Wild Turkey 8YEARS(Bourbon)1000ml:バーボンウイスキーの定番もの
在庫残りの[ 700ml]5本と[Hennessy VSOP 1000ml]2本でおフランスのブランデーは見切りをつけることにしたので、シングルモルトスコッチの[グレンドロナック12年]がメインに切り替わる予感がする昨今だ。
一方で、バーボンウイスキーが一般的にお手頃品なのが魅力的だと知ったのは、[Four Roses]並行輸入品を知ってからだが、もう少し個性的なものを試そうと注文したのが[Wild Turkey 8YEARS]になる。右のマップの中央付近の位置付けだ。
まあ、おフランスのブランデーからすると、新大陸であおる雑穀の焼酎並みと称される一面もあり、北欧スコットランド地方からみれば、ウォッカのアメリカ版と言われるような安酒ともとれるものの、この商品はいわゆるシングルモルトに類するピュアーな8年ものだ。
要するに味わって良ければそれがすべてだと考える、合理主義で選んだ一品になる。こちらの商品も原産地ボトリングの並行輸入品が無難だと思うので、国内ではあまり見かけない1000mlボトルを試しに1本注文してみた。
あれこれと食卓に並べた小分けした洋酒類を眺めていると、3本ある「200mlフラン瓶」が不足してきたのであと3本くらい欲しいところだ。偶然にも近所にIWAKI代理店があったので、早々に注文したところだが、フラン瓶1本でもおそらく決別したおフランスのブランデーより高いと思う。
それはそれとして、[Wild Turkey 8YEARS]の実用性本意のボトルデザインにもそれとわかる品のなさには少々困ったもので、このあたりはバーボンに共通した野蛮さが臭う。もっとも、小分けしたフラン瓶でグラスに注ぐのを楽しんでいるので、筆者とすればボトルはガラス瓶であれば何でもよい。
★ Wild Turkey 8YEARS 試飲
試飲とはいえダブルのストレートでいただいたが、想像していた無骨な風味ではなく繊細でバランスの良い甘口という印象だ。上記のマップによると決してスイートという領域ではないので、筆者がそもそも辛口寄りの舌をもっている結果かもしれない。
結論から言うと、バーボンウイスキーは[Four Roses]よりも断然[Wild Turkey 8YEARS]が好みだ。そして、おフランスのコニャックの追加購入から決別して、バーボンに鞍替えしても何ら不自由はない気がする。ちなみに、バーボンは一般的にアルコール度数が高く、本品も50.5度という強さだがその刺激を全く感じさせない熟成度が心地よい。
★ IWAKI製 フラン瓶の功罪
数年前に偶然手に入れた「フラン瓶3本」だが、保管品をご厚意で譲り受けたのでその価格についてはきわめて無頓着だった。しかしながら、いざ追加で購入しようとすればさすがに試験用器具ということで、個人ではその購入手続きの敷居が高い。
この種の製品はメーカーの完全受注生産のようで、オーダー最小単位(本製品は10本)で販売代理店が発注・買い取り後にユーザーへ納品されるため、よほど特別な理由がない限りキャンセルができないのと、掛け売りになるのでユーザーは基本的に法人であることが要求される。
フラン瓶の現物を手にすることがなければ、「Made in Japan」の注文工業製品だけに、おそらく自前で購入することはなかったと思う。それは、絶対的に新品でなければならないことにもよる。この一見無意味な贅沢も、かつてのご婦人方が愛用した「香水瓶」のことを思えば、それは比較にならないお手頃価格でコストパフォーマンスの優れものだ。
2025.08.10
★ 新しいバーボンウイスキーが到着する
テネシーの姪の住まいへ夏休みで1ヶ月旅行していた筆者の妹が「Jack Daniel's」の工場見学に出かけて、そこでお土産を1本持ち帰ってきたらしい。まもなく頂戴することになるので楽しみだ。昨年3月にアサヒビールの販売契約が終了して、現在は直輸入品が国内でも安価に入手できるきわめて「まじめ」なバーボンだ。安価で大量のバーボンが消費される地域性と歴史の影響がそのまま国内の円安や物価上昇のあおりをものともせず庶民の味方としての代表格のバーボンだ。
在庫のブランデー&ウイスキーを小分けするフラン瓶だが、手持ちの3本では廻りきらないので注文した10本入りの箱を開封して、とりあえず「Jack Daniel's」を含めて合計5本を食卓に並べて楽しもうと思う。
★ Jack Daniel's Sigle Barrel
炭でろ過して蒸溜されたバーボンより高品質とされる、テネシーウイスキーだ。実際の品はウイスキーグラスセットのお土産用ということで、ありがたく頂戴した。蒸留所のガイドの話によると、主原料はトウモロコシだがバーボンではなくアメリカンウイスキーの定義にかなうものらしい。
アルコール47℃という仕様は明らかにトウモロコシを原料とする特性だが、呼び名がどうあれ口にした結果がすべてなので、このあたりの定義はどうでもよい。もっとも一般的な[オールドNO.7]の倍以上の価格だが、そこまでのコストパフォーマンスが得られるのかどうか、来月の開封がたのしみだ。
★ Royal Salute 21(緑瓶)が棚の奥から出てきた
10年以上前に息子がイギリスから持ち帰った品だが、大げさな箱の中にベルベットの袋に入ってこのスコッチが出てきた。ただし開封済みなので、あまり感動がなかったせいで棚の奥に忘れていた可能性が高い。
この頃は[The Macallan 12years]一筋だったので、おそらくこれには到底太刀打ちできない平凡さだった気がする。いずれにしても当時を思い出して、残りを干してみようと思うが、かなりの落胆を覚悟した方が良さそうだ。
シーバスリーガルと密接な関連性のある発祥だが、やはりスコッチを名乗るのはどうかと思うような気がしたのを思い出した。げすな評価だが、名前とボトルデザインがそもそも気に入らない、きわめて個人的な印象のスコッチだ。
・・・つづく(もどる)
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