」へ土日に車で出向く先は混雑があたりまえがだ、7月には京都「相国寺」の「承天閣美術館」で周りの雑踏とは異次元のひとときを過ごした。

そして先日は奈良「大和文華館」で、エントランスの様子からもわかるように、信じられないくらい静かな空間で細君と二人で「やまと絵」を鑑賞してきた。

すべての作品の前面ガラスに鼻先を付けるように近づいて、時には1分間くらい立ち止まっていても問題のない人数で、さすがにここでは単眼スコープは必要なかった。

単眼スコープだと実物の縮尺がわからなくなるが、裸眼で目をこらすと「やまと絵」に類する日本画の場合には、信じられない細筆をもちいて途方もない時間を費やしているのがわかる。

日本の文化遺産に共通するのは集中力と持続力のたまものという雰囲気を見ることが多い。西洋のガラスと貴金属に対して、日本の陶磁器と木/漆という対照的な素材は、一見恒久的な保存性に劣る気がするものの、実際のところは想像以上に耐久性がある。

「やまと絵」や日本画に使用される「和紙/(岩)絵の具」についても同様のことが言えるようで、今回の絵師「住吉 廣行」の約200年前の作品は、まるで近代日本画の巨匠の作品のような発色の保存状態には驚く。

・・・つづく(もどる

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